一軒家邸宅レストランでファミチキならぬジネチキを : Jinen.

季節ごとにリピートしている東京フレンチ。
渋谷区南平台、オーナーの邸宅を改装しレストランにしたということで
住宅街にあり、ゆえに隠れ家感もあるとっても素敵なお店。

お気に入りの席はお食事しながらシェフとお庭が正面に見えるシート。

ランチはおまかせ12000円程度と破格。

この日いただいたもの
雉のスープ
カナッペ
クリスマスツリーに見立てたカナッペ
ジネチキ　クリスマススペシャル
スペシャリテのカリフラワーのムニエル
そのあとリゾットを
鰆のロースト
赤牛　ハスカップを使ったソース
アップルパイ
メレンゲのお菓子

加藤シェフが最高でして。
フレンドリーでお話も楽しい♪

お料理は毎回いただくスペシャリテのカリフラワーのムニエルがお気に入り。
季節によって産地を変えて使用しているカリフラワー。
特に好きな素材ではないけれど、こちらでいただくと高貴な一皿に変身。

クリスマスでしたので、ジネチキ（ファミマのファミチキから）もお洒落して
いつもより華やかなプレゼンテーション、笑。

ワインも素晴らしいブルゴーニュをグラスでいただけます。

次回は4月！桜が見れるかしら・・と。

お気に入りのjinen.
夏休みのお楽しみでお伺い。

オーナーの邸宅をレストラン仕様に改装したレストラン。
お庭の緑が素敵すぎるのでランチで伺うことが多いです。
（以前のお店ナンペイダイはランチ営業はなしでしたが）

いただいたお任せコース
・雉と貝のスープ　貝殻にいれて
・花ズッキーニ
お花の中には長野県産の鮎と北海道産のブッラータチーズ
・スペシャリテ　カリフラワーのソテー
カリフラワーは栃木県産。20分バターでアローゼして仕上げています
・お口直し　山梨県白州の西瓜
・鱧のスープ仕立て
貝のジュに焦がしたパプリカと梅肉を入れたスープ
・とうもろこしのスープ
仕上げにサマートリュフとヘーゼルナッツのオイル
・蝦夷鹿のタン炭焼き　炭で焼いた枝豆と鹿のジュのソース
・クリームチーズのアイスクリームと夕張メロン　大葉
・スモモのパイ
・ハーブティー

合わせたワイン
シャンパーニュ　エリックロデス
白　ルイ・ラトゥール2019　コルトンシャルルマーニュ
赤　ルモワスネ　ヴォーヌロマネ2018

貝殻に入れたスープを目の前で注いでいただけるという楽しいプレゼンテーションからスタート。
花ズッキーニの中にはまさかの鮎がブッラータチーズと共にたっぷり。
美味しいに決まってます！

こちらのスペシャリテといえばカリフラワーなのですが、それほど面白みのない食材を
ここまで魅力的に仕上げるシェフは流石です！
バターの香りにつられてコルトンシャルルマーニュを！
品の良いロースト香がぴったり。後からバターライスを・・。罪な食べ物です。

お口直しは大胆にも西瓜！笑！
確かにいただくと口中はさっぱり。これ思いつかないですね。

今回のコースで一番印象的だったのは鹿のタンの炭火焼。
ミルキーでぷにゅっとした食感。とろけるような肉質で初めていただく鹿のタン！！
鹿は個体も小さく、当然タンも小さい。下処理も大変な割に取れるお肉が小さいのであまり食材に使われることはない
そうですが、そこを無駄にしてはと使われているそう。
その鹿のタンをいただけるとは貴重な経験でした。

明るく人柄も素晴らしい加藤シェフはイケメンで華があります。お話していると私たちまで元気に。
noma、INUAを経てこちらのシェフに就任され、しっかりゲストの心を鷲掴みにされているようでだんだん予約が取りづらくなってきたのでもちろん次回予約して帰りました♪

今年良かったレストランどこ？と食通の友人に聞かれることが多いのですが、毎回こちら「jinen」だと。

場所はセルリアンタワー近く。

夏以来の再訪。
個人の邸宅とは思えない贅沢空間のレストラン！
お庭の緑があまりに素晴らしいので今回もランチでお伺い。

ハウスシャンパーニュのエリックロデスからスタート！

おまかせコース
・北海道産ホタテのソテーミキュイ　青森産のハーブを添えて
・ジネチキ（jinenの唐揚げ）　ハニーグレービーソース
・北海道産の雉と大根のスープ
・スペシャリテ　カリフラワー　追いリゾット
・銚子産の金目鯛　ポルト酒ソース　秋田さんの芹と
・鹿のロースト　抹茶塩で
・ラムレーズンのアイスクリーム
・苺のミルフィーユ　クレームディプロマット

ワインはペアリングで。
ジネチキにはなんとアサヒスーパードライ！グランマリアージュでした♪
（チキンの唐揚げをシェフ自ら食べ歩いて研究されたそう。中にはレバーが入っていてジューシー。）

ブールノワゼットで仕上げたカリフラワーのソテーにはコクのあるコルトンシャルルマーニュ❤︎

金目鯛のソテー　ポルト酒ソースはジュヴレ・シャンベルタンと。

美しすぎるロゼな仕上げの鹿にはコートロティ、シャトーダンピュイ。


お料理の印象は前回と同様、クラシカルなフレンチの要素を取り入れつつ、遊び心もある楽しいメニュー構成。

加藤シェフの明るいキャラクターと美味しいお料理が相まって楽しい時間に、素晴らしいクリスマスランチでした！
（通常のメニューですが、伺った日がね。）

次回は春に。

渋谷の南平台、オーナーの豪邸の1Fで営業していた石川グループの紹介制の「ナンペイダイ」
がお気に入り。ゴージャスな雰囲気でピカソがさらりと飾られていて素敵だった。
のに、コロナでしばらく行かないうちに「jinen.」に。

シェフが北海道のモリエール、NOMAそしてINUAにいらした方だと聞いて伺うことに。

お店の雰囲気は一転してアジアンなイメージ。
今回はランチでお伺い。緑がたくさんの広いお庭が美しく清々しく素敵。

いただいたランチコース14300円

・北海道美瑛のブロッコリー　鹿肉のパンチェッタ
大胆にカットされた新鮮なブロッコリーのヴァプールにパンチェッタとチーズの塩加減が丁度良く

・ガスパチョ　キャビア　枝豆のピューレとパンプキンオイルシード

・カリフラワーのムニエル　クリームのソース　※スペシャリテ
後からバターライスを
少し焦がしたカリフラワー、食感も香りも素晴らしい。
クラシカルなソースでありながら軽やかに仕上げたクリームソース。まさかの後からライスを投入。
ソースに絡めてリゾット風に。二度楽しめました。

・レモンのシャーベット
未だかつていただいたことのないふんわりな食感。すっきりとした味わいで口の中がクリアに。

・毛蟹のクリームコロッケ　デミグラスソース　サラダ
ランチ限定メニューだそうですが、蟹の甲羅をのせたプレゼンテーションが贅沢感を醸し出している一品。
緩めの濃度のデミグラスは軽やか。タルタルもひっそりと。誰もが大好きと思う一品。
噴火湾の毛ガニを使っているそう。

・北海道の蝦夷鹿とそのジュ
この火入れ、なに？どうするとこうなるの？
松の葉でスモークして、あとからフライパンで表面を焼き付けて。
見た目はレアレアなのに、生っぽさを感じさせないエロティックな火入れ。
この1週間にまさかの3回夏鹿をいただいたけれども、他とは比較にならない。
人生最高！！の「夏鹿」となりました。
ソースも臭みなどまったくなくクリアで軽い。それを拭うパンが供されないのが唯一残念でした。

・チョコバナナとシェリー酒
アイスクリームにペドロヒメネスって今や定番だけど、ここはチョコバナナできましたか～となり。

・すもものパイ　クレームディプロマット
スモモの火入れも良い塩梅。さっくさくのパイに贅沢感あるクレームディプロマットをたっぷりと。

・メレンゲのお菓子
ナッツの食感もよく、甘すぎず・・。たくさん食べてしまった。
余ったらお土産にしてくださります。

シャンパーニュはエリックロデス。ピノが多めのこちらは香りも味わいも力強くて大好き。

料理に合わせてだしていただいた白はコルトンシャルルマーニュグランクリュ2019　ドメーヌラペ

流石一流店。供出温度とグラスの大きさ形が適格なので香りの広がりが素晴らしい。
ロースト香が効いたコクのあるシャルドネ。すっきりとした綺麗な酸が特徴的。これはスペシャリテのソースとぴったり。
自分にとっては思い入れのあるコルトンシャルルマーニュ、久しぶりに美味しかった！

メインの鹿にはコートロティ　ギガル　シャトーダンピュイ2013。
大好きな畑。これぐらいのヴィンテージだとタンニンが溶け込んで滑らか。
ギガルの本領を発揮してるとも言えるダンピュイ、やっぱり素晴らしい！
あの繊細な夏鹿に合わせていただける贅沢。

お料理のジャンルはイノベーティブとなっていますが、和の素材をうまく取り入れたフレンチな印象。総じてシンプルにそして軽めに仕上げてますが、とはいえクラシカルな要素もあり。
終始わくわく感がとまらないフレンチは久しぶり！
しかも高価なワインをいただいたのにも関わらず1人24000円程度とむしろリーズナブル。

シェフはお若いですが、とても気さく。そして礼儀正しい方。
また素晴らしいお料理と共にお会いしたいです。

よって季節ごとに伺いたい店となりました♡

お庭が素晴らしいので今の時期はランチが素敵♪