柄にもなくカフェ飯 : Yuurakuchoumaikurofudoandoaidhiamaketto

季節柄台風が近づいてきているようで、明日のお昼あたりはひょっとすると大雨になるという天気予報
そういうことなら、この夏にフル活用したゆえそろそろ行先の心当たりが心もとなくなってきた地下ルートで行けるお店は明日に回すことにして、今日のお昼は地上ルートで今朝も立ち寄った有楽町ビルに向かいます
やってきたのはビル1階にある「micro FOOD&IDEA MARKET」というカフェらしきお店
こちら、この4月に丸の内に戻った当初から、有楽町方面に来るたびに目についてはいたけれど、どう見ても私の趣味・嗜好には合わないジャンルのお店だから、行先とすら認識せずにここまで来ました
でも、有楽町ビルが間もなく閉館してしまうとなれば、当然こちらのお店もなくなることになるわけで、そのこと自体は私にとっては別に痛くも痒くもない話だけれど、ついつい完全踏破にこだわってしまう生来のコレクター気質が私の足をこちらに向けました

いざ入ってみようという気になってメニューを見てみれば、思っていたとおり、なんだかチャラチャラしたカフェ飯ばかりが並んでいるけれど、値段の方は思っていたよりもまともです
それもそのはずで、お店はセルフスタイルのようだから、そうそう強気な価格設定にはできないんだろうね
もともとプレートランチに興味はないし、「タコライス」もそれほど好きではない私
一瞬“カツオ”というのが目を惹きましたが、“マリネ丼”というのは悪い冗談でしょ
こうなると、選択肢は一つで、「短角牛のカレオ(900円)」とやらをいただいてみるとしますか
ちなみに、お店の説明書きによると、カレオというのはインドネシア・スマトラ島のお祝い用の伝統料理で、スパイスとココナッツミルクを使った煮込み料理とのこと
まあ「マッサマン」や「ルンダン」を広い意味でカレーと呼ぶのなら、これもまた一種のカレーなんだろうな

注文カウンターでオーダーをすると、支払いは現金不可とのことなので久々にPayPayの出番
決済手続きが済むと、フードコート式のブザーが手渡され、空いている席で出来上がりを待ちます

で、ほどなく呼び出しがあって受け取った「短角牛のカレオ」
いただいてみれば、ほとんど辛さはないけれど、ココナッツミルクが効いていて、タイ方面の味わいです
岩手県産短角牛の牛すじを使っていると言いながら、肉はほとんど確認できない代わりに、トッピングに振りかけられたクラッシュ状のナッツの香りと食感が楽しい
カレーにナッツか
この組み合わせは覚えておきましょう

食器類をセルフで下膳した後、フロアを見回してみれば、物品の販売コーナーもあるけれど、私の目を惹くのは小皿やちょっと珍しい缶詰くらいのもの
まあ、こういう空間、女性には受けるのかもしれませんがね

(6点／10点満点)

さて、これにて有楽町ビルでの未踏破店も、地下はお弁当関係2店とスターバックス・コーヒーの計3店
1階は喫茶店1軒と、なぜかもう1店舗あるスターバックス・コーヒーを残すのみとなりました

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