店名 |
Kagetsu
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类型 | 吃茶店、蛋糕、咖啡店 |
预约・查询 |
03-3666-5043 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
東京都中央区日本橋小伝馬町2-8 |
交通方式 |
距離小传马町 34 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 |
座位数 |
34 Seats ( カウンター6席、テーブル28席) |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
可全面吸烟 自2020年4月1日起,有关被动吸烟对策的法律(修订后的《健康促进法》)已生效,因此请在访问前与餐厅联系,并且可能与最新信息有所不同 |
停车场 |
不可能 |
空间、设备 |
时尚的空间,平静的空间,有吧台座位 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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この日は、岩本町奉行と言われるレビュアー ショーグンレーシング様イチオシの小伝馬町の居酒屋「一亀」でランチをとりました。
最近は神田あたりでもめっきり減ってしまっているハイコスパの居酒屋ランチをいただき、大満足。
やはり持つべきものは信頼出来るレビュアーさんですよね。
そして、ランチをとった後のコーヒータイムは、先日、人形町のカフェへ出向いた際に水天宮通り沿いに偶然発見してBMしていた当店をターゲットにしました。
ただ、当店、コーヒーとケーキを看板商品に据えたコーヒー専門店ですので、いかにも私の嗜好とは合っているのですが、一つネックになる点があったんですね。
それは全面喫煙可能のお店であるということ。
既にご案内のように、2020年4月1日から健康増進法の一部を改正する法律が本格施行され、同日付けで東京都の受動喫煙防止条例が全面施行されたことで、飲食店は原則禁煙になったのですが、従業員を雇用していないお店については、規制の対象外になりました。
法律では、既存の小規模店等に限って経過措置が設けられていますが、条例ではそれだけでは認めず、追加要件として、従業員雇用の有無という物差しを従業員保護の観点から取り入れたということです。
客は嫌なら利用しなければいいわけですし、家族の受動喫煙はその家族内の問題と考えれば、従業員保護という視点は、落とし所としてはある程度合理的なものと思えますよね。
当店は、その規制対象外のお店のようで、店頭には、全面喫煙可能な旨が堂々と記載されています。
私は、タバコをやめて既に20年以上経過しており、肺の状態は非喫煙者と同じレベルまで回復しているので、煙に対する拒否反応は大きいんですよね。
それでも、食べログで禁煙化に対する建設的な意見を投稿することで、そのお店が考え直すきっかけになれば、そして更に広がって禁煙運動の盛り上がりにつながることがあれば非喫煙者のためになるとの考えもあり、従来から「嫌いだから避ける」という一本調子にはならないように行動しています。
今回もそのような思いで、全面喫煙可とは知りつつ当店の門をくぐってみることにしました。
小伝馬町交差点のすぐそばにあるお店で、梅雨時でかなり雨脚が強まる中、12時ちょっと前に当店に到着しました。
店頭を改めて確認すると、やはり喫煙に関する表示があります。
「喫煙目的室申請済」「全席喫煙可能」
一見喫煙目的室と言うと独立した喫煙専用のスペースのようなイメージを受けがちですが、法的には、この喫煙目的室、「施設の全部、または一部に設置可」と位置付けられているんですよね。
つまり、店頭表記にある全席喫煙可能が合法ということなんです。
因みに、喫煙出来るスペースについては、法律上4つの区分があって、この喫煙目的室以外に、喫煙可能室、喫煙専用室、加熱式たばこ専用喫煙室があります。
分かりづらいのが喫煙目的室と喫煙可能室の違いで、いずれも「施設の全部、または一部に設置可」ですが、当店が申請している前者は、喫煙をサービスの目的とする施設(喫煙目的施設)として位置付けられており、たばこの煙の流出防止にかかる技術的基準に適合した室内空間であればOKなんですね。
シガーバーなどと同じ扱いで、これがランチ(主食)提供のある喫茶店だと喫煙可能施設の条件を満足しないといけないようですね。まあ、細かい話ですが。
入店します。
ひと口に喫煙可能と言っても、現実の煙害の程度は店によってかなり差があるというのが、これまでの経験から学んだことですが、当店はかなり煙たいです。
これで「たばこの煙の流出防止にかかる技術的基準に適合した室内空間」として本当に審査に通ったのかは疑問に思えます。
規制あるところには抜け穴があるというのが世の常なので、また変な慣行が出来ないといいなと思いますね。
店内はカウンターが4席(通常の6席が間引かれている様子)とテーブル席が28席(間引き無し)ありますが、店員さんから2人用のテーブル席に座るよう誘導されました。
お店は女性二人で切り盛りされているようですが、雇用が無いのが前提なので、このお二人は血縁関係があるか共同経営者かのいずれかなのでしょうね。
席に着くと、水とメニューが提供されます。
メニューは、ドリンクとケーキ、そしてホットドッグのみです。
ドリンクは、コーヒーが中心で、そのコーヒーにはブレンドとストレートがあって料金は@720円均一です。
ケーキは自家製のものが6種類あり、単品@450円ですが、コーヒーとのケーキセットは@1,100円。僅か(約6%)ながら割引があります。
いずれにしても価格はかなり強気ですね。
注文は、ケーキセットで、ドリンクはストレートコーヒーからブラジル サントス、ケーキはキャラメルカフェ パウンドにしました。
待つこと5〜6分で注文の品が提供されました。
コーヒーは、洒落た感じのエインズレイのカップ&ソーサで提供されました。
紀州備長炭での炭火焙煎珈琲とのことですが、ブラジルサントスらしく、香り高くまろやかな風味のコーヒーで、程よい酸味と苦味があってとても美味しいです。
このコーヒーの美味しさは予想を大きく上回りました。
キャラメルカフェ パウンドは、しっとり系のパウンドケーキで、優しい甘さ。
キャラメルとコーヒーの香りがうまく調和してなかなか美味しいです。
たっぷり添えられたホイップクリームとの相性もいいですね。
当店、コーヒーもケーキもなかなか素晴らしいクオリティです。
強気の価格とのバランスは評価の難しいところではありますけどね。
しかし、それよりも、やはり当店の場合は、全席喫煙可能なのが勿体ないですね。
せっかくのこのコーヒーとケーキ、空気の綺麗なところで味わえたらどんなに素晴らしいかと思ってしまいます。
この日、20分少々在店しましたが、やはり近隣の喫煙族のおっさんがメインの客のようで、常連さんを失うことになるであろう禁煙化には踏み切れないのでしょうね。
しかし、常連さんは喫煙専用室(飲食不可)では本当にダメなんでしょうか?
新型コロナ関連で、客席隔離が一般的になり、タバコを吸う人によくありがちな咳き込むのも好まれない今の情勢からすると、禁煙化(喫煙専用室は止む無し)に踏み出すには好機のような気もするのですが。