いつか来た「アブラ」の道
土佐っ子ラーメン、九州で生まれ育った者には、馴染みのない屋号。
でも、此処お江戸においては一世を風靡し、「環七ラーメン戦争」の中核であったこと、
「背脂チャッチャ系」を代表する存在でもあったこと、ぐらいは何となく知っている。
そして、池袋の此処に店があることも、重々承知している。
でも、入ろうという気にはならない。そりゃあ、もうそういうお年頃だからである。
かつては違った。出張の度に、ラーメン屋を探して回っては食べていた。
食べ漁っていたと言っても過言ではない。
当時は、ラーメンと半炒飯を食べても全然平気だったし、体重も然程影響を受けなかった。
今はどうか。それはもう、ギューーンと。数値の方も、ギューーーンとアップ!
ならば控えようとするのが、社会通念であり、カラダにジェントリーであり、
ノブレス・オブリージュであること、言うをまたない。
ところが、そうはいうものの、つい「魔が差す」タイミングというものがある。
それがつまり、酒精で脳がイカレてしまったときである。
つい、入っちゃったのヨ、おっかさん!というわけである。
つい入っちゃったときに頼むものは、チャーシューメンと決めている。
決めているのに理由はない、あったとしても忘れてしまった。
もしあるとすれば、どーせ入っちゃったンなら、ええままよ。毒食らわば皿までだ!
まともな判断のできない脳が判断を下すのだから、そりゃもうしようがないデショ!と
言い訳にもならない言い訳をしても、アーアンタのいつもの行動だネ、と
鼻で嗤われるだけなので黙っている。
そう思いながら、過度に背脂の浮いたスープを恐る恐る口にしてみると、甘めに調整された
醤油豚骨スープが舌を蹂躙し、舌に脳にグワーンとき、おののくものの、暫くすると
馴れた舌が、昔鳴らした京都のラーメンに比べればしょっぱさが際立たない分円やかで
イイねなどと嘯き、やわらかいチャーシューをハムハムと食べ、麺を啜り、スープを飲み、
脂まみれの口中をチューハイで洗い…を繰り返していると、一体オレは何やってんだろ、
あー明日の腹の調子が心配だ、などと、酔ったアタマで明日の出口方面の調子に、
気を遣らない、こともない(気を遣っても意味はないが。笑)。
店名 |
Kannanato Sakkoramen(Kannanato Sakkoramen)
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类型 | 拉面、沾面 |
050-5868-7451 |
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预约可/不可 |
无法预订 |
地址 |
東京都豊島区西池袋1-39-4 佐久間ビル 1F |
交通方式 |
从池袋站西口前往罗莎会馆方向。红色招牌,红色灯笼是标志。 距離池袋 357 米 |
营业时间 |
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预算 |
¥1,000~¥1,999 ~¥999 |
预算(评价总数) |
~¥999~¥999
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付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 无使用二維码支付 |
座位数 |
23 Seats ( 吧台3席,桌子20席 (4人桌×5)) |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
可全面吸烟 自2020年4月1日起,有关被动吸烟对策的法律(修订后的《健康促进法》)已生效,因此请在访问前与餐厅联系,并且可能与最新信息有所不同 |
停车场 |
不可能 附近有很多投币式停车场 |
空间、设备 |
有吧台座位 |
酒水 |
有日本清酒,有鸡尾酒饮料 |
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料理 |
对蔬菜菜式讲究 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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电话号码 |
03-3981-4423 |
移動・打合せで、ランチタイムを完全に逸してしまった。
外出先から自宅での仕事に切り替えるべく、池袋に辿り着いた。
まあ、この時間でも開いているのは、チェーンのラーメン屋か牛丼屋ぐらいか。
天丼ふじ、うーん天丼の気分でもないし…では松屋でも、と歩き始めた。
松屋から数歩離れた土佐っ子ラーメンが目にとまり、なぜか吸い込まれる。笑
ランチは17時まで、通しでやっているみたいね。先客は1名のみ。
土佐っ子には酔っ払った時にしか寄った試しがなく、まともに食事するのは初めて。
餃子など食べたことがないので、餃子の付いたBセットをお願いしてみる。
5分ほど待っただろうか、Bセット到着。
うわ~、と思ったが、そうだった、土佐っ子だからラーメンは一面に背脂。
浮いているというレベルではなく、半ば溜まっている状態。
背脂の海の下から、中太のストレート麺をサルベージしてすする。
スープは、以前感じていたようなしょっぱさのトンガリはあまり感じず、
意外とまろやかに、おとなしくなっていたかな。
餃子は餡がしっかり、ニンニクしっかりの中華屋の餃子で、よかった。
久しぶりの土佐っ子だったけど、まあおいしくいただき、満足。
ただ、やはりスープの背脂が、帰宅後に体にこたえたナー。
ある意味で予想どおりではあったが、やはりか、と感じずにはいられなかった。
要するに、過度のアブラは体がもう受け付けない、受け付けてくれない。
ま、トシには抗えない、そういうことだと思うね…