店名 |
KINO(KINO)
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类型 | 创新、法式料理 |
预约・查询 |
03-6826-9608 |
预约可/不可 |
仅限预订
店舗貸切につきまして:お席の仕様上、カウンター席はテーブル席に背を向ける配置となっておりますことご了承ください。 |
地址 |
東京都渋谷区代々木1-37-4 長谷川ビル 1F |
交通方式 |
JR中央、总武线、山手线、都营大江户线代代木站步行3分钟 距離代代木 126 米 |
营业时间 |
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预算 |
¥15,000~¥19,999 ¥8,000~¥9,999 |
预算(评价总数) |
¥20,000~¥29,999¥10,000~¥14,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 无使用电子钱 无使用二維码支付 |
服务费收费 |
10%のサービス料を頂戴致します |
座位数 |
18 Seats ( 吧台8席,桌子10席) |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
可能的 可接受20人以下 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 附近有几个投币式停车场。 |
空间、设备 |
时尚的空间,平静的空间,有吧台座位 |
酒水 |
有日本清酒,有葡萄酒,对日本酒讲究,对葡萄酒讲究 |
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料理 |
对蔬菜菜式讲究,对鱼类料理讲究 |
此时建议 |
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位置 |
神秘不为人知的餐厅 |
服务 |
可提供庆祝・惊喜的服务(生日盘) |
关于儿童 |
小学生以上和大人吃同样菜品的情况下可以 |
服装规定 |
智能休闲 |
开店日 |
2023.6.1 |
餐厅公关 |
在东京、代代木重新开始
在北海道札幌跑了10年后,我选择了东京和代代木作为我的下一步,重新开始。您可以品尝到北海道的食材与东京的新食材相遇而创造出的超越法国料理料理框架的菜肴。 |
札幌でミシュランで1ツ星を獲得し、ゴエミヨにも掲載され、食べログでは百名店にも選出された「lien(リアン)」が東京進出。店名は「KINO_(キノ)」とアンダーバーが入るあたりが今風ですが、シェフの苗字は「キノシタ」なので実際のところは駄洒落かもしれません。場所は代々木駅から歩いてすぐ。カラ館の脇を入ったところです。
札幌の店舗とは雰囲気が大きく異なり、厨房に面したドーンと長いカウンターが印象的。テーブル席もいくつかあって、使い勝手の良い構成です。
木下雄介シェフは札幌出身。日本各地のヒルトン系のレストランで腕を磨き、「ヒルトン小田原リゾート&スパ(HiltonOdawaraResort&Spa)」では料理長も務めました。2012年に「lien(リアン)」を開業したのち、10周年の節目に東京進出という乾坤一擲の大勝負へ出ました。
ワインにつき、泡白赤のワインセットのほか、各皿に合わせたペアリングも用意されており、飲む量も自由自在。自由度の高い構成です。というか泡白赤のワインセットの泡はシャンパーニュであり、それを含めて5千円かそこらというのはお値打ちだと思います。
アミューズが豪華。リッチな味わいの甘海老に旨味抜群のリエット、プリンのような独特の食感を奏でるキッシュと、もうこれだけでガッツリ飲めてしまいそうなほど愛くるしい味わいです。
メジマグロ。表面を軽く炙って香りを立てつつ、ハーブ類のオシャレな味わいで全体を整えます。ほどよく苦味もきいて大人の味わいです。春巻き風のひと品。サクラマスと菜の花をライスペーパーで巻き込んで揚げており、マヨネーズ(?)をたっぷりつけて至福のひととき。春巻き考えた奴って天才だよな。どうやったって美味しいもんな。
スープは春キャベツ主体。瑞々しい甘味が心地よく、また、奥に潜んだブルーチーズの塩味もピリっと心地よいアクセント。
貝特集はホッキガイ・ホタテ・アワビの三種の神器であり、いずれも調理法は変えています。それぞれの食感と味わいの有意差を楽しむひと皿であり、磯の風味のきいたソース(?)が上上手に全体をまとめ上げます。
スペシャリテのイカ飯。シェフの郷土料理をフランス料理風にアレンジしたものであり、ヤリイカの中にウニのリゾットを詰めて蒸し上げます。本体そのものの美味しさはもちろんのこと、バターたっぷりのソースがバリ旨い。アンチョビの代わりに塩辛を用いているのも面白い。
パンも深みがあってとても美味しい。穀物の複雑な旨味が噛みしめるほどに滲み出てくるタイプであり、先のソースをたっぷりつけて艶っぽい味わいです。
メインは蝦夷鹿のカツ。ドッシリと存在感のある肉の旨味をジュワっとディープフライしており、存在感抜群のひと皿です。行者ニンニクの風味が食欲をそそり、また、インカのめざめのジットリとした甘さも見逃せない美味しさです。
お口直しに日本酒の氷菓。みむろ杉を用いているのですが、これが日本酒かと驚くエレガントな味わいです。
メインのデザートは北海道マンらしく〆パフェで。そのへんの〆パフェ屋とはダンチの美味しさであり、スイーツ屋としてスピンオフしても大成功を収めそうなクオリティの高さです。これはイカ飯に次いで第二のスペシャリテと言えるでしょう。最後のお茶菓子まで手抜き無し。ごちそうさまでした。
「lien(リアン)」時代はランチにお邪魔し、その料理センスをビンビンに感じてディナーにも是非お邪魔したいと切望していたのですが、いやはや素晴らしい食体験でした。シェフもマダムも感じよく、とても居心地の良いひと時。
なぜかネットでは「イノベーティブ」「フュージョン」に分類されていますが、むしろクラシックな料理に私は感じました。いずれにせよ、ジャンル分けなど無力化するほどのレベルの高さなので、安心して予約を入れましょう。私が保証します。
■写真付きのブログはコチラ→ https://www.takemachelin.com/2024/04/kino.html