いつもながら心地良い！　今日はシェリーの飲み比べ！ : AC Kitchen

久々のACです。
いつもの居心地の良い、カウンター角に陣取って、今日は何を楽しもうかな？

ソムリエに相談すると、スペイン発祥のバーらしく、シェリーの飲み比べはいかが？
なんぞと誘われちゃ、乗るしかないですよねー。

でも、初めては泡かな？
先ずは、●ビルカール　サロモン　ロゼ
ピノ・ノワールとピノ・ムニエ
コクがありながら、なかなかの切れ味！

あと日本酒は、●山梨　笹一酒造　旦　純米吟醸
これを交互に、舐めながら、シェリーの飲み比べといきましょう。

まずは
○アミューズ　今日は5点盛り
定番ですね。
パテドカンパーニュ
穴子の寿司見立て
人参のムース
フォアグラのテリーヌ
それに
ハモンセラーノを試験管のメロンジュースで合わせる演出も健在です。

甘くて、塩っぱくて、　日本酒に同化したり、シャンパンで切られたり、　いつものペアリングのお遊びが始まります。

ここに、シェリーのトップは、●バルデスピノ　イノセントのフィノからいきましょう。
そして、●NPU アモンティリャード、　
●ドン　ゴンザロ　オロロソと、段々と酸化熟成の度合いを上げていきましょう。
コクと酸味、旨味が増していきますなー。

料理は
○鮑の柔らか煮柚子風味
○子羊のロースト　パート包
○メダイと帆立貝のポワレ
○黒毛和牛サーロインのグリル　

と、お酒に合わせて、程よい、お摘みポーションででてきます。

ソース代わりに、はつかり醤油の泡や、アンチョビと宗田鰹節のカプチーノ仕立てが使われております。
和のエッセンスも取り入れて、エスプーマ満開？

出汁の効き方が、今ひとつだったけど、
濃い目で、お酒を引き立てますなー！

シェリーばかりか、
途中で、神亀のぬる燗なんぞも登場して、グラスやら、お猪口やらが乱舞する呑兵衛垂涎の饗宴となってきましたなー。

いやー楽しいですねー。

デザートタイムはラウンジのソファに席を移して

○アヴァンデセール、デセール、ミニャルディーズを味わいましょう。

ココナッツのブランマンジェは、抹茶のソースにホワイトチョコが蕩けて、演出もバッチグー！
濃厚なショコラのテリーヌから未来が見える　何だ？
と思いきや？　丸い穴のからバナナのアイスが覗ける、遊び心をくすぐる作品でありんした。
最後は、シャンパンとオロロソの残り香を味わいながら

エスプレッソのダブルで締める

いつもながら楽しく飲ませていただきました。

心地良いでーす！

ご馳走様でしたー！

蔓防延期となってしまいましたが、久々にやってきました。
いつもの居心地の良いカウンターに陣取って、まずはルイナール乾杯です。

やはりここでは、最初はアミューズ盛り合わせですよねー。
7点盛りをいただきます。

○有機人参のムース、コンソメのジュレ、塩水ウニ添え
○原木椎茸に和風リエット、ゴマをアクセントに
○イベリコチョリソーと玉葱のキッシュ
○宮崎日向夏と天然鯛の昆布〆
○パテドカンパーニュとビーツのビネグレット
○塩トマトとセミドライトマト、岩手黄金モッツァレラに菜の花を添えて
○岩手短角牛の生ハム、セシーナとマスクメロンのスープ

いつもながら、呑兵衛垂涎のお摘みの数々！
小さく、綺麗に盛り付けられてますねー。
ひとつひとつが、しっかりと出汁が効いて、味が入ってます。昆布ありコンソメありモッツレラありと、和と洋の素材、テクニックを使い分け、楽しませてくれますよー！

当然、お酒が進みますよねー。
浦霞禅　純米吟醸、　グレイス甲州　なんぞが参戦して、のっけから、勝手にペアリング状態に入ってしまいました。

岩手短角牛の生ハム、セシーナは、初め、ショットグラスを逆さまにした底の部分に乗ってて、それを摘む時には、おもむろにに、グラスが元に戻され、メロンジュースが注がれる仕組みになっておりました。
生ハムにメロンジュース！　ここのシグニチャーだけど、
演出も段々と凝ってきましたねー。

続いて、NPU アモンティリャード　が注がれてまいりました。

○鰆のコンフィの炙り焼きとカリフラワーのエスプーマ　

脂の乗った鰆の炙りに、スパイシーなバルサミコソース、
カリフラワーの甘みと調和！　旨いに決まってますよねー。
これに、シェリーを合わせる！
流石に、スペイン発祥のホテルだけありますなー。
なかなかの相性です。
最近、家飲みでオロロソがマイブームなもんで、ホッと一息ついちゃいますよー。

○栃木軍鶏の腿肉のソテーと、ホワイトアスパラとグリーン
アスパラのフェットチーネ

パスタではありません。アスパラをパスタに見立ててありました。生に近いアスパラの歯応え、軍鶏の力強い弾力と相まって、グー！

○酒粕に漬けた黄ハタのクリスティアン、浦霞禅のカプチーノ　セロリのグレッグを添えて

酒粕なの、日本酒なの、何やらまた、仕掛けてきましたね？

と、思いきや、ここでのペアリングは、浦霞禅の、何と、ぬる燗でありました！

クリスティアン、文字通り、カリカリに仕上げた周りの生地の中に、絶妙の火の通しの黄ハタの身が詰まっております。
カリカリっ　プルっ　ヌメっ　って感じの食感！
出汁が効いたエスプーマで、味わいが引き立ちます。

これに、ぬる燗が合うんだなー！
呑兵衛、やられたー！　って感じですよ。

燗酒にまで、ペアリングを広げてくれる。
ソムリエの見識に脱帽です！

○和牛頬肉の山葡萄煮込み、2年熟成ジャガイモのソテー

ここで、ワインは　コトデ　イマズ　グランレゼルバ

スペインですからねー。
テンプラニーリョです。　開栓したてなのに、ワインの量が相当減ってます。何と！この料理のソースの仕上げに投入したとのこと！ここまでやられたら、合うに決まってますよねー。

いやー、これだけ味わえば陶然となりますなー。

アヴァンデセールは
○苺のスープとエストラゴンのアイス

苺が仕込まれた、ソーサー型のシャンパングラスに変えて、
締めのシャンパン体制に入ります。

ここで、席をラウンジに移しましょう。

2次会です。

メインのデセールは
ACオリジナル　コーヒーのティラミス　植木鉢タイプです。

ここで、ペドロヒメネス

エスプレッソをチェイサー代わりにいただきましょう。

最後は、締めのまた締めのシャンパンで！

ウーン、いつもながら充実し過ぎた！　
不感症になりそうで怖いですねー。

ご馳走様でした。

久々のAC kitchenです。
居心地の良い、カウンターをL字に使って、4人で会食です。
いつもと同じじゃ、芸がないので、
先日、日テレ　ぐるナイ　に出た、そのメニューをと、所望すると、宮城フェアもやってるんで、コラボでご用意いたしますとのこと。

ACってスペイン発祥のホテルだし、ぐるナイもスパニッシュイノベーティブで出てたはず？
スペインと宮城？
イスパニア国と伊達政宗？
なにやら、慶長遣欧使節団の様相を呈してまいりましたな！
まーいいか！支倉常長になった気分で楽しみましょうか！

アミューズはいつものを所望しましょう。

アミューズ7種盛り合わせ
人参のムースとコンソメのジュレ雲丹添え
岩手短角牛セシーナとメロンジュース
穴子の寿司仕立て
鴨のフォアグラ洋梨添え
パテドカンパーニュ　ビーツのビネグレット
グシュールとズワイガニのフォンダン
帆立貝のテリーヌ

いつもなが、どれも、手間暇かけて細かく繊細に造ってあります。この7種だけで、なかり楽しめちゃいますねー。

シャンパンはルナール
日本酒は浦霞禅

前菜
昆布〆した石ガレイと新興梨のカルパッチョ　はつかり醤油のビネグレット　季節のお野菜と共に

旨みを纏いまったりと〆られた石ガレイと梨のサクサク感のコントラストがなかなかですなー。

お箸でいけます。
日本酒が進むけど、ここで日本ワイン
宮城　秋保のシャルドネです。　
シャルドネも東北の土で育つと優しいねー！

魚料理
ほんのり酒粕でマリネした天然平目のクルスティアン
浦霞禅カプチーノ仕立て　柚子香るセロリのグレックと根セロリのピュレ

まさにクルシティアン！　パリパリの生地！　中はしっとりと、絶妙の火の通し！　この小気味良さがたまらないですねー。浦霞禅のエスプーマもグー

浦霞禅はもちろんだけど、ワイン、シャンパンどちらもいけますよー。

肉料理
シャラン鴨肉のロースト
ペリゴール産フォアグラとマッシュルームのチリメンキャベツ包、岩手産山葡萄　と　赤ワインのソース

写真見ていただければ分かりますが、
鴨の胸肉のこの出し方珍しいですよねー。
通常はエギュエットっうーか、薄切りにして、皮の部分の脂と赤みのコントラストを楽しむんだけど、なかなかの塊で出てまいりましたよー。
鴨肉を噛み締める！　ウーン、歯応えがあって、旨みが後から来ますな。これも有りかなー。

フォアグラのキャベツ包　アランサンドラスを思いだしちゃいましたよー。年分かっちゃいますねー。

何処がスペインなのか、分かりませんが、まー、テルプラニーニョ使ってるでしょう。ソースは鋭角！　キリッと冴えてます。

と言うことで、
赤は当然、ペスケラです。

デザート以降は、カウンターから、ラウンジスペースに場所を移しましょう。
ここも居心地いいんだなー。
この使い方、お勧めですよー。

デザートがまた、凝ってますねー！
写真見てください！

プランターの土から芽が？
一見しただけでは小学生の理科の宿題ですよねー？
シャベルも添えられてて？

実は、これが、食べられるんです！
ACオリジナル　ティラミス見参！

芸が細かい！

いつもながら、楽しめました。

天晴れなディナーでありんした！

緊急事態宣言下、ここのところご無沙汰を続けておりましたが、久しぶりの来訪です。

酒も飲めないのにどーすんの？
と言うことですが、お客様とビジネスランチなんで、今日は覚悟を決めて、ノンアルコールに挑戦しましょう。

先ずは、ここのシグニチャーカクテル　ジントニックから行きますか！

NEMA 今話題のノンアルコールジンを使った　カクテルです。　薔薇やラベンダー、ジンの香りの基になるジュニパーベリーなんぞと言うスパイスを使った、ハーブウォーター！

うん？　なんかいいじゃないですか！　ジンの感じでてますよー。頑張りますねー！

料理は

アミューズ　
とうもろこしのムース

オードブル
ヤシオマスのタルタル
その上に、夏野菜を山形の郷土料理だし仕立てにして、オマールエキスの泡がかかってます。

ノンアルジンでもいいけど、シャンパンか日本酒が恋しくなりますねー。

ここらで、ワインかな？

カールユングの脱アルコールワイン
先ずはリースニングを

魚
スズキのポワレと白エビのフリット
ソースはアンチョビのピュレに柴漬けを加えたものと、
アメリケーヌ

なかなかどれもイノベーティブですねー！


肉
和牛のロースト、マディラソース

こちらは、脱アルコール　メルローで。

デザート
桃のコンポート、杏仁のムース、バニラアイスクリーム
クッキー状の蓋の事態に、いろいろな美味しさが隠れています。　ノンアルに辟易してる中、アマレットの隠し味をほのかに感じて、少しホッとしますなー。

エスプレッソダブル

ミニャルディーズ

締めに緑茶をいただきました。

いつもながら、心地良く過ごせました。

My favorite ですからねー。

お酒飲めなくとも、通わないとねー。

ご馳走様でした。

1月の緊急事態宣言発出直前以来ご無沙汰が続いておりましたが、久しぶりの来訪です。
my favorite のカウンター席角に陣取り、今日は何から行こうかなー？

いつものシャンパン　ルイナールをボトルで、あと日本酒はどうしょうか？　今日のグラスは伯楽星　特別純米　とのこと。
連れが呑べえ故、1人ボトル1本は空けちゃうでしょう？ということで、ボトルに。冩樂　純米吟醸　なごりざけ　にいたしやしょう。

アミューズはいつもの七点盛り
ニンジンのムースコンソメのジュレ雲丹添え
鴨の生ハム、メロンジュース添え
パテ　ド　カンパーニュ
ジャンボンペルシェ
帆立と蟹のテリーヌ
フォアグラのテリーヌ
穴子の寿司みたて

いつもながら、ルイナールと冩樂を交互に、まったりと舌先にころがしながら、チビリチビリ。
コラーゲンやら、野菜の甘味、出汁の効いた旨味、香り高い油脂やらを、斬ったり、同化させたり、楽しいねー！
至福のスタートと相成りました。

前菜は

ヤシオマスのタルタル

自家製生ハム

添えてあるクリームが出汁と燻製香に良く合って
グーです。

メインは

ススギのベニエ、スパイシーなトマトソース

ここで、グラスの赤、オーメドック　ド　ジスクールを追加

何やら心地よく、流石に、酔いが回ってまい、これ以降、味わいの詳細はレポートできませんは？

朝霧高原豚の煮込み

フォアグラのパルフェ

締めのフォー

桜尽くしのデザート

ミニャルディーズ

エスプレッソダブル

どれも美味しいいただきました。
外の陽気のせいもあるけど、いつもながら心地よい夜をすごせました。

私だけ美味いもの食べて、家族がうるさそうだから、いつものように、ウエストでシュークリームでも買って帰るとしますか。ご馳走様でした。

年明け、緊急事態宣言の気配？
当分、外飲みはできなくなりそうだから行っときますか。
ということで、急な予約で再訪

いつものカウンター角に陣取り、今日のシャンパンはルイナールではなく、久々アンリオをハーフでいただきます。
日本酒は山形正宗、赤はハウスワインのブルゴーニュを並べましょう。

急な予約故、メニューも見ずに、本日状態が一番良い材料を使ってのお任せをオーダー
　　
アミューズは岩手短角牛生ハム、セシーナ
お猪口に入った、いつものメロンジュースが添えられいるけど、もっと飲みたいので、グラスにてお代わりをオーダー。
アンリオ、正宗、ピノと合わせ、次々に転がしながら牛生ハムの旨味を堪能です。

タパス7点盛り
いつもながら目と鼻腔と味蕾を楽しませていただきます。
クリスマスの名残りか、チョコレートでコーティングされたフォアグラのパルフェが初お目見え。
これも一通りお酒を合わせて、チビリチビリ派には応えられません！

ヤシオマスと牡丹海老のカルパチョ
連れが日光転勤の話しをしていると、すかさずヤシオマスをぶつけてくるところなんぞ、憎いねー。
写真見れば分かるけど、相変わらず、皿上のデザインはチャレンジャーですよ。
味ももちろんグー！

ブリ大根をイメージしたというブリのポワレ、シェリー酒ソース。
ここでソムリエ登場！　二段回熟成、アモンティリャードを参戦させてきましたよ。
ブリ大根に辛口シェリー、鼻腔を擽りますよ。なかなかでねー。

お肉は、ラッキー、ノエルの残り香、前沢牛にありつけました。タップリとトリッフを散らして、堪能的です。

食事は、これまた前沢牛の鉄板焼き風ガーリックライスを韓国海苔で包むという、イノベーティブな作品
味はもちろん、いろいろ五感を楽しませて口れますよー。

フロマージュ、アヴァンデセールののち、濃厚な手作りカステラと苺のソルベ、抹茶のパルフェ
甘すぎず、程よい薫りを放つ抹茶のパルフェの、甘味を調整せんがごとく、
食後のシェリー、ペドロフィメネス登場！

アミューズからデセールまで、お酒を堪能いたしやした！

濃いめのカフェで締めましょう。

巣籠もり前の最後の晩餐、いつもながらのイノベーティブ、絶品で締めくくれました。

いやー、このコロナ禍に、また来ちゃいましたよ。なんせシェフお任せに嵌ってますんでねー。

天邪鬼のお気に入り、居心地の良いカウンターに陣取り、
まずは、ルイナールをボトルで、あと日本酒はお勧めに従って、今日は伯楽生特別純米の新酒なり！

いつものごとく、メロンジュースと岩手短角牛の生ハムに続き、タパス7種盛り合わせ。

オードブルはアイナメのカルパッチョ
軽く炙ったアイナメに、なんと煎り酒のジュレですよ。
伯楽生が進みますよー。彩り野菜に添えて、水分を飛ばして旨味をカリカリに仕上げたドライトマト、シャンパンに合いますなー。

鴨フォアグラのポアレ
キャラメリゼされたシャインマスカットとトリッフ
と、ここで、ロマテNPUアモティリャード　なんて言う、シェリーを勧めてきたよー。
これぞ酸化熟成を重ねた香り、この凝縮感！フォアグラの脂とトリッフ、シャインマスカットの織りなす官能的で複雑な甘味と渾然一体、バッチグーです。

マハタのポアレ
ミキュイに仕上げたマハタに地蛤のマリニエールソース
ちょっとソースの塩がキツいかと思いきや？
ソムリエが、空かさずテールドファミーユのシャルドネを注ぎだした。
ワインとともにいただけば、この塩使いもなかなかのものですよー。

北海道産黒毛和牛のロースト、牛蒡と赤ワインのソース
付け合わせが2年熟成ジャガイモのワッフル、洒落てますねー。ここで、久々のボルドー、オーメドックドジスクール。

いつもの石焼風、パエリヤで締めて、

さー！これから2次会だよー。

席をカウンターから隣のライブラリーに移して、
デザートタイムの始まり始まりといきましょう。

アヴァンデセールは杏仁豆腐のエスプーマ
と、締めのお酒は獺祭スパークリング

メインは　メレンゲ菓子　和栗のモンブラン仕立て、とちおとめのソース

ミニャルディーズ

エスプレッソのダブルで締めて、
あーー！　今日も、堪能しちゃいましたよー。
シェフお任せで良かった！

いやー、嵌って通い込んだら見えてきましたよ。この店の秘密が？　いつものタパス7点盛りも、人参のムースやパテドカンパーニュ、ポークリエット、穴子の寿司仕立てを定番として、いろいろと変化するんだね。

代名詞となった試験管スープも、スペイン風ガスパチョから、焼玉蜀黍のスープ、そして今の透明なトマトのガスパチョへと変化してきましたよ。その他、鮪の炙り、秋刀魚の薫製、ズワイ蟹のフォンダン、松茸のすり流しなんぞも登場して、毎回楽しませていただいますよ。これだけでけっこう酒が進むよね。

でも、この店の魅力はここにとどまりませんぜ！
馴染みになって、勧められるままに、シェフお任せコースをとったらこれが大当たり！

低温加熱した日光清滝養鱒場プレミアムヤシオマスのミキュイ
枝豆とイベリコチョリソーの香り

軽く炙った本鮪とオマール海老のニース風サラダ仕立て
乾燥彩り野菜を添えて

フカヒレと松茸のコンソメロワイヤル

低温加熱した蝦夷鮑とキャベツのソテーグリビッシュソース

キジハタのポアレシジミ風味のマリニエールソース、オクラのソテーと焼きナスのピュレをアクセントに

三重県産マハタのポアレと春菊のソテー地蛤のバターソース

仙台牛フィレ肉のグリエと鴨のフォアグラのロッシーニ風

牛尾の赤ワイン煮込み、2年熟成のジャガイモのピュレと農園野菜のローストを添えて

熊本県産黒毛和牛ロース肉のグリエ、牛蒡のピュレと赤ワインソース　2年熟成ジャガイモのワッフルと共に

等々・・・

写真見て下さいよ。毎回、手を変え品を変え、テクニックを駆使して、

でてくるは、でてくるは！

天邪鬼垂涎のオンパレードですよ。　どれも30グラム程度かな？　満腹中枢を軽く刺激しながら、いつまでも美味しい料理と酒への欲望を持続させる離れ技！この臨界点を彷徨い歩く感覚がたまらないんだよね！

料理はどれも、火の通しが絶妙です。低温加熱！真に半生！ミキュイでっせ！これを出汁がしっかりときいていながら、素材そのものが微かに馨る繊細なソースでいただくとくりゃ。脱帽ですよ。
また、付け合わせが凝ってるね。野菜の達人かな？テクニックを駆使して素材の美味しさを最大限に活かしてるよね。紙のように薄く仕上げた乾燥野菜も、旨味が凝縮して、噛み締めるほどに、笑みがでちゃいます。
2年熟成ジャガイモは、フライはもとより、ピュレ、ワッフル、ドヒィノワーズと七変化ですよ。
あと、一目瞭然だけど、シェフは絵心あるのかな？
皿をキャンバスに見立て、彩りとデザイン、毎回ワクワクです。

いつだったか、連れがキャビアのいいやつを手に入れたってはしゃいでさ、我儘言って持ち込んだこともあったっけ！
そしたら、即興で、ブリニ焼いてくれて、軍艦巻にもしてくれたんだよね。センスもいいし、おもてなし精神満点ですな！


斯様に、通い込むほど奥深い！
旨いもの食らいたきゃ、通わなくちゃね！
てなわけで、今日もいきまーす！

スペイン発祥、マリオット系の新しいホテル。タパスでも摘みながらチビリチビリしてみようと来訪。
バーのカウンターに陣取る。
まずは、ハウスシャンパンらしき、ルイナールをボトルで。
あとは、ん？日本酒あるの？　ー5度の専用セラーだって！
見せてもらったら、獺祭は当たり前だけど、伯楽星、冩楽、九平次、さわやまつもと、田酒・・・いちおう揃ってるじゃないのよ。そんじゃ、冩楽と冩楽の今時期のなごし酒をいただきましょう。

タパス7種盛合わせ。なぬ？お主本当にタパスか？

イノベーティブじゃないの！

アメーラトマトのクリアガスパチョからして何なの？
モクモクと煙りを吐く、透明なアラジンのランプ風の器から、
流行りの試験管で供されたりして。60度で滴りを集めたんだってさ！やんわりと緑がかって透明、微かな甘みと酸味、正に自然の恵み、甘露じゃん！シャンパンに合いまくりよ！

人参のムース、コンソメのジュレ雲丹添え。
これmy favorite のマノちゃんのスペシャリティだけど、本家に劣らずなかなかやるじゃん。このくらいのポーションだと飽きずに丁度いいんだよね。なかなか考えてるね。日本酒に合いますよ。

鮑のすり流し。
活けの鮑をすり鉢で擦って、昆布出汁と合わせたんだって。
磯香りが鼻腔をくすぐり、口中を駆け抜ける、コリコリ感
何とも言えません。海のジュースだね。またもや日本酒が進みますよ。

穴子の寿司見立て。
ミニミニ穴子寿司じゃないの？お主、寿司屋で、摘みの前に、まずは、握り2貫を所望する、私の癖を見抜いているのか？
これも日本酒かな？

ポークリエット
黒い竹墨でできたパンにサンドされて、モチモチっといただきます。これはシャンパンと日本酒両方かな？

パテドカンパーニュ
定番ながら、手作り感をかんじる、しっとりとした出来。
これも両方。

フォアグラのマカロン
フォアグラのテリーヌとマルメロのジャムをマカロンで挟んで。日本酒がフォアグラの甘みと同化し、シャンパンで切り、再び、マルメロの酸味と同化する。たまりませんわ！

という具合ですよ。
どれもミニミニサイズ！手間暇がかってるよね！
出汁もしっかり効いてて、味の輪郭がハッキリしてます。
こんなアミューズ、星付きの店でも、今時、チョイめずらよー！
安易に胃の腑を満たすこを愚とする　天邪鬼にうってつけじゃないですか！

続いて、2品目は
スペインだもんね。生ハムいこうか。
何とフェラーリ色みたいな真っ赤な大型の生ハムカッター登場！これで、紙のごとく極薄にカットしてくれるんだって！

ハモンセラーノ？ハモンイベリコ？定番じゃ芸が無いね。などと悩んでいると、岩手短角牛の生ハムを勧められちゃいましたよ。セシーナとか言うんだって。
え、豚でなくて牛？と思いきや、これが大当たり！
モチっ、シトっ、噛むほどに、赤身の旨さが滲み出てきましたよ。流石運動してる牛さんだけあるは。これをモチモチとしたポンデケージョといっしょに頬張るんだよね。
ん？傍らのグラスは何？何とメロンジュースじゃないのよ！
洒落てるねー！これでハムの塩気を日本酒とメロンジュースでまろやかに転がしすわけか？そしてシャンパンで切る！
天邪鬼冥利につきますよ。

パタタス　ブラバス
スペイン風フライドポテト　これを　アイオリソースでいただくスペインの定番郷土料理だけど、ただのポテトと侮るなかれ、ポテトは、北海道産2年熟成メイクイン。デンプンが熟成により程よく糖度を上げ、甘いこと旨いこと！
パプリカ入りのオリジナルソースはACのチューブに入って供される。これまたお洒落！

メイン系でははエイのムニエル、
活けのエイ、臭みがまったくありません。軟骨のコリコリ感たまりません。コラーゲン、コラーゲン！
焦がしバターソースとレモンでバッチリね！

この他、ミニミニストーブで供され牛頬肉の煮込みもお勧め！

などと、シャンパンと日本酒を交互に、転がしながら、ソムリエに勧められるままに、ブルゴーニュやコートドローヌをやってたら桃源郷？嵌っちゃいましたよ。

ラインナップといい、ポーションといい、バッチリじゃん！
天邪鬼の隠れ家、また、見つけちゃったね。

でも、この店の秘密は、これでは語りつくせません。
通いこんでこそ分かる秘密？

次回、お任せコース編でリポートしますね。