大震災翌日に受けた恩義
11年ぶりに丸の内勤務となった初日
訳も分からぬ状態のままお昼時を迎え、仕事柄、ここの職場では昼食は交代制とだけは聞いていたけれど、いったいどのタイミングでお昼に出ればいいのか勝手がわかりません
12時30分を過ぎ、いくら交代制だとしても、そろそろこのあたりでよかろうと判断をして職場を出ました
以前丸の内勤務だった頃には、お昼はほとんど社食という生活だったから、外食となるとある意味新鮮に感じるこの丸の内界隈
さすがにまだ初日だし、あまり遠くまで足を延ばして冒険するのも不安だからと、やってきたのは新東京ビルの地下飲食店街で、お目当ては「大戸屋」です
おいおい、いきなりよりによって「大戸屋」かよ、と言われかねないお店の選択だけれど、こちらの店舗にはかつて助けられた思い出があるんだよな
時は2011年3月12日土曜日
前日金曜日の午後に東日本大震災が発生、管理職は全員職場に残って被災地の安否確認にあたれとの指示により、ビルの27階で一夜を明かしました
前日の昼食以来、丸1日以上何も食べていなかったゆえ、12日の午後になってようやく貨物用エレベーターが使えるようになったと聞いてビルの外に出た私
新東京ビルの地下に入ってみたところ、この「大戸屋」が何事もなかったように粛々と営業しているのを目にして、実に頼もしく思ったものです
当時、何をいただいて味がどうだったかなんていうことはまるで記憶にないけれど、涙が出そうになるほどありがたく感じたことだけは今でもはっきりと覚えています
さて、やってきてみれば、お昼のピークは外しているはずなのに、お店の前にはちょっとした入店待ち行列ができています
ひょっとして、これは丸の内独特の混み方なのかな
とはいえ、列の後ろにつけば、サクサクと行列が進んで、それほど待つことなく店内に席を得ることができました
昔はなかったタブレットで私がオーダーしたのは、オーソドックスなところで「豚肩ロースの生姜焼き(1,180円)」
でややあってやってきた「豚肩ロースの生姜焼き」は味の方も至極オーソドックスです
まあ、赴任初日ゆえ、手堅いお店で手堅いメニューをいただいたけれど、いずれにしても、ここからいよいよ丸の内での最終章がスタートです
(6点/10点満点)
https://ameblo.jp/captainsolo/entry-12796759025.html
店名 |
Oo toya(Oo toya)
|
---|---|
类型 | 食堂、咖啡店 |
03-5220-5580 |
|
预约可/不可 |
无法预订 |
地址 |
東京都千代田区丸の内3-3 新東京ビル B1F |
交通方式 |
距離二重桥前 287 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
|
付款方式 |
可使用卡 (JCB、AMEX、Diners) 可使用电子货币 |
座位数 |
50 Seats |
---|---|
个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
可能的 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
---|---|
关于儿童 |
接待儿童 |
网站 |
本日お昼にやってきたのは新東京ビルの地下にある「大戸屋」
ここに入るのは昨年丸の内に帰ってきた初日にお昼をいただいて以来1年ぶりで、かつて大震災翌日に受けた恩義の借りはその時に一応返したつもりだから、特に再訪する予定はなかったけれど、巷の噂で春限定・数量限定の「鰹の梅はさみ揚げ」が美味しくて評判だと聞けばさすがにそれは気になります
なるほど、目下鰹は旬
でも、私としては、さっぱりとした初鰹よりも、秋になって脂が乗った戻り鰹の方が好きなんですがね
既にお昼時も半ばを過ぎているにもかかわらず、お店の前には入店待ちをしている先客がいてすんなりとは入れないというのは前回と同じ
客捌きが荒っぽいネイティブ系の中国料理店などとは違って相席はさせていないからというのはあるにせよ、商売繁盛なのはなによりですが、席待ち中に観察していると、既に食べ終わっているのにしばらくおしゃべりをしている女性グループや、スマホいじりをしているおひとりさま女性もいるから回転が滞っているというのもあるようです
まあ、このあたり、次にまたここに来ることがあるのか、来るとしてもそれがいつのことになるのかわからない私としては、そういう客筋なのだと承知するにとどめておきますがね
ややあって店内に席を得て卓上を見れば、前回来た時にはタブレットでのオーダーだったものが、この1年でモバイルオーダーに変わったようで、まさにご時世だなと感じます
私がオーダーしたのは、もちろんそれがお目当てで来ている「鰹の梅はさみ揚げ(1,290円)」です
卓上を見れば、たとえお店のシステムが時流に合わせてどのように変わろうと、町の定食屋さんだったその昔のことは決して忘れてはいませんよというように、ちゃんとゴマ塩を置いてくれているのが「大戸屋」のいいところなんだよな
で、ややあってやってきた「鰹の梅はさみ揚げ」
折敷の上を見ると、右にタレらしきもの、左に大根おろし入りの和風だしと塩が添えられているから、これらをお好みによって駆使して食べてくださいということなのだろうな
ごはんにゴマ塩を振れば準備完了
まずはそのままいただいてみれば、大葉が香ってこれは美味い
次に塩でいただいてみれば、一段と味が引き立ちます
タレらしきものは酸味があるから私には今ひとつだったけれど、和風だしの方はさっぱりしていてなかなか悪くない
でも、私としては塩でいただくのが一番だったかな
うーん
いずれにしても、これ、かなりのアタリメニューでしたね
(6点/10点満点)
https://ameblo.jp/captainsolo/entry-12849792080.html