興津では知らない人はいないという有名なホルモン料理居酒屋(#もつ焼き桐林)
もつ焼き桐林(きりばやし)@静岡県静岡市
東海道線 興津駅から徒歩10分、清水興津中学校近くの身延道沿いにあるもつ焼き屋「桐林」。清水区郊外の住宅地にポツンとある昔ながらの大衆酒場だが、「興津では知らない人はいない」というほど有名なお店。
店内真ん中の通路を挟んで左に厨房とカウンター席、右に小上がりの座敷で分かれた空間で、全部で25席ほど。お店の入口や店内にフクロウが飼われていて、お客さんに可愛がられている。この日は店内奥で小さなコノハズクが睨みをきかせていた。
店主は一見するとコワモテで職人気質の雰囲気だが、いざ話始めると凄くお話好きで、料理ことや地元のことなど色々と教えてくれる。注文が混み合って料理の提供が遅くなる時にはつなぎで軽いサービス品を出してくれたり、食後にはデザートのフルーツもサービスしてもらえた。メニューにないものでもラーメンやチャーハンなど作れるものは対応できるし、生ものでなければ食べきれない分はお持ち帰りも可能だそう。
メニューに値段の記載はないが、今回のお会計は2人で7000円ちょい。料理は一皿のボリュームがあるので、よっぽどの大食い大酒飲みでなければ1人3000~4000円ぐらいが相場だと思う。下に記載した価格はお会計から想定した目安。
●ビール(大ビン) 700~800円?
ビールは生(静岡麦酒)と瓶があるが、個人的には瓶派。アサヒ、サッポロ(黒ラベル or ラガー)、キリンとあるそうで、サッポロ黒ラベルをチョイス。昔ながらの大ビン(633ml)が嬉しい。
●ウーロン茶割 600~700円?
一合徳利(180ml)の焼酎と500mlペットボトルのウーロン茶、アイスペールの氷がセットで提供されるので、自分好みの濃さで作れる。お店で出てくる場合、焼酎とウーロン茶の比率は4:6ぐらいが目安だが、少し薄めにして3:7ぐらいの割合なら焼酎60ml+ウーロン茶140mlで3杯は作れるのでお得だ。
●カレーもつ(煮物) 600~700円?
清水の名物B級グルメの「もつカレー」。清水駅前にある「金の字本店」が名古屋のどて煮(豚もつの味噌煮込み)をヒントに豚もつ串をカレーで煮込んで提供したのが発祥だそう。こちらでは串には刺さず、豚もつがゴロゴロ入ったカレーにスライスオニオンを添えている。豚もつはホルモン(小腸)やてっぽう(大腸)などふっくらぷりぷりで、スーパーで売っているようなボイル済みの冷凍品とは全く違う食感。
●牛しびれ(焼き物) 1本300~400円?
「しびれ」とは胸腺のことで、胸腺は成長と共に衰退してしまうため、生後約1年以内の子牛からしか取れない貴重な部位。フランス料理では「リードボー」と呼ばれる高級食材として定番。プリプリとした食感で脂の乗ったこってりとしたとろけるような味わいが特徴。
●牛もつてっぽう(焼き物) 1000~1200円?
ジュージューと音を立てた熱々の鉄皿に牛のてっぽう(大腸)とキャベツがたっぷり盛られて、濃いめの醤油ダレとたっぷりの胡麻がアクセント。牛てっぽうのこってりした脂でビールが何倍でもいけるタイプだ。通常で2~3人前のボリュームだが、小さい鉄皿でハーフでの注文も可能だそう。
●焼き飯 500~600円?
「牛もつてっぽう」の余ったタレで締めの焼き飯も出来る。牛の脂がたっぷり染み込んだ醤油タレをご飯に混ぜ込んだ焼き飯でお酒にアテにもなる味わい。細かく刻んだピンクの紅生姜がアクセント。鉄皿ならではのカリカリのおこげも美味しい。
●ミノの野菜炒め 特小(焼き物) 600~700円?
貝のようなコリコリした食感が特徴の牛のミノ(第一胃)とキャベツ、人参、キクラゲなどの野菜をトロミのある中華風の味付けで炒めた料理。サイズは大・中・小・特小とあるが、2人だったら一番小さい特小で十分なボリューム。
店名 |
Kiribayashi Motsuyaki
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类型 | 日式小酒馆 |
预约・查询 |
054-369-1433 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
静岡県静岡市清水区興津中町524-13 |
交通方式 |
JR 興津駅から歩いて 10 分程度 距離兴津 464 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥4,000~¥4,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 |
个人包厢 |
不可能 |
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禁烟・吸烟 |
可全面吸烟 自2020年4月1日起,有关被动吸烟对策的法律(修订后的《健康促进法》)已生效,因此请在访问前与餐厅联系,并且可能与最新信息有所不同 |
停车场 |
不可能 |
酒水 |
有日本清酒,有烧酒 |
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此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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桐林もつ焼き@静岡県静岡市清水区
JR東海道線 興津駅から徒歩10分、清水興津中学校近くの身延道沿いにあるもつ焼き屋「桐林」。
清水区の郊外の住宅地にポツンとある昔ながらの大衆酒場だが、「興津では知らない人はいない」というほど有名なお店。テレビや雑誌の取材などは基本的に断っているそうだが、週末は予約必須の人気店で、県外のファンも多く「肉の聖地」とも呼ばれている。
この日は土曜日だったので、1週間ほど前にあらかじめ電話予約。19時30分頃に訪問し、店内はほぼ満席に賑わいぶり。
メニューは牛や豚のホルモン料理が様々。東京のもつ焼き屋だと豚もつ専門のところが多いが、こちらでは牛もつ料理も多いのが「肉の聖地」と呼ばれる所以だろう。カウンター席の目の前の冷蔵ケースには塊のままの内臓が鎮座していて、鮮度にこだわって注文ごとに切り出している。
基本的には取材拒否の店だが、店内に唯一「まいう〜」でおなじみの石ちゃん(石塚英彦さん)のサインが飾ってある。店主曰く番組のプロデューサーが最初は電話で取材依頼をしてきたので「口コミとかじゃなく自分で実際に食べに来て美味しいかどうか判断してほしい」と伝えたところ、プロデューサー本人がお店に10回も通って裏メニューまで全て食べてくれたので取材OKしたそうだ。
メニューに値段の記載はないが、この日は2人で結構飲み食いしてちょうど1万円ぐらい。料理もお酒も一品700~800円ぐらいだと思う。注文の仕方次第にはなるが、普通に飲み食いすれば1人3000円~4000円ぐらいで十分楽しめると思う。
●ゆで落花生 500円
こちらのお店はお通しがないのでカウンターの上に並んでいたゆで落花生をお通し代わりにチョイス。落花生というと炒ったものが一般的だが、静岡県東部エリアでは殻つきのままの落花生を茹でて、おつまみとして食べるのが定番。ちょうどゆで枝豆のような立ち位置だ。こちらの落花生は市販のものよりも一回り大粒なジャンボ落花生で食べ応え十分。
●牛はつ生
牛ハツ(心臓)の刺身。卓上のタレをかけておろし生姜やネギなど薬味と一緒にいただく。牛ハツはホルモンの中でもクセが少なく淡白な味わいが特徴。新鮮で臭みもなくプリッと弾力のある歯応え。ちなみにホルモンで心臓を「ハツ」と呼ぶのは英語の「Hearts」から来ているそうだ。
なお、牛レバーはかつて食中毒が多発したので生食が法律で禁止されているが、牛レバー以外の牛の内臓肉については食中毒の報告例が少ないため、特に法律で基準が定められておらず、お店ごとの自主基準となっている。
●牛せんまい
湯引きした牛センマイ(第三胃)を酢味噌にコチュジャンを混ぜたタレにつけていただく。臭みが少なく独特のコリコリとした食感が特徴。牛には胃袋が4つあり、第一胃がミノ、第二胃がハチノス、第三胃がセンマイ、第四胃がギアラとなる。独特の見た目で胃の壁に何枚ものヒダがあることから「千枚(センマイ)」と呼ばれる。
●ミノの煮込み
牛ミノ(第一胃)がたっぷり入ったあっさりした醤油味の煮込み。プリプリしたミノの歯応えと旨味たっぷりのスープがたまらない。煮込み料理はミノ以外にももつの煮込み、バラ軟骨の煮込み、キリダシの煮込み、牛スジの煮込みと色々な種類がある。
●軟骨焼き
コリコリした歯応えの豚の喉軟骨(気管)と喉周りのお肉をシンプルに塩焼きした一品。お酒に合うように結構強めに塩が振られている。
●牛串焼き
旨味たっぷりの牛肉の串焼き。串焼きとしては大ぶりなお肉で食べ応え十分。タレはオニオンとニンニクのきいたステーキソースにような洋風な味わい。
●レバニラ炒め
レバーとニラだけのシンプルなレバニラ炒め。中華鍋にレバーを押し付けるように炒めて、あえて表面を焦がすように焼き上げるのがポイント。ニラも時間差で2回に分けて中華鍋に投入しているので、加熱されて香りを引き出したしっとりしたニラと、シャキシャキしたニラの両方の食感が楽しめる。
●牛肉のピリ辛スープ(麺入り)
牛肉の薄切りと豆もやし、ニラ、ぜんまいに溶き卵を加えたユッケジャン風スープ。麺は中華麺ではなく冷麺のような半透明で弾力のあるコシのある麺。