しっとり系なのにふわふわの炒飯 : Saikouen

　ちょっと感動します。ホール担当の２人の女性たちの動きに。お昼の店内は８割方埋まっていて、ざっと３０人近くの客がいましたが、スタッフのてきぱきした無駄のない動きと愛想の良さに感服です。

　こちらのランチはメニューに９種類ほど書かれていて、どれも税込み８８０円。しかもメニューには「担々麺・餃子（６個）セット」とあるのに、餃子じゃなくて半炒飯にできるかと尋ねると、「大丈夫」と即答。炭水化物+炭水化物だけど、夢の組み合わせ。

　さらに最初に冷たいお茶とキムチの小皿が出て、食後には杏仁豆腐とアイスコーヒーが出ます。なのでセットだと一人の客に５回配膳しなければならないのに、ほとんどミスなく２人の女性が回しています。しかも、速い。

　担々麺の麺は極細の棒麺です。さらっとした辛さ。ひき肉はところどころ固まって小指の先くらいの大きさになったものもありますが、スープの旨味が癖になって麺がなくなったあともお見続けてしまいました。

　半炒飯はほぼ全炒飯かと思うような量。しっとり系なのに、なぜか口に入れるとふわふわな食感。チャーシューの旨味がよく引き出されています。この炒飯、好きだなぁ。

　本当は青椒肉絲と半炒飯とか、回鍋肉と半炒飯とかの組み合わせがあったら最高なんだけどなぁ。そこまでわがままは言えませんね。