サシ
東京~伊豆間を結ぶ特急列車サフィール踊り子号は、2020年3月14日に運行を開始させた、ワンランク上の旅を楽しめるプレミアムな特急列車。 4号車のカフェテリア以外は全車両グリーン席で、プレミアムグリーン(1号車)・グリーン個室(2~3号車)・グリーン車(5~8号車)の8両編成。
4号車カフェテリアでは、優雅な旅のお供にぴったりなメニューや飲み物を用意している。利用するには専用サイト「サフィールPay」より事前に料理や飲み物などを注文・決済しておく必要がある。しかし、当日車内で予約できる場合もあるので、詳しくは乗車しているアテンダントに問い合わせを。
今回は平日の11:45~12:05(20分間)の予約をして事前にカードで決済。スクショしていた決済画面のQRコードを提示すると、窓に面したカウンター席に案内された。電車は茅ヶ崎駅に差し掛かった辺りで、窓からの景色も徐々に緑が多くなってくる。
*クラフトビール(反射炉ビヤ・早雲330ml)680円
伊豆韮山のクラフトビール反射炉ビヤのアメリカンペールエール。相模川の緑地にラベルの緑が映える。風景が変わるのが食堂車の醍醐味であろう。
*ボッリチーノ フリッツァンテ・ ビアンコ(200ml)550円
ドネリ社の辛口美発泡白ワイン。
*伊豆産フレッシュトマトのスパゲティ1,250円
(パン・ミネラルウォーター付き)
ミシュランの一ツ星を13回獲得したリストランテ・ホンダの本多哲也氏監修・サフィール踊り子限定メニュー。パスタはベーシックなトマトソース。沿線のフレッシュなトマトを使い爽やかな酸味がアクセント。全体としては軽やかでレストランらしい味わいに仕上げたパスタ。
パスタの量は少なめだがパンが付いているので満足度は高い。ミネラルウォーターは下田の名湯・観音温泉。それにしても電車の中でフレッシュトマトのパスタを食べられるのは素晴らしい。味の方は酸味が強いので、酢の物が苦手な方は厳しいかも。
ところで皆さん車両を表す記号をご存じだろうか。電車の場合、クは運転台がある車両、モはモーター付きの車両、サはモーター・運転台の無い中間車、ロはグリーン車、ハは普通車、サは食堂車を表す。運転台があるモーター付き普通車なら「クモハ」。こちらの「サシE261-1」のサシは「中間の食堂車」を意味する。
食堂車というと東海道新幹線を思い出す。帝国ホテル・都ホテル・日本食堂・ビュフェとうきょうの4社が運営しており、時刻表にも記載されていた。行きは帝国ホテルだから帰りは日本食堂という予約の取り方なんて、令和の今を思えば何て贅沢だったんだろう。しかし、自由席代わりにビールやコーヒー1杯で長時間居座る悪質な利用も多く、採算の悪化から2000年には営業終了。
20年の時を経て食堂車が復活するには事前注文・時間制限は避けては通れなかった。昔と違って窮屈だ~と文句を言うよりは食堂車復活を大いに寿ぐべきだろう。私は乗車したら毎回食堂車を利用したいと思う。
店名 |
SaPher ODORIKO Cafeteria(SaPher ODORIKO Cafeteria)
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类型 | 其他 |
预约・查询 |
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预约可/不可 |
仅限预订 |
地址 |
東京都新宿区新宿3-38-1 |
交通方式 |
距離新宿 75 米 |
营业时间 | |
预算(评价总数) |
¥2,000~¥2,999
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付款方式 |
可使用卡 无使用电子钱 无使用二維码支付 |
个人包厢 |
不可能 |
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包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 |
此时建议 |
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网站 |
東京~伊豆間を結ぶ特急列車サフィール踊り子は、2020年3月14日に運行を開始させた、ワンランク上の旅を楽しめるプレミアムな特急列車。 4号車のカフェテリア以外は全車両グリーン席で、プレミアムグリーン(1号車)・グリーン個室(2~3号車)・グリーン車(5~8号車)の8両編成。
4号車カフェテリアでは、優雅な旅のお供にぴったりなメニューや飲み物を用意している。専用サイト「サフィールPay」より事前にメニューや飲み物などを注文・決済しておく必要がある。また、当日車内でご予約できる場合もあるので、詳しくは乗車しているアテンダントに問い合わせて欲しい。
今回は帰りもサフィール踊り子号を予約。もちろんカフェテリアも予約した。ここで注意すべきは電車が走る位置。下りの早い時間だと都市の景観で、上りの遅い時間も同じ。今回は上りの早い時間にして下田の景色を借景にして楽しむことにした。
「Ristorante HONDA」本多哲也氏監修のサフィール踊り子限定のメニュー
*鰯とウイキョウのリングイネ1,900円
~香草パン粉をのせて~(パン・ミネラルウォーター付き)
シチリアを代表する鰯とウイキョウのリングイネ。松の実とオイルソースを絡め、仕上げに香草パン粉、ミント、ディル、イタリアンパセリをトッピングした香り豊かなパスタ。
もっちりとしたパスタにフェンネルの爽やかな香りとイワシに風味。これが電車で食べられるのは素晴らしい。
*カンノーロとスパークリングワインセット2,400円
イタリアの伝統菓子カンノーロ。ココア風味の生地の中にピスタチオとチョコチップ、小田原産湘南ゴールドのピュレとピールを混ぜたリコッタチーズクリーム。スパークリングワインは、ソフトな酸味と上品に持続する泡が特徴のロータリ ブリュット。
節分に恵方に向かって食べたい感じ。シュワシュワは相変わらず旨い。
皆さん車両を表す記号をご存じだろうか。電車の場合はクは運転台がある車両、モはモーター付きの車両、サは中間車、ロはグリーン車、ハは普通車、シは食堂車を表す。運転台があるモーター付き普通車なら「クモハ」。こちらの「サシ」は「中間の食堂車」の意味。
食堂車というと東海道新幹線を思い出す。帝国ホテル・都ホテル・日本食堂・ビュフェとうきょうの4社が運営しており、時刻表にも記載されていた。行きは帝国ホテルだから帰りは日本食堂という予約の取り方なんて、令和の今を思えば何て贅沢だったんだろう。しかし、自由席代わりにビールやコーヒー1杯で長時間居座る悪質な利用も多く、採算の悪化から2000年には営業終了。
20年の時を経て食堂車が復活するには事前注文・時間制限は避けては通れない。昔と違って窮屈だ~と文句を言うよりは食堂車復活を大いに寿ぐべきだろう。