魅惑のスパイス配合に引き戻された
余りの美味さに舞い戻って来た。
こんなに間隔を空けずに同じお店を訪問したのは初めてかも。
目当てのキュイカレーは、残念なことに、月水金の隔日提供とのことで、再度次の機会に、ということになったが、もう一つの看板メニューと思われるボンヌカレーを戴いた。
前回のチキン同様、素揚げにしてある茄子には表面のクリスピーさが残り、そこに溶けたチーズが絡んでくる。
まるで、背徳感すら感じる。
野菜を食べに来たのか、クセになる麻薬系メニューに引き戻されたのか、よくわからなくなって来た。
辛口カレーに仕込まれたスパイスが、時間差攻撃でじんわり汗をかかせてくれるのは前回同様。
冬の新陳代謝が落ちた時期には、丁度良かった、そう言い聞かせたのは、贅沢を覚えた事に対する自分なりのエクスキューズ。
品格と懐かしさの欧風カレー
茅場町・八丁堀近辺はカレーの名店が多いのか。
またしても幸運な出会いに恵まれた。
欧風カレー、つまり日本風にアレンジされた洋食カレーということなのだろう、と勝手に解釈した上で期待値のハードル高めに訪問。
看板(?)のキュイカレー(牛すじ煮込とか)が、直前で売り切れたとのことで、定番かな…とチキンカレー(1250円)を辛口でオーダー。
オーダーから5分ほどで、古き良き高級洋食レストランで食べる昔ながらのカレーセットの食器でサーブされてきた。
想定を上回る美味しさに、脱帽。
一口目の印象は『辛口って、この程度なの?』
その後、濃厚なルーの芳醇さに隠れたスパイスに時間差攻撃を仕掛けられたことが判明。
しっかり発汗する羽目となった。
チキンはフリットにしているのか、煮込まれて解れかけた家庭のカレーとは違って、しっかりとクリスピーさを残している。
モッタリと粘度を残したルーには何種類もの野菜が溶け込んでいると感じた。
カレーほど身近で、家庭でも簡単に作れるのに、幾らでも追究しグレードアップする余地のある料理もそうそうないのでは。
本場の南アジアカレー、欧風カレー、和風カレー、色んな可能性を感じさせてくれた一品でした。
店名 |
Kyui Bonnu
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类型 | 咖喱、餐饮酒馆 |
预约・查询 |
03-5640-0677 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
東京都中央区日本橋茅場町1-4-6 木村実業第2ビル B1F |
交通方式 |
東京メトロ東西線・日比谷線「茅場町駅」7番出口より徒歩1分 距離茅场町 34 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 可使用二維码支付 |
服务费收费 |
なし |
座位数 |
25 Seats |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 |
空间、设备 |
有吧台座位 |
酒水 |
有烧酒,有葡萄酒,有鸡尾酒饮料 |
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此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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服务 |
提供外带服务 |
关于儿童 |
接待儿童 |
开店日 |
2012.2.16 |
家族が揃ってカレーを苦手としているので、ランチ時の一人カレーに頼らざるを得ない。
できるなら、チェーン店系列(十分美味いことはわかっているが)に行きたくない、貧乏でもカレーの食べ歩きくらいこだわってみたいし…
茅場町から八丁堀にかけてのエリアは、そんな選択肢を持った自分には魅力的な街だ。よくもこんな高密度で日本カレーの名店が集結したものだ、と感心してしまう。かつての『荻窪ラーメン』みたいな『中央区カレー』といったブランドが培われている気がする。
そんな訳で3回目のキュイボンヌ。
王道カレーはここに究まれり。
チキンカレー(1,250円)は今日も裏切らない絶品っぷりでした。
今更、書き加えることがないような完璧さ。
これ以上の評価に無意味さを感じて、考えた挙句、このレイティング。
インド発の料理を、カスタマイズして、ご馳走にまで高めて、そしてブランドを確立する。
毎回のことながら、日本独特の究める姿勢を感じる一品である。