店名 |
Ramenya Marumi
|
---|---|
类型 | 拉面、沾面 |
054-637-2224 |
|
预约可/不可 |
无法预订 |
地址 |
静岡県藤枝市高洲53-17 |
交通方式 |
距離藤枝 1,691 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥1,000~¥1,999
|
付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 |
个人包厢 |
不可能 |
---|---|
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
可能的 |
空间、设备 |
时尚的空间,平静的空间,有吧台座位 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
---|---|
位置 |
神秘不为人知的餐厅,家庭式餐厅 |
开店日 |
2010.10.16 |
らぁ麺屋まるみ@静岡県藤枝市
・醤油らぁ麺 750円
・和風冷やし 750円
JR藤枝駅南口から車で約5分、藤枝市立高洲南小学校の近くにあるラーメン屋「まるみ」。
元々はフレンチレストラン「南仏厨房 る・ぽとふ」として23年間営業していたが、2010年にラーメン屋に転身。
藤枝の朝ラーメンでは有名なお店で、住宅地と田んぼが半々ののどかな場所に中にポツンとあるが、朝8時の開店から続々とお客さんが訪れている。
お盆休みの朝8時30分過ぎにお店に着いたが、既に店頭の駐車場はほとんど埋まっていて、店内も満席。入口のウェイティングボードに記入したが、ちょうど入れ替わりですぐに店内に着席。
藤枝市や隣の焼津市、島田市の一部地域を含む旧志太郡の地域では、昔から朝ラーメン文化がある。志太地域は県内でも有数の茶産地で、古くからお茶取引などで早朝3時〜4時頃から仕事をする人が多く、仕事を終えた茶業関係者が仕事帰りの腹ごしらえをしようと、朝早くから人気のラーメン屋の前に行列ができていたそうだ。
それを見かねた店主が営業時間を早めて早朝からラーメンを提供するようになったのが藤枝の朝ラーメンの起源と言われている。現在は藤枝市内を中心に、20 店舗ほどが朝ラーメンを提供しているそうで、こちらの「まるみ」も朝8時から営業している。
藤枝の朝ラーメンの発祥のお店と言われる1919年創業の「マルナカ」のスタイルを踏襲したお店が多く、「志太系ラーメン」(マルナカ系)というジャンルになっている。特徴としては以下のような点が挙げられる。
①朝6時~8時から営業して、昼13時過ぎに閉店する
②温かいラーメンと冷たいラーメンがあり、温→冷の順番で2杯食べる客が多い
③カツオ出汁ベースの脂の少ないサッパリした醤油ラーメン
④冷たいラーメンには紅生姜とわさびがついてくる
⑤麺は平打ちの中太麺
●醤油らぁ麺 750円
スープ作りはフレンチ時代のブイヨン作りの経験を活かし、丸鶏、豚骨、牛骨、鶏ガラをたっぷり使い、焼津産の宗田節、鯖節、利尻昆布や九十九里浜の煮干し、香味野菜などたくさんの素材を煮出してスープを取っている。やや濁ったスープで、仕上げ油も浮いていて、和風魚介出汁がメインの油分の少ないあっさりしたスープが特徴の「志太系ラーメン」の異なる系統の味わい。
麺はストレート極細麺、手もみ中細麺、平打ちストレート麺の3種類から選べる。地元の静岡市駿河区の用宗(もちむね)にある「岡崎製麺」から仕入れているそうだ。「志太系ラーメン」で定番の平打ちストレート麺をチョイス。断面が四角く、やや固ゆででプリッとしたコシのある食感。チャーシューは薄切りの豚バラロールが2枚、海苔、メンマ、薬味のネギ。
すぐ近くにある藤枝朝ラーメンの人気店「池田屋」からハシゴで来たけど、「池田屋」の方は「志太系ラーメン」の王道らしい魚介出汁メインのさっぱりした“引き算”の味わいのスープで、こちらの「まるみ」は動物系や魚介系、香味野菜など色々な素材の味わいが重層的な“足し算”のスープという印象。
●和風冷やし 750円
温かいラーメンに続けて2杯目に冷やしを食べるのが藤枝朝ラーメンのセオリー。ガラスの器で見た目も涼しげな一杯。温かいラーメンのスープと比べて透き通っていて、味わいもあっさりしているので、メニューに「和風」とある通りカツオや昆布など和風の魚介出汁メインのスープになっているようだ。
「志太系ラーメン」の冷たいラーメンには紅生姜とわさびが付いてくることが多いが、こちらではわさびのみ。代わりに糸唐辛子と刻んだ大葉がトッピング。チャーシューは温かいラーメンと同じ豚バラロールを厚切りにして短冊切りにしている。脂身の多い部位なので冷やしだと固まった脂の舌触りに若干違和感がある。メンマはいかにも業務用っぽい感じで蛇足な印象。
お店の公式サイトやラーメン雑誌にもトップビジュアルは「カレーらぁ麺」の写真になっているので、いわゆる「志太系ラーメン」らしいあっさり醤油というより、フレンチの経験を活かした洋風な味作りが目玉なのかもしれない。