想定外のBBQスタイル！自分調理にドキドキ : Nikuyano Shoujikina Shokudou

新宿２丁目新宿通り沿い、いきなりステーキの様なお店だと思って入店。カウンターのみの店舗。

入店すると煙が店内に充満。(油の匂いがつくのを覚悟)

券売機のメニューにはステーキ1050円、サイコロステーキ980円、その他、焼肉、ハンバーグ、豚トロ、チキンステーキなどの様々なメニューに戸惑いながら、ステーキを食べるつもりで入ったので、サイコロステーキを購入。

各席に電気コンロが置いてあり、おばちゃんに加熱は3と言われて加熱ボタンを押す。説明書きのプレートを読むと、焼肉、ハンバーグ、ステーキなど、メニューに応じた焼き方が書いてある。

読み終わらぬうちに、大量のガーリックが敷かれた鉄板が電気コンロに置かれジュージューし始める。

間髪いれずに結構なボリュームのお肉ともやし、ほうれん草、キャベツ、バターが盛られた鉄のプレートも到着。

想定外のバベキュー状態に困惑しながら、ガーリックが今にも焦げそうなので説明書きプレートと睨めっこ。「砂時計が....出来上がり」と書いてあるが、何度読み返してキョロキョロするが、肝心の砂時計は何処にも見当たらず。

しょうがないので感覚勝負。バター投入後、お肉を全投入。さっと表面が焼ける程度に転がしながら、空きスペースにもやし、キャベツ、ほうれん草の順に投入。お肉は一旦鉄プレートに上げ、野菜が多少しんなりするまで炒めて、再度野菜の上にお肉を投入。
野菜に火が通ったところでコンロを落として完成！
(塩胡椒を振り忘れ、後で投下)

3枚のタレ皿のうちわさびはお肉と一緒に提供されるが、残り2皿に利用するソースはデミグラスソース、辛口ダレ、甘口タレからの３択となる。デミグラスと辛口を利用したが、個人的には辛口がお勧め。

提供されたお肉は安っぽい赤身の部位ながらミディアムレアで上手く焼けたので柔らかく焼き上がり、ガーリックで臭みも無し。サイコロにカットされている為、多少の筋も気にならず、付け合わせのお野菜にもバターと肉汁の味が染み渡り完成度は高い。

自分で焼いた満足感と、ご飯がすすむ辛口ダレを付ければ、BBQ会場で食べる焼肉の如く美味しくいただける。

全く料理をしない人には厳しいお店ではあるが、最近料理をしていないという人にはエンタメ感も味わえる面白いお店。味付けも自分の調理となる為振れ幅は大きいが、結果的に大満足。