料理はもとより気遣いまでもが素晴らしい洋食舎 : Youshoku Sha Gurebi

2016年1月の2度目訪問
カツカレー欲の日…
時刻は土曜日昼2時なので、大抵の2部制の店はオーダーストップを過ぎています。
こういう状況下では「まめ」さんに無理をいって滑り込むのもありなのですが、
(いや、ちょっと間に合わないか・・)
フッと思い出したのが「グレビー」さん。

若い頃初めて訪問した時の記念すべきデビューメニュー(デブメニューではない)が、
この「カツカレーライス」
※最初にお断りしておきますが、カツは薄カツです。

カレーは良く煮込まれていて、当時としてはコク深めのもの。
今は流行として甘みを主張させた「よりコク深い系」も増えたので、
それよりは若干控え目という位置。
適度なコク・適度な甘さ・強過ぎない塩分をベースに、
特徴的なとても良い香りを乗せたカレーソース。
そこに「良質な揚げ物の香り立ちを隠さない薄カツ」が加わるという絶妙バランス。
「そぅ！そぅ！コレ！コレ！」
瞬時にあの頃の記憶が蘇ってきました　ﾙﾝﾙﾝ♪

おいしい記憶って忘れないんですね～　満足です。
ご馳走様でした。

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あけましておめでとうございます。
今年も皆様にとって佳き一年となりますように…

こちらは2016年お初の外食になります。

『洋食舎グレビー』さん、
頻度は多くありませんが先代の頃から利用しています。
中学卒業とともに転居する以前は学区内住みでしたから土地勘はありましたし…。
　まだグレビーさんが無かった大昔、至近にあった幼稚園からの集団帰宅時、
　ちょうど今のグレビーさん辺りの【用水路の蓋と蓋の合間】に、
　余所見していて落ちました・・気付いたら手を繋いでいた子と二人仲良く、
　用水路の底でキチンと正座状態ｗ
2週間の教育実習を母校でお世話になった際にも実習生で押し掛け利用していました。

オーダー頻度でいうと「B定食」が最多。
メインのハンバーグはもちろん、付け合わせのポテトサラダ・生野菜・味噌汁・
ライスに至るまで、隙・手抜かりを一切感じさせないところがお気に入り。
とっつきやすさは、無理して英国式マナーをしなくてもイイという雰囲気と、
価格設定の両方で実感できます。
セットモノや定食に付く「食後のコーヒー」も嬉しい。

無類の肉好きの兄は「焼肉定食」をスーパー推し。
鉄板に載せられた厚切り肉とソースからジュージュー湯気の立つ提供に興奮状態です。

偏食の強い母には、数少ない大好物となる「カキフライ」
こちらは大きい牡蠣を使ったもので、盛りの良さは反則級。
お皿の中で組体操をやってはイケマセン！状態。

別腹のデザートでインパクト大！なのが、カキフライと並び季節限定品となる、
「いちごパフェ」
生苺・バラニアイス・生クリーム・苺ソースというシンプルな組合せですが、
写真を見れば分かる通りの贅沢仕様で大満足。

今回カキフライと迷った挙句、初モノとして選んだのが「海老・貝柱のドリア」
一見すると地味目なルックスですが、
ホワイトソースの海には小海老と小柱さんが大勢溺れています。
そして、そのチキンブイヨンで延ばしたホワイトソースの塩味が絶妙です。
最初「控え目？」と思えても、輪郭がボヤけず最後まで飽きの来ない絶妙さ。

この感じだと未食メニューのいずれも、手抜かりの無い仕上がりを期待できそうですね。

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提供メニューに誠実に向き合う姿勢の一端としてですが・・

インパクトメニューの一つである「いちごパフェ」
こちらはメニュー表で【12月～4月限定】と謳われていますが、
5月になっても提供する年が多いです=主に5月初旬まで
終売タイミングを判断する条件になっているのが「いちご自体のおいしさ」
見た目の形は変わらなくても味が落ち始める時期があり、
そうなった時を終了のタイミングにしているそうです。

店内はご近所さん達の定連さんが多く、気さくな会話が飛び交う状態ですが、
茶熊のように時々(飛び飛び)での訪問であったり、
一見さんやボッチであっても、
笑顔付きの細かな気配りで気持ちを暖かくしてくれる、
素晴らしい接客を受けられます。

お店の方だけでなく定連さんも気を利かせて【席を移動して空けてくれたり】とか、
ボッチでの訪問が多い茶熊にとって、小ネタではない本物のパラダイスです。

いちごパフェを食べ終わった頃「冷えたでしょ？」の言葉とともに出して頂いた珈琲は、
設定外のサービスだったような気もします(普段アテにしてはいけないモノ)
心も身体も暖まりますね。
ありがとう＆ごちそうさまでした。