店名 |
Ishiusuhikisoba Dokoro Shiraho
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类型 | 荞麦面、天妇罗盖饭、天妇罗 |
预约・查询 |
077-562-8669 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
滋賀県草津市矢橋町1518-3 |
交通方式 |
南草津駅から徒歩30分 距離南草津 1,655 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 无使用二維码支付 |
座位数 |
24 Seats ( テーブル(4人×4)、座敷(4人×2)) |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
可能的 店前に10台ほど |
空间、设备 |
时尚的空间,平静的空间,座位宽敞,有日式围炉座位 |
酒水 |
有日本清酒 |
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此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
家庭式餐厅 |
关于儿童 |
接待儿童
可能 |
服装规定 |
ない |
滋賀県は草津市に私用で訪問。
行きたい蕎麦屋は2軒あるが、その内の1軒は食べログにおいて「掲載保留中」とのこと。
ならばとばかりに、自動的にこの石臼挽きそば処 白帆へ。
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白とダークブラウンのグラデーションが彩られた外装は、シックでいながらも大胆なカラーリング。
刺激性は強くなく、印象に残りにくい人という方々もおられるかもしれない。
しかしその実、「落ち着いた鮮やかさ」を感じさせもするような、センスの良い色使いだ。
外壁から玄関に至るまでには、ベージュ色の石畳の路地がある。
その両脇には、慎ましくも綺麗に整備された小庭。
足を止める人もいるだろう。
と、全体的に、叙情性には欠くものの、女性が好みそうなモデルハウスのような外観だという印象を受ける。
入店し、何だか店内が「暖かい」ことに気付く。
肌じゃない。
こころで感じる暖かみだ。
内壁のベージュと木製品のブラウンが、白熱灯と自然光で控えめに照らし出されるだけにとどめられていること。
そして一階と二階を貫く吹き抜けがあり、屋内を広く感じさせること。
これらが相まって生ずる暖かみは、どんなお客さんをも優しく受けとめるのかもしれない。
席につき、お品書き(写真、撮り忘れました)を見やる。
いくつか興味・関心をそそられるものが並んでいる。
しかし初訪問なだけに、ここは「ざる」と「田舎」だけにとどめよう。
「ざる」
自家製粉で手打ちの細打ち蕎麦。
比較的粗めに挽かれていて、やや緑がかっている。
なお、この日は岡山県蒜山産のものであった。
切り揃えはやや乱雑でなおかつ少し水っぽさもあったものの、綺麗めな香りと控えめな甘みを有している。
それに加えて、キュッと冷たく引き締められていることもあり、食欲が減退するような夏に食すと美味しそうな一品だ。
「田舎」
自家製粉で手打ちの田舎蕎麦。
やはり比較的粗めに挽かれていて、蒜山産のものが挽かれている。
しかし黒みがかっていることが、相違点の一つ。
「ざる」と等しく切り揃えはやや乱雑で、なおかつ少し水っぽい。
そして冷たいこともあってか、食べ始めは見た目程の穀物の風味はない。
しかし食べ進めている内に蕎麦が常温に近づき、甘皮や黒殻由来の穀物感が僅かに強まってくる。
別途注文した塩をパラパラと少量振りかけても、それ相応に美味しく頂ける。
蕎麦つゆはやや甘め。
しかしたとえば土・日に多く訪れるであろうファミリー層をも大事にするのであれば、これぐらいの味わいで良いのかもしれない。
「鴨ざる」
鴨脂主体の甘い風味、そして和出汁やかえし醤油等の旨味とのバランスの良い一品。
臭みやクドサもないため、様々な年齢層のお客さんが食せるタイプのものなのかもしれない。
なお、この日の連れ合いが頼んだものを2口頂いただけなので、この蕎麦を採点対象にはしていない。
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趣向を凝らしつつも人を選ばない蕎麦屋で、これまた多くの人に対して開かれた蕎麦を頂くこと。
それもまた、美味しい蕎麦の食べ方の一つなのかもしれない。
この店の蕎麦を蕎麦好き/蕎麦通の方々にお勧めできるとは思わないが、親しい間柄の人たちとの歓談には向いているはずだ。
この蕎麦屋に気軽に行ける南草津の人たちには、少なからず羨望を抱いてしまう。