官方消息
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店名 |
Kaori hime
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类型 | 日式小酒馆、海鲜、日本酒 |
预约・查询 |
050-5600-7106 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
東京都港区新橋2-19-10 新橋マリンビル 2F |
交通方式 |
从JR新桥站银座出口徒步3分钟 距離新桥 117 米 |
营业时间 |
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预算 |
¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999 |
预算(评价总数) |
¥5,000~¥5,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 可使用电子货币 (Suica等交通系电子货币、iD、QUICPay) 可使用二維码支付 (PayPay、d付款、乐天支付、au PAY) |
服务费收费 |
不含服务费(※小菜费用每人380日元。) |
座位数 |
77 Seats ( 有固定脚炉座位有吧台座位) |
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个人包厢 |
可能的 可容纳4人 是半个单间。 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 楼层内有吸烟区 |
停车场 |
不可能 |
空间、设备 |
有吧台座位,有日式包厢,有日式围炉座位,无障碍空间,接待轮椅客人 |
酒水 |
有日本清酒,有烧酒,有葡萄酒,对日本酒讲究,对烧酒讲究 |
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料理 |
对鱼类料理讲究 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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关于儿童 |
接待儿童 |
网站 | |
电话号码 |
03-5537-2684 |
都道府県のアンテナショップという業態はいつ頃から出来たのでしょうか?
Wikipediaで調べてみると、その嚆矢は、1932年(昭和8年)に当時の丸ノ内ビルヂング1階の空きブースに作られた、地方物産陳列所に求められるみたいです。
戦後は、八重洲の国際観光会館と鉄道会館で同様の事業が行われますが、いずれも全て小規模ブースが集合した業態だったようで、一般財団法人地域活性化センターによれば、各自治体が独立した店舗をアンテナショップとして運営するようになったのは1994年(平成6年)頃からと言われています。
竹下内閣が全国の各市町村に一律1億円を交付したいわゆる「ふるさと創成事業」が行われたのが昭和から平成への切り替わり時期にあたる1988年〜1989年のことですので、それからワンタイミング遅れる形ということになるでしょうか。
政策に好意的に見れば、ふるさと創成が都道府県のアンテナショップ出店を後押しした形と見ることも出来るかと思います。
私は、仕事柄、地域活性化みたいなものとは何らかの関わりを持っていたので、都道府県のアンテナショップもかなりの数訪問していますが、やはり一番印象深いのは、札幌&帯広勤務以降、頻繁に訪れた東京駅八重洲口の「北海道フーディスト八重洲店」と有楽町駅そばの交通会館にある「北海道どさんこプラザ」ですね。
アンテナショップの立地場所は様々ながら、この両店に代表されるように、やはり日本橋〜東京駅〜有楽町(銀座)〜新橋の東京の中心ラインには、かなりの数のアンテナショップが集積しています。
この日は、そんな中から新橋にある香川県と愛媛県の合同アンテナショップである「香川・愛媛せとうち旬彩館」の2階で営業している当店をランチで利用してみることにしました。
複数の都道府県による合同アンテナショップというのは珍しい形態ですが、同じ新橋には鳥取県と岡山県の合同ショップ「とっとり・おかやま 新橋館」というのもありますし、つい先日、北陸3県が2024年に大阪・梅田に合同アンテナショップを開設するという報道もなされていましたね。
香川・愛媛せとうち旬彩館のオープンは、2003年(平成15年)3月ですので、前記のアンテナショップの歴史と照らすと先駆け的存在とは言えないまでもオープンして今年=2023年3月で丁度丸20周年を迎えることになります。
2018年(平成30年)10月には開業15年を機に改修工事を行い、開業時から営業している当店についても、個室を設置するなどのマイナーチェンジが行われています。
ランチタイムは11時から営業しているお店ですが、この日は、その2分後に伺いました。
お店は、せとうち旬彩館に入ってすぐ左にある階段を上った2階にあります。
お店はちょうどオープンするところで、並んでいた10人ほどの客が順次席に案内されているところでした。
列の最後についた私もすぐに案内されました。
店内はカウンター席がハイチェア席のほかに対面式のものもあって、テーブル席もかなりたっぷり用意されています。
店舗情報では77席になっていますが、カウンター席は1席おきに稼働させているなど感染防止対策を徹底していますので、実質キャパは50席以下くらいではないかと思われます。
私は、対面式カウンター席に案内されました。
卓上にはメニューが置かれていますが、なかなか整ったメニューで、どこかコンサルタントみたいな香りもして、パッと見た印象ではあまり期待できる感じはしません。
ただ、メニューをよく見ると、かなり素材にこだわって地元色を前面に出しているのが分かり、なかなかそそられるメニュー構成になっています。
加えて、お値段がかなり良心的な水準に抑えられているのは嬉しいところです。
メニューを眺めてご当地食として、看板メニュー化していると思われるのが、愛媛は鯛めし(宇和島鯛めし、伊予鯛めし)で香川は讃岐うどん。
まあ、これは標準的なところでしょうね。
鯛めしについては、この近くでは銀座コリドー街にある「近畿大学水産研究所」が近大真鯛の鯛めし食べ放題ランチを@1,300円〜@1,400円でやっているので、ライバル関係と言えそうです。
注文は、鯛めしとミニうどんのセット@900円にしました。
待つこと7分ほどで、注文の品が運ばれてきました。
鯛めしにミニうどんと小鉢2品、漬物が添えられています。
鯛めしは、いわゆる伊予鯛めし=炊き込みご飯です。
鯛めしと言えば他に鯛を刺身で食す宇和島鯛めしがあり、現在では、どちらかと言うと宇和島鯛めしの方がメジャーな存在になっている感がありますよね。
しかし、この伊予鯛めし、美味いです。
鯛のほぐし身がたっぷり入って、ご飯全体に鯛の風味が行き渡っています。
また、干し椎茸が隠し味になっていますね。
これらの旨みの元が上手くコラボして絶妙の風味を奏でています。
多少ベチャッとした炊き上がりではあったのですが、そのベチャッと感も、磯の風味みたいな感じでむしろ好意的に解釈したくなるので不思議です。
私もこれまでは宇和島鯛めし派だったのですが、この伊予鯛めしを食べてイメージが変わりましたね。
近大水産研究所の鯛めしとの比較は、あちらを食べていないので拙速な評価は出来ませんが、食べログレビューを見る限りではなかなか高評価を得ているので、いい勝負かもしれません。
ただ、お得感ではやはり当店が上ではないかと思います。
ミニうどんも正統派のいりこだしの讃岐うどんという感じで、ミニサイズであるがゆえに鯛めしのお供としてスープ代わりの役割も果たしてくれます。なかなか美味しかったです。
小鉢のがんもと冷ややっこ(卓上備え付けの香川醬油をかけていただきました)もまずまずの味でしたし、漬物のたくわんは、ここでもう一押しという感じが無きにしも非ずでしたが、まあここはご愛敬と受け取ることにします。
全体にリーズナブルに本場の味に近い料理を味わえる点で、アンテナショップの価値を高めるのに貢献するところ大だと思われ、アンテナショップの集客力向上にも大いに結び付いていると思います。
因みに私も帰りには、1階の販売店で色々と買い物をすることになりました。
この日、私が退店する11時20分頃にはかなりの客で賑わってましたが、客層は落ち着いた年齢層の方が中心で、そういう舌の肥えた層に浸透していると思われる点でも好印象ですね。
地方の時代と言われて久しいですが、その流れは、これからますます加速していくと思われるので、当店もその一翼を担う存在としてさらに頑張ってもらいたいですね。