『神田にある知る人ぞ知る路地裏の名店』 : Fratello

神田駅・新日本橋駅・トラットリア「FRATELLO・フラテッロ」

今月で10周年を迎えられた神田のイタリアンの老舗枠。イタリア語で「兄弟」の意味。

イタリア・ボローニャで修業し、その郷土料理を日高シェフなりに解釈し、このお店でなければ食べれない料理を心をこめて提供。今年から、在日11年というイタリア人シェフのマルコさんもメンバーに加わったようで、お店のイタリア料理にも幅が広がったようです。

ランチは、パスタ（3種から）・サラダかスープ・自家製パン・コーヒーか紅茶・デザート。パスタは「地鶏と軟骨、長ネギのペペロンチーノ」「豚肉ときのこのトマトソース」「真鯛とジャガイモの青海苔クリームソース」

パスタは「地鶏と軟骨、長ネギのペペロンチーノ」に決定。サラダとスープ両方でお願いすると追加300円ということなのでお願いしました。

【サラダ】
「サラダ」
とんでもないボリューム。ビッフェで欲張ってもここまで盛らないわよ（笑）。瑞々しい葉物野菜にはレタスだけでなく、ルッコラ、からし菜、マイクロリーフとかいろいろな種類がミックスされ上から粉チーズとシーザーサラダドレッシングがかかっています。私の周りはみんな好きだけれど、野菜嫌いの人なら“うさぎじゃねえよ”とか言っちゃいそう。野菜は大切。感謝していただきましょう。

【スープ】
「具だくさんのミネストラ」
トマト、パスタ、豆無しのイタリア・トスカーナ州のコンソメテイストのミネストローネ。赤カブや、ニンジンなど同じ大きさに揃えて角切りにされ、野菜の食感を残した、食べるスープ。

【パン】
「モッツアレラとトマトのブルスケッタ」
トマトソースの甘くてまろやかな酸味にミルキーなモッツアレラとをのせたブルスケッタ。

【パスタ】
「鶏肉とブロッコリーの香草ラグーソース（白ワイン煮込み）　スパゲッティー　ペコリーノチーズかけ』
コリッコリ食感の鶏軟骨、ぶつ切りにした鶏肉に甘みのある長ネギやハーブなどと煮込んだラグーのペペロンチーノソース。鶏のブイヨンに柚子胡椒らしきピリ辛パンチがアクセント。細目のパスタはアルデンテ、大盛り申請しなくても、量は充分以上でした。

【デザート】
『りんごキャラメルプリン 』
リンゴのキャラメリゼにキャラメル味のプリン。キャラメルの甘い香り、リンゴの爽やかな風味。嫌いな人はいないと思う。

【食後の飲み物】
「アイスコーヒー」

シェフも穏やかなお人柄らしく、物腰丁寧で、おひとりオペレーションながら、テンポよくお料理を出してくださいました。

これだけ充実した構成で1400円。スープかサラダ一択ならば、破格の1100円。現在お店の2階は利用していないようで、１階のみのカウンター席のみ。一度に多くの人が入れないこともあって、いつも行列が出来ている理由がわかりました。