店名 |
閉店Katsu Zen
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类型 | 炸猪排 |
地址 |
静岡県富士市今泉8-16-49 |
交通方式 |
距離本吉原 729 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
预算(评价总数) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 |
座位数 |
30 Seats |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
可能的 店舗前、店舗右隣3台 |
空间、设备 |
有日式包厢 |
酒水 |
有日本清酒 |
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此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
家庭式餐厅 |
关于儿童 |
接待儿童 |
東名富士ICから国道139号に出て、少し東進し、富士市国久保三丁目の交差点を左折して、
ダラダラとした坂道を登っていきます。
「源太坂」と呼ばれるこの坂は、下るときに、正面に富士山が見える眺望のよい所です。
平家物語で有名な宇治川の先陣争いをした佐々木四郎高綱と梶原源太景季とが
源頼朝から与えられた馬を比べ合った場所ということになっています。
尊敬するレビュアー様の御依頼で、にわか「とんかつ専門家」の私が
有名な浜松の「幸楽」さんとの違いをルポすることに相成りました。
週末の夕方にお邪魔しました。
駐車スペースは、お店の前に2台ほどありますが、狭いので、
すぐ北側の3台並べられる場所に停めました。
車の通りが激しい所で、中々切れ目がないので注意が必要です。
戸を開けようとすると、カツを揚げる匂いが外にも漂ってきていました。
うーん、良いですね。
藍色の暖簾をくぐって中に入ります。
左側が厨房でその前にカウンター、真ん中に6人用のテーブル、
そして、右側には、小上りがあり、いくつか卓が並んでいます。
小上りの卓は、黒で統一され、箸入れ、ソース、塩などが、綺麗に並んでいます。
お客さんはいませんが、チュク、チュクという心地良い音が、店内に響いています。
トンカツ屋さんの定番の音ではありますが、少し、低い音ではあります。
メニューを見て、ちょっと確かめた方が良いと思って、スマホを操作している最中に、
女将さんに注文を聞かれたので、つい、「ひれかつ定食、普通で」と言ってしまいました。
そうです、やや時間が経って確認しましたが、「幸楽」さんで食べたのは、ロースでした。
「やってしまった。」という反省の声が、頭の中を駆け巡ります。
折角、家を飛び出してきたものの、事前調査の不徹底で、
つい、健康診断の数値につられて、ヒレを選択してしまいました。申し訳ありません。
時間が掛かるということは、お聞きしていたので、
気を取り直して、文庫本を読んで待っていました。
まもなく、戸を開けて入ってきた方が、「電話でお願いしたものですが」と声を掛けます。
先ほど揚げていたのは、持ち帰り用のカツでした。
再び、意気消沈しましたが、
絶えることのないチュク、チュクという音が、17~18分ほどしてから、やや高温になって、
止みました。
思ったより、早めに出てきました。
衣の色は、やや薄目。ヒレですが、厚みはあります。2センチはあるでしょうか。
見た目は、「宇田川」さんに近い感じがします。
肉汁が溢れています。お肉の一切れを口に運ぶと、
美味しいカツの匂いがします。
サクッとして、全く抵抗なく、噛み切れます。
これまで、いただいたヒレカツの中では、一番ジューシーですね。
薄い衣は、その分ややべっちゃとしているのが惜しい気がしますが、
旨みを閉じ込める最低限の働きをしているだけで、
食べる時邪魔をしません。
「幸楽」さんは、衣が黒っぽくなるまで、揚げますし、
パン粉も多いので、まず、食感が違います。
また、お肉の硬さも異なると思います。
到達方法は違いますが、肉の旨みを活かしているということは共通していますので、
どちらが良いかということは、まあ、好み、ということにしたいと思います。
付け合せのキャベツは、十分に多いですね。
食べ切るには、噛むために顎が疲れるくらいでした。
御飯は、「静岡県函南町産」という紙が貼ってありました。
私には、ほんの少しだけ、柔らかい感じがしました。
お味噌汁は、赤だし。
お豆腐が小さいブロックに切られているのが、可愛いですね。
私は、赤だしが好きなので、文句はありません。
全てをいただいて、
サクッとした衣の食感を好む人には、合わないかも知れませんが、
衣のかけらが飛んで、喉がむせることがなくて、身体には優しいことになります。
お肉の旨みを閉じ込めるために工夫された揚げ方で、
出来は良いと思います。
もう少し、お肉の硬さが欲しい感じはしますが、ここまで素晴らしければ、
もう望むべくもないことなのでしょう。
私が好きな「三笑亭」が無くなった今は、
一番ということにしておきます。