官方消息
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砂糖を全く加えない、小豆と糯米の底力!
埼玉県鴻巣から北へ離れた、旧川里村。
古い集落の一角で餅菓子のお店を営む、「田嶋菓子舖」さんへ。
此処には、ご当地ならではの餅菓子がふたつ。
ひとつは、どっちのケンミンショーなどマスコミでも幾度となく取り上げる「いが饅頭」。
小豆の餡子が入った饅頭を、わざわざ糯米おこわで包んだ代物。
近隣の農家では、祝いの席には今でも欠かせないらしく、まとまった予約も入るとか。
そして、もうひとつ。
搗きたての餅で、小豆餡を包んだ「塩あんびん」(160円)。
何それ、写真で見る限り大福でしょ?
いやいや、そうじゃないんです。
小豆餡にも餅にも、一切甘さがないから凄い。
今日は、普段2個入りパックが320円なのだけど、半額の160円で昨日搗いた奴が売っていた。
なるほど、近くにある「花久の里」のラベルが貼ってある。
ここのところの騒動で、みんな出控えムードだから残っちゃったかな?
よし、私が買って助けてあげましょう。
餅菓子なんて、日にちが経ったら値打ちないでしょ・・
たしかに、かちかちこちこち!
いやいや、でもね、これをオーブントースターでこんがり焼いて。
3分ほどでこんがり焼けて、柔らかく、香ばしく焦げた塩餡瓶の出来上がり。
まさに、こんがり焦げ目のついた焼き餅に変身!
あちちっ!
餅は、搗きたてのふっくらした状態に。
こうしてこんがりさせてみたら、塩っぱい餡がとても合う。
餅本来の、お米そのものの旨さ。
それに、小豆を丁寧に炊いた豆本来の旨さ。
素朴なもの同士の出会いが、なんとも素晴らしい、郷土埼玉の伝統の味覚ですね。
みたらし団子、きな粉の草もち、塩あんびん、いがまんじゅう。
埼玉北東部に伝わる素朴な餅菓子を日々作って売る、田嶋製菓舗さん。
旧川里村の田園地帯にある小さなお店には、近くに来るたびに立ち寄っています。
カウンター越しに、出来立ての餅菓子がパックに詰められ、山積みに。
こういう訴求をされると、ついつい買い込んでしまいます。
みたらし団子は、しっかり香ばしい焼き目の入った本格派。
埼玉県産のうるち米を中心に使うのだと。
草もち。
上新粉なので、謂わば草団子。
きな粉がついているので、振りかけて、まぶして。
お米の旨さ、蓬の香り、ネチッ!とした歯応えとともに、素朴な旨さを堪能します。
草大福(@110)。
これも上新粉なのだけど、まるでもち米が入っているかのような、柔らかい伸びがあります。
蓬は春の香り。
餡の甘さが上質。
これなら何個でもイケちゃいます。
塩あんびん、いがまんじゅうは、埼北ふるさとの味。
素材の持つ素朴さと力強さが身上ですね。
いがまんじゅうは埼玉ご当地だけのものかと思いきや、意外と中部、近畿に広くあるもの。
でも、赤飯を饅頭の表面一面にまとわり付けるこのスタイルは、紛れもないご当地オリジナルと言えそうです。
「昔、米が手に入らなかった頃に、小麦のまんじゅうは安上がりだったからな、まあ、代用食だんべ」なんて、地元の声もありますが、話の真偽は如何に?
お店には、次々に何処からかお客さんがやって来ては、好きなものを買い求めています。
お店の立地は、ちょうど行田、鴻巣、羽生などからの中間地点。
クルマ社会の埼玉北部ですから、実際に旨いものを作り、口コミでどんどん噂が広がるならば、こういう立地が、逆に広域集客の強みになっているのかも知れませんね。
不思議な不思議なご当地名物!もちもち赤飯で包んだ「いが饅頭」。
どこまでも続く田園に、古い農家の屋敷林。
埼玉県鴻巣の、旧川里村エリアというのは、そんな長閑な場所です。
行田にも近い小さな集落に訪ねた「田嶋製菓舗」さん。
主要県道から少し入った場所にもかかわらず、馴染み客が引きも切らずにやって来ます。
最近建て直したという建物は、まだ新築の部類。
店内には、看板商品の餅菓子のほか、平台には煎餅など仕入れ商品も堆く積まれています。
この田嶋さんが立地する埼玉北東部の餅菓子というと、ご当地ならではの変わり種が二つ。
ひとつは甘くない大福「塩あんびん」というもの。
もう一つが、最近「秘密のケンミンショー」などでも取り上げられたという「いがまんじゅう」というとても変わった饅頭です。
「塩あんびん」は、二つ入りのパックが360円(@180円)。
一つの大きさが見るからに大きくて、ずっしり重い。
二つにちぎってみたら、その片割れでも十分、大きめの大福餅くらいの大きさがあります。
ちぎるとき、餡がほろほろと崩れてくる。
餡は、砂糖や液糖など一切使わず、小豆だけで練り上げた粒餡状もの。
質の良い餡子を譬えるのに「豆の味が深い」などと言うけれど、これはそんなものじゃない。
とにかく、豆そのものだから、誤魔化しが効かないんじゃないか。
餅にも、砂糖は使っていないと思います。
頬張ると、もっちりとした餅、ほろほろの餡。
もち米の味、要はお米の味、そして小豆のコクをダイレクトに感じる滋味深い味。
甘くない大福なんて、好き嫌いは凄くあると思いますが、ご当地の誇る素晴らしい餅菓子です。
そして、噂の「いがまんじゅう」。
こちらはちゃんと甘い、漉し餡たっぷりのお饅頭。
あろうことか、このふかふか饅頭を、もっちり赤飯で包み、金胡麻を塗してあります。
此処の赤飯は材料も良いと見えて、もっちり具合が凄い。
この「いがまん」とは逆に、赤飯を饅頭皮で包んでしまうのが赤飯饅頭で、これもあまりポピュラーなものではないとはいえ、あちこちで見かけますね。
戦後、今のご主人のお祖父さんが始めて以来のご商売。
ご当地ものブームともいうべき昨今ですが、どうか変わらずに、本物を作り続けていただきたいものですね。
店名 |
Tajima Seika
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类型 | 日式点心 |
预约・查询 |
048-569-0054 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
埼玉県鴻巣市北根1639 |
营业时间 |
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预算 |
~¥999 |
预算(评价总数) |
~¥999
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付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 无使用二維码支付 |
个人包厢 |
不可能 |
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包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
可能的 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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网站 |
埼玉県鴻巣市北部。
羽生と鴻巣を結ぶ県道から集落に入る小道に沿って、田嶋製菓さんのお店があります。
こんなにわかりにくい場所にあるのに、行田や羽生あたりのみなさんに、此処はとても良く知られています。
塩あんびん(180円)
埼玉北東部に偏在分布する、不思議な大福餅。
あんびんとは、餡餅の読みなのでしょうね。
山形では「あんぴん」と。
餅にも餡にも砂糖を使いません。
小豆の味、米の味がダイレクト!
一口食べて拒否反応を示した人も、何度か無理やり食べさせているうちにやみつきになったりします。
勿論、夜にはちゃんと硬くなるホンモノです。
いが饅頭(150円)
よく、埼玉のご当地ものとして取り上げられるのが、このいが饅頭。
漉し餡の白いお饅頭を、硬めに炊いた赤飯で包む。
最初の口あたりに、ふわっではなく、もちっ!が来る、この不思議感覚。
大福(150円)
普通の甘い大福です。
でも、此処のはホンモノ。
買った当日の夜には、かなり硬くなってきます。
草団子(小パック350円)
良質な粳米の上新粉で搗きあげた草団子。
春の風物詩として欠かせません。
米だけを使った、ネチっとした食感。
餡子なしなので、蓬の香りがダイレクトに。
きな粉をたっぷり塗していただきます。
最近の餅菓子は、流通効率を上げようと、トレハロースなどの酵素添加剤がよく使われていて、何日経っても柔らかく日持ちのするものが多くなりました。
フニャフニャの餅に辟易する昨今、此処の大福や団子のように餅米や粳米だけを原料にする昔ながらの実直なやり方と、米の風味豊かなホンモノの味わいとコシの強さは、いっそう輝きを増しますね。