店名 |
Ramen maru jiruya
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类型 | 拉面、沾面 |
050-3682-4364 |
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预约可/不可 |
无法预订 |
地址 |
埼玉県本庄市柏2-8-3 |
交通方式 |
JR高崎線(湘南新宿ライン、上野東京ライン)本庄駅南口から徒歩21分。(車で5分) 距離本庄 1,364 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 |
座位数 |
19 Seats ( カウンター7席、テーブル席4席x2卓、2席x2卓) |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
可能的 8台 |
空间、设备 |
有吧台座位 |
酒水 |
有烧酒 |
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此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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服务 |
可提供庆祝・惊喜的服务 |
关于儿童 |
接待儿童 |
网站 | |
备注 |
【本庄市五十子2-2-10より移転】 |
埼玉県本庄市内ラーメン店「食べログ」評価順位 第2位 評価点 3.48〔2021.1.現在〕のこちらへも、前々から行ってみたかったのであるが、なかなかにその機会が訪れず、今回、ようやくにその機会を得た。素材に拘る優良店との前評判を受けて、その味わいを堪能するべくの、期待度大の訪問である。
『らーめん マル汁屋』
埼玉県本庄市柏2-8-3
050-3682-4364
R462 は、起点を長野県佐久市の「跡部」交差点とし、終点を群馬県伊勢崎市「赤城見大橋」交差点〕 としているが、群馬県伊勢崎市側から埼玉県本庄市へ向かう場合は、利根川架橋の「坂東大橋」を通過する。その「坂東大橋」を南南西進しつつ渡り切った、埼玉県本庄市沼和田の「坂東大橋南」交差点から、更に道なりに南南西進すること 3km 余り、群馬県道・埼玉県道23号藤岡本庄線〔起点 : 群馬県藤岡市「森」交差点、終点 : 埼玉県本庄市「寿3丁目」交差点〕との交点ともなっている「西富田(南)」交差点を左折(東南東折)し、群馬県道・埼玉県道23号藤岡本庄線に乗り、東南東進すること 400m程の「栄三丁目」五差路信号交差点を左折(東北東折)、 そのまま東北東進すること 200m程 で、道路左手(北北西側)に『らーめん マル汁屋』はある。
店舗南側の専用駐車場は 3台分 程しかないが、店舗北側に廻れば 5台分 程の駐車スペースがあるので、混雑時など留意されたい。
こちら『らーめん マル汁屋』、その一番の特長は、曜日でスープが変わると言うところだろう。店内表示ポップには以下の通りに記載されている。
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曜日でスープが変わります
月 煮干しスープ
火 大山鶏と丸鶏のスープ
水 ○○○スープ(祝日の場合☆おまかせ☆)
木 煮干しスープ
金 マル汁レジェンド
土 大山鶏と丸鶏のスープ
日 定休日
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「煮干しスープ」は、煮干しの香りが穏やかに香る品で、突出した煮干し感にぼやかされるようなことなく、こちら自慢の低糖質麺の味わいを存分に愉しむことが出来る。
「大山鶏と丸鶏のスープ」は、濃厚な色合いの朱色を湛えた醤油スープに丸鶏由来の脂が浮いた、旨味たっぷりのスープだ。かつては「阿波尾鶏」を使用していたようだが、ここ最近は「大山どり(だいせんどり)」を使用しているようだ。
「マル汁レジェンド」は、鶏ベースに煮干しや鰹節などを加えた複合スープで、かつては「鶏魚介スープ(通常のスープ)」と呼称されていた品だそうだ。
これらの三品を曜日毎にローテーションして提供すると言う、バラエティーに富んだ趣向は、顧客からしたら愉しくて仕方のないところだ。俄然、再訪意欲に駆られるところだろう。
今回、私の訪問日は月曜日だったので、「煮干しスープ」を堪能することになる。
因みに、メニュー表上には「大山鶏」とあるが、登録商標名は「大山どり(だいせんどり)」と表記する鳥取県の銘柄鶏である。これを「大山鶏」と「とり」を漢字で「鶏」と表記すると、単に「鳥取県の大山で育ったにわとり」のことを表し、固有名詞ではなく一般名詞となってしまう。店内ポップに「ブランド素材」とある以上、「大山どり」のことを指しているものと思われる。
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「大山どり」とは
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こんこんと湧き出る多くの名水を育む山陰の秀峰「大山(だいせん)」。その麓を中心に、自社農場で、親である種鶏の育成から孵化、生産農場で、飼育、生産・食鳥処理まで一貫した生産体制で取り組んでいる、『株式会社 大山どり』〔鳥取県米子市淀江町中間16-2〕が供給する銘柄鶏が「大山どり(だいせんどり)」である。飼料会社との共同開発による「大山どり専用飼料」を与えることにより、腸内細菌を整え、バランスの良い脂乗りと旨味を追求していると言う。
また、「大山どり」は加工前の処理工程において「エアチラーシステム」を採用、要するに、冷却工程(中抜きと体冷却)において、空気だけで冷やす方式を採用している。冷水に漬けるのではなく、空気だけで冷やす方式を採用している企業は、日本では『株式会社 大山どり』だけなのだそうだ。水に漬けないということは、外部から水分を取り込むまずに済み、むしろ余分な水分を冷風で飛ばしていくことで、鶏肉が持っている本来の美味しさを引き出しているのだと言う。
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また、『らーめん マル汁屋』では、麺に於いても他店に見られない特長がある。ある意味、こちらの一番の特長と言っても良いだろう。それは「完全無添加」「大豆低糖質麺」と店内ポップで謳われている代物である。同時に、「食は安全が常識です」と店内表示ポップで、「無添加 無化調 身体にいいが一番」と店舗壁面看板に、堂々そのスローガンが掲げられているのだが、その実践例が、この「大豆低糖質麺」と言えよう。
ことの詳細は店内表示ポップに、下記の如く記載されている。
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低糖質麺について
2016年より全ての麺に水溶性食物繊維を配合し、新たな麺にて提供して参りました。
主な取り組み効果として、
血糖値の上昇抑制 糖質を低下させた麺により、生活習慣病及び食後の血糖値乱高下によって起こる倦怠感の予防。特徴として、1日に必要な水溶性食物繊維 20g~25g を1食で摂取できます。
糖質制限されている方に特にお勧めです
整腸作用 ただの食物繊維ではありませんので、胃で分解されずに大腸までしっかり届き、下痢や便秘にも効果を発揮します。
美味しく食べて体質を改善しましょう!
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更に、別の店内表示ポップには、店舗コンセプトとして以下のような内容も記載されている。
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「らーめんマル汁屋」では、
自然の美味しさを大切に、太らずに栄養補給できる妥協のないらーめん作りを目指しております。
特徴として「発色剤・保存料(ソルビン酸)・グルタミン酸Na(粉末)・チキン&ポーク濃縮エキス・香料等」の 食品添加物 はもちろん、漂白小麦粉・上白糖・食塩など、皆様の健康を害する恐れのある物質は一切使用しておりません。
高蛋白・低脂肪・高コラーゲンスープに徹していますので、スープを全部飲み干していただいても中性脂肪増加の心配にも及びません。
尚、麺・スープ・具材には、ビタミンA・B1・2・K 及び鉄分・リノール酸・オレイン酸・食物繊維を豊富に含み、老化予防・美肌効果・疲労回復・コレストロールの低下に効果を発揮します。
どうぞ安心してお召し上がりください。
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以上、一品一品その素材に及ぶまで、かなり拘りに拘り抜いた品を、「食の安全」と言う明確なコンセプトの下、顧客に自信を持って提供してくれる店舗が、こちら『らーめん マル汁屋』なのである。
まあ、いつもの能書きはこのくらいにしておいて、今回も、徐ろに実食へと移っていこう。
当日の現着時間は 12:30 と、平日とは言え完全ピーク時間帯となってしまった。
こちらに向かう以前、『きやんち』〔埼玉県本庄市児玉町下浅見76-2〕にて、固形物実食重量 3,116g を食しているので、流石にキャパシティとして、残りの固形物摂食可能重量は 1kg はないだろうと思われたので、無理はしないようにと自身に言い聞かせての入店である。
店内に入ると、空席待ち店内行列が出来ていて、先客 3名 が入口で待機していた。その後ろについて、待つこと 6分余り。意外と速い回転で、店内へと案内され、店内入って直ぐ右側にある食券販売機で食券を購入した。
本来なら、こちらにて、「つけ麺」&「ラーメン」の二杯食いをしたかったところなのだが、前述のような事情もあって、一品に絞らざるを得ない。迷いに迷った末に、左上の法則を活用し、一番左上に食券ボタンのある「つけ麺」850円(税込)、その直ぐ右隣にある「大盛つけ麺」990円(税込)を選択してみた。って ゞ( ̄∇ ̄;) オイオイ どこが左上の法則じゃあ !! baku爆baku
併せて「特製トッピング」280円(税込)も手が滑って押してしまったのであった。(;^_^A
食券購入後、カウンター席へと案内され、女性店員に食券を手交して大人しく配膳を待った。
清潔感ある店内、その顧客の女性率はかなり高めだ。「完全無添加」「大豆低糖質麺」と言うこちらのコンセプトも、女性客誘因に一役買っているのであろうが、どうやらそれだけではないようである。
食券手交から配膳までは 13分 余り。この混雑時間であれば、まあ、致し方ないところか。。。
「大盛りつけ麺」990円「特製トッピング」280円(税込)
この品が、実に丁寧な作りであることは、配膳品を見れば一目瞭然である。何が取り立てて丁寧なのかと、具体的に示すことは難しいのであるが、器に盛られた「つけ麺」からも、「つけ汁」からも、「特製トッピング」からも、不思議とその丁寧さが滲み出ているように思われた。理由は分からないながらも、「あっ、丁寧な品だな」と、確かにそう感じられたのだから仕方がない。
恐らくは、店主の心が籠った渾身の品だからなのであろう、と、そう思った。
「つけ麺」
麺量は「並盛」は茹で前麺量 280g、「大盛り」は茹で前麺量 430g だとのことである。私のような健啖家にとっては、決して多過ぎるという量ではない。むしろ、日頃であれば少ないと感じる量であろう。しかし、今回は別である。
「大盛り」茹で前麺量 350g、この茹で上げ後重量は、今回、総重量(実測値)693g であった。本日、何とか固形物として完食可能なギリギリの量であったろうか。ε-(´∀`*)
因みに、『日本食品標準成分表 表15 重量変化率』 によると、中華麺の重量変化率は 190% とあるのだが、それは中加水率中細麺に於ける飽くまでも理論値であって、太麺のそれは、150%~170% くらいであり、平均的に 160% 前後と考えるのが、経験的には正しい様だ。従って、こちらの品も茹で上げ後麺重量は 430g × 1.6 = 688g 程度であろうと思われるのだが、実際の総重量(実測値)は 693g であり、正にどんぴしゃの数値であった。
飽くまでも、一般的に表示麺量は茹で前麺量であるから、茹で後麺重量は大幅に増えることになるのだが、如何に増えると言っても、この私も未だかつて、理論値である 190% には、流石にお目に掛かったことがない。。。
『らーめん マル汁屋』自慢の「大豆低糖質麺」は、一見すると、まるで小麦の「全粒粉麺」のようなビジュアルだ。水溶性食物繊維を配合とのことで、茶碗一杯より糖質が低く、一日に必要な植物繊維をこの一食で摂取できるのだそうだが、実際の食感は、小麦の香りが鼻を抜ける感じであり、「つけ汁」に漬けずに麺単独で食すと、それが如実に感じられた。どうやら、飽くまでも配合であって、大豆 100% の豆腐麺ではないと言うことなのだろう。
その麺は、機械打ち角刃麺、多加水の中太ストレート麺だ。いわゆる全粒粉麺に見られるホシのような粒々が数多くあり、美しい色目である。恐らくは大豆全粒粉使用なのだろう。
味わいは、もちもち感が強く、歯応えもなかなか、言われなければ低糖質麺であることなど気付きもしないくらい、小麦感を強く感じさせてくれる、美味なる麺であった。
「つけ汁」
「つけ汁」となるスープは、煮干しを程良く感じて、上品で旨味のある仕上がりだ。確かに煮干しはそこに存在するが、決して突出することなく、麺をふんわりと包み込む味わいである。
ところが、最後に「スープ割り」を戴いてみたら実に驚いた。強烈に煮干しの香りが鼻腔を占拠するかのようで、「ああ、煮干しだなあ」と、その存在感の強さが半端でなかった。しかしながら、「つけ麺」として食していると、さほどの刺激を感じないから何とも不思議なのであった。
「つけ汁」のトッピングと言うか、中に搭載されている具材は、かなり大きめのチャーシュー 1枚、メンマ、 斜め薄切りのネギ、4切〔よんさい : 全型 = 1枚 分の 1/4 サイズ〕の海苔 1枚 が入っている。そこに刻み柚子も加えられていて、これが抜群のアクセントとなっている。
チャーシューは肉質感高く、歯応えがあるのに、口腔内ではあっという間に解れる感じの品で、味わい的には高級なハムのような食感があった。
海苔は厚手の品で、良いものを使用していることが一目でよく分かる。
ネギの刻みが斜め薄切りなのが特徴的だが、このスープには良く合っているように思えた。
メンマは、シャキシャキしていてなかなかに美味であったが、印象的には薄く、その他特筆事項は感じられなかった。
全体として、塩味・旨味・コクと、バランスの取れた優しい味わいであり、麺の風味を生かすスープになっている。コッテリ感も中程度、煮干しの香りが穏やかに香る品である。
全体的にかなりの満足感が得られたのだが、今回は、最後の最後で失態をやらかしてしまった。一番肝心な器重量について、この「つけ汁」の器重量を計量し損ねたのである。
空席待ち客多数となると、如何に早く席を立つかが優先事項と化すので、最後の作業がどうしても疎かになってしまうわけだが、今回はそれが「つけ汁」の器重量計量だったわけだ。(T ^ T)
まあ、致し方ないので、「つけ汁」に関しては、予測重量を記載せざるを得ない。
今回配膳された「つけ汁」は、直径 14cm〔4.5寸〕の丼だった。この場合、厚手の品は 450g〜500g 程度、通常の品は 350g〜400g 程度、薄手の品は 240g〜300g 程度とまちまちであるが、取り敢えず今回は、その持ち重りから、およそ 370g の重量と考えてみたい。
「特製トッピング」280円(税込)
別皿で配膳される「特製トッピング」には、チャーシュー 1枚、メンマ、味玉、刻みネギ、4切の海苔が 2枚 載せられている。
要するに、「特製トッピング」を注文すると、通常のトッピングを倍にした感じになり、そこにとろーりとした煮玉子と、海苔がもう 1枚、合計 2枚 搭載される形だ。
特筆するとすれば、煮玉子の半熟度であろうか。これは実際、完璧に近い半熟度であった。箸で煮玉子を割った途端、黄味がとろーりと溶け出す感じで、何ともワクワクさせてくれる品である。(((o(*゚▽゚*)o)))
煮玉子がどうしても欲しい場合は別だが、そうでない場合、同じトッピングが倍になるだけと考えれば、敢えて「特製トッピング」を注文する必要性はないか知れない。
ううむ、総じてこちら『らーめん マル汁屋』、工夫溢れる提供品への拘りと、客目線の提供姿勢など、随所に心の籠った営業姿勢が感じられた。
実際の味わいもなかなかに美味♪
これは是非、再訪して、今度は「らーめん」系を戴いてみたいと考えている。
うむ!
なかなかに美味しうござった。
さて、今回の実測値は、
「つけ麺」850円「麺大盛」140円「特製トッピング」280円
総重量(予測値)約 1,151g
「つけ麺」総重量(実測値) 693g
器サイズ 横幅 25cm、縦長 16.5cm、高さ 5cm、器重量 557g
「付け汁」総重量(予測値) 約 326g
チャーシュー1枚当たり重量(実測値)1枚目 54g
「スープ割り」総重量(実測値) 122g
器サイズ 直径 14cm、高さ 10cm、器重量 計量失念〔予測重量 370g〕
「特製トッピング」総重量(実測値) 132g
チャーシュー1枚当たり重量(実測値)1枚目 46g
器サイズ 直径 17.5cm、高さ 5.5cm、器重量 393g
固形物重量(実測値)825g
実食総重量(予測値)1,273g
支払額総額 1,140円(税込)
完食時間 : 計測せず
訪問日 : 2020.12.28(月)
こちら『らーめん マル汁屋』、何故にその顧客女性率が高いのか、色々と考えてみた。そこに数々の理由が考えられるのであるが、例えば、清潔にして落ち着いた店舗内観、曜日ごとのスープローテーション、「完全無添加」「大豆低糖質麺」を謳う「食の安全」と言う明確なコンセプトの下の素材への深い拘り、提供品の丁寧な作り、穏やかで温かみのある接客等々、これらの全てが相まって、これだけの顧客女性率に繋がっているのだろうと思う。「お洒落」と「インスタ映え」、この二点のみによって生まれた人気では決して長続きしないのはもちろんだが、「女性が求める素材への着目」だけでもまた、安定した人気には繋がってこない。客目線に基づく店舗側の営業努力、営業姿勢、そう言ったものが人の心を魅了するのは、男女の性差に関係ないだろう。先ずはその立脚点に立つことが肝要なのだ。その上で更に、女性目線を加えてくれば、女性はきっと注目してくれる。。。と、今回、こちらを訪問してみて考えさせられた。
こちらの顧客女性率の高さに目を瞠り、その理由を自分なりに考えた結果、「完全無添加」「大豆低糖質麺」を全面的に謳うその前に、男女関係なしに人を惹きつける魅力、その確たる基盤が存在していたのであった。何事も要は、対「人」なのだろうとの結論を見た次第だ。φ(..) メモメモ