餐厅信息
细节
| 店名 |
HATSUNEYA GARDEN（HATSUNEYA GARDEN）
|
|---|---|
| 类型 | 法式、法式小酒馆 |
| 预约・查询 |
049-222-2300 |
| 预约可/不可 |
可预订
お電話・メールでの空き状況をお問合せ下さい |
| 地址 |
埼玉県川越市元町1-9-8 |
| 交通方式 |
从JR川越线・东武东上线“川越”站东口乘坐东武巴士，在“札之辻”巴士站下车徒步1分钟。从西武新宿线本川越站徒步约15分钟。 距離本川越 1,185 米 |
| 营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化，因此请在参观前与餐厅联系。 |
| 预算 |
￥6,000～￥7,999 ￥3,000～￥3,999 |
| 预算（评价总数） |
￥8,000～￥9,999
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| 付款方式 |
可使用卡 （JCB、AMEX、VISA、Master、Diners） 无使用电子钱 |
| 服务费收费 |
サービス料、チャージ料なし |
座位、设备
| 座位数 |
15 Seats |
|---|---|
| 个人包厢 |
可能的 可容纳2人、可容纳4人、可容纳6人、可容纳8人 有可容纳20人的半包间 |
| 包场 |
可能的 可容纳50人以上 |
| 禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 有吸烟空间 |
| 停车场 |
可能的 有8个 |
| 空间、设备 |
时尚的空间,平静的空间,座位宽敞 |
菜单
| 酒水 |
有日本清酒,有烧酒,有葡萄酒,有鸡尾酒饮料 |
|---|---|
| 料理 |
对蔬菜菜式讲究,对鱼类料理讲究 |
特点 - 相关信息
| 此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
|---|---|
| 位置 |
风景优美,神秘不为人知的餐厅,家庭式餐厅 |
| 服务 |
可提供两个半小时以上的聚会,可提供庆祝・惊喜的服务,提供外带服务 |
| 关于儿童 |
接待儿童(接待婴儿,接待学龄前儿童,接待小学生),提供儿童菜单,接待婴儿推车
可与儿童同行有儿童座椅和婴儿床有儿童菜单 |
| 服装规定 |
没有特别设置，请随意光临。 |
| 网站 | |
| 开店日 |
2013.3.10 |
| 备注 |
晚餐是截止到前一天 (19:00) 的预约制请不要客气随时咨询包租的介绍也有很多，期待您的提前预约。 |
「ならいっけ」の冬が終わり、ぴいぴいと何処ん家の赤ちゃんの夜泣きだかと思ったら、川向こうの山の鹿の遠音だったというのが伊豆の南端の実家での「春の音連れ」のことで。
それでもって、遠慮がちに不器用に啼く鶯の初音よりは
風と日光に反応する磯鵯の高調子に季節の移ろいを感じるのが、私の好きな伊豆の春。
つまるところ、私は変化球に弱いのだ。
平日にもかかわらずごった返す川越。
行けども行けども駐車場が見つからず、とうとう市役所に停めることに。
それでも道すがら、街をそぞろ歩くうちにモンブランの美味しそうなお店を見つけては
お昼の後に行こうよねと心に決めてかかっていた。
VANITOY BAGELを出て歩く途中、小路を行けば、何ともゆかしいファザードを見つけた。
表玄関前の品書きには、栗をまるで削り節のようにして頂から纏ったモンブランの案内書き。
「・・・ここ、ここがいい」
変化球に引っかかった。
テラス席へ腰を下ろす。
お願いしたのはモンブランと紅茶のセット。
給仕をしてくれる方の身なりと、静かでゆったりとしたしたサービスが心地よい。
ほんのり傾く午後の日差しの先には、川越祭りの山車が収まる。
日差しの下にお目見えしたモンブラン。
お早めにお召し上がりくださいと言われた意味は、口にして分かった、土台のメレンゲ以外は儚い生クリーム。
外側は上等なマロンクリーム、栗の削り節がはらはらとふんだんに散りばめられる。
ポットの紅茶をこくこくっと注いだら、いただきます。
儚い食感、そして小振りなのに、しなやかで確かな栗の味わい。
古い建物、どこか懐かしさがあるのは伊豆の南端にある実家（築約170年）と同じような時間の中にあったからなのだろうか。
通りを行く人は、着付けてもらったであろう貸衣装で嬉しそうだ。レースの着物が最近の若い人の流行のようだ、これ私も着てみたいな。
そうだ、昨年私のところに来た笹模様の一重の着物を未だ下ろしてなかったから、次はこれに朱色の名古屋帯を合わせよう。そんでもって、こないだ買った若草色の帯締めにしよう。
表の席の脇から入る奥まった席は古の料亭だったところ。
初音屋の屋号は幕末維新の昔だそうだ。
松本のヒカリヤ ニシの雰囲気にも、通じる。
光屋さんはアルプスの夕映えの向こうの遥かな光だったが
この初音屋さんは春の嫋やかな光をいっぱいに感じる。
想い出話をしながらゆったりと贅沢に時を重ねてご馳走さま。
春の日差しを楽しめる季節はあと僅か。
今年の春の連休は、どこでどう過ごそうか。特に遠くなんかに行かなくてもいいから。
そんな計画を、のんびりと立てながら。