店名 |
Teuchi Udon Tateyama
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类型 | 荞麦面、乌冬面、日本料理 |
预约・查询 |
03-3985-7007 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
東京都豊島区西池袋3-29-3 梅本ビル |
交通方式 |
東京メトロ副都心線、丸の内線、JR山手線、埼京線「池袋駅」 西口C3出口出て正面。 距離池袋 416 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算 |
~¥999 |
预算(评价总数) |
¥1,000~¥1,999~¥999
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付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 |
座位数 |
40 Seats |
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个人包厢 |
可能的 |
包场 |
可能的 |
禁烟・吸烟 |
可全面吸烟 自2020年4月1日起,有关被动吸烟对策的法律(修订后的《健康促进法》)已生效,因此请在访问前与餐厅联系,并且可能与最新信息有所不同 |
停车场 |
不可能 |
空间、设备 |
有吧台座位,有日式包厢 |
酒水 |
有日本清酒,有烧酒 |
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此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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服装规定 |
無し |
网站 |
土曜日、二日酔いの朝。
昨日、客先同行訪問後、上司と早い時間からやり始め、その店を出た記憶を失っていることが、また何かやらかしてしまってはいないかと非常に憂鬱。そしてまた意識朦朧、どうやってだか知らないがたどり着いたSNACKにて、お気に入りの女の子に、別の女の子とラブラブでデュエットしたからという理由で完全に愛想を尽かされてしまったことも、メランコリィにより一層拍車をかける …… (涙)
―― 果たしてスナックって、誰のお客さんとかある場所なんだろうか ? 目の前にいる女の子の誰とでも、気軽にデュエットして良い場所ではないのか ? 教えて池上(季実子)さん !
<2024.2.3>
午後1時を過ぎた池袋西口。
それでも人気店の前には人だかりがあって、野郎一人を受け入れてくれる感じは皆無。依って暫し歩き回っていると、そういえば近所にスキャンティに似た名前のイタリアンがあったよなぁ、と気付き、ダメ元で近づいていってしかし、その店の前から直角に生える路地にも看板が幾つか見えたものだから、先ずは偵察してみようと足を進める。
と、“手打ち”のうどん屋さんを発見。
これは今の疲弊した胃を癒すにはちょうど良いかなと渡りに哲也 ! 細長い暖簾をセンターで割ってしかし ! すぐに迫ってくる、手動で動かして欲しい旨の紙が貼られた取っ手の無い自動ドアを滑らすのは、ちょっとやり難かったけど ……
「立山」
そんな儀式を乗り越えて足を踏み込むなり !
おもての喧騒が嘘のように人っ子一人いないこともそうだが、何かうっすらとスモークが張られた店内に、いきなり警戒感がピークに達する ! (笑)
ホールは年嵩の男性で、目の前に立ちはだかられるとかなりの巨漢。背丈もそうだが頑丈な身体つきが窺え、それに気圧されたか、うどんで胃を癒そうとしていたにも拘わらず、まさか天ぷらという胃もたれ必至なポルトガル料理が、反射的に口を衝いて出てしまった !
注文を終えて店内の様子を伺うと、やたらと読売巨人軍、というよりも主に長嶋さんの歴史写真が飾られていて、その多くの横に写ってるのがこのお店のお父さんなのかなぁ ? だとすると長嶋さんを上回るくらいの相当に立派な体格で、どおりで、一瞬目の前が壁になったような感覚に襲われたことも頷ける。
そのお父さんが注文を通してくれた茹で場のご担当が女性であったことも、ちょっと興味を惹かれる部分であったが、果たしてどんなうどんが出てくるのだろうか ……
“かきあげ天丼” @800也。
うどん屋に入ってご飯ものオンリーで済ますつもりはなかったが、“若芽うどん付き”というのが見えていたもので。
天丼の揃いものはこのかき揚げが一番リーズナヴルで、野菜天丼、天丼となるに従い少しずつ高くなる値付けがされていた。ふつ~、かき揚げ丼のほうが高い天ぷら屋も多いよなと思いつつ割っていったかき揚げは、長ネギ、ピーマンなどの植物の皮系 ?、茎系 ? タネの食感が目立つ、価格通りの廉価版。
ご飯が少々柔らかすぎなのが最も気になる点であったが、どんつゆも不足している感じで、正直それほど美味くはない。
一方の、淡いヴィジュアルながらもしっかり味のつゆを持つうどんはふつうに美味しいが、昨今進化のやまない冷凍うどんとどこが違うのか ? と問われたら、門外漢の私としては返答に困るだろう。
ともあれ、この立地で800円という価格も加味すれば、トータルとしては妥当かな、って感じかな ……
店内全体に張られたスモークの謎も最後まで解けぬまんま、お新香という名の触媒も無くなり、仕方なくどんぶりの底にご飯だけを残して立ち上がった。
そして同じく最後まで不愛想なのか優しいのか分からぬまんまのお父さんに(こらっ !)、心の中で、野球に興味もないくせ「我が巨人軍は永久に不滅です !」と呟きながらお会計すると、わりと自然に「ありがとうございました ♪」と返してくれたので、おそらく優しい御方なんだろうな、という、そんな気がします
【以下映画の話】
監督・脚本:齊藤勇起
出演:高良健吾 大東俊介 石田卓也 椎名桔平 佐藤浩市
2024年 115分 日本
「罪と悪」
久々に池袋「ロサ会館」にて、何の気なしに鑑賞した邦画が思いのほか立派であったので、ここに記しておきたい。
【以下未観の方への配慮はございません】
舞台となる福井の田舎町の自然は美しく、多感な中学男子サッカー部の仲間たちの友情は瑞々しい。町には清流が貫かれ、しかしあるとき仲間の一人が、その清い流れの中で突っ伏して見つかった ……
残った少年たちは町の外れに住む“おんさん”と呼ばれる“変わり者”の中年男性が犯人と決めつけ、三人でおんさんの住む廃墟へと証拠探しに踏み込むのだが、そこへ帰って来たおんさんと鉢合わせになってしまい !
大人と子供の戦いであったがこっちは三人、激しい揉み合いの末、おんさんの頭蓋をスコップで砕いてしまう
うち一人の少年が罪をぜんぶ自分一人で被る恰好で、ほかの二人に逃げろと促した。
二人は激しい後ろめたさを抱えながらもそれに従ってしまい、時は流れてそれから22年後、少年たちはそれぞれの生き様を抱えた大人へと成長し、ぎくしゃくした再開を果たし、そして同じ清流の同じ場所、またも死体が突っ伏した ……
多感な時期、少年たちは同じ恐怖を体験し、しかしその恐怖体験には角度、程度の差があって、それが運命を別けたというわけでもなかろうが、一方ではアウトサイダー、一方では刑事に成長する者がいた。
とりわけ男子に対する小児性愛。避けられぬ友殺し。そしてそれらを浄化し切れぬriver ……
そう、鑑賞にとり掛かり始めればすぐに、本作に終始、クリント・イーストウッド監督の傑作である「ミスティック・リバー」の雰囲気が漂うことは、別段熱狂的映画ファンでなくともすぐに気づくことであろう
私は最近地上波のテレビ、とりわけドラマを一切見なくなったので、邦画の中で男優女優に関わらず、見たことのない顔ばかりが散見されるような状態ながら、そのことが今回はプラスに作用したと思う。
キーパーソンである中学時代の親友たち、高良健吾さん、大東駿介さん、石田卓也さんは、それぞれタイプが異なるが皆イケメンで、もしや監督がそちら系 ? (笑) とも予感させられるがそれは置いておくとして、それらの俳優さんたちを知らないが故に、このスクリーン上に展開される田舎町に起こったおどろおどしい悲劇に、よりリアリティが付加されたのだと思う。
このことは逆に説明すると、例えば長澤まさみさん出演作品では、“長澤まさみさんの出来る範囲”でしか物事は絶対に展開されないと予め読めてしまうが、出演俳優に予備知識が無ければその限界も読めないということで、期待が削がることなく、素直な鑑賞に勤しめたことに依るものだと思う
※ 日本において、その絶対の限界をマジカルに破壊して世間をあっと言わせたのが言わずもがな宮沢りえさんの「Santa Fe」だが、何故その宮沢りえさんがスクリーン上では同様のbreakthroughを果たせなかったのか ? (スクリーン上で脱げなかったのか ?) そのあたりが、現在の日本の映画界、芸能界を衰退に仕向けたひとつのキーであるような気がして仕方がない ……
過去と現在の犯行を精神の病んだ弱者にすべて押し付けて逃げ切った閉塞の町の、静かながらも美しい夏祭り。
異なる社会的立場、という以上に完全に敵対する立場を、表面上途絶えたように見えながらもしかし、少年期から変わらず心の底流に連綿と流れ続けていた友情が覆い隠すかのように、3人は確かに赦し合った、かに見えた。
町を出る決意を告げて去っていく1人の背を、並んで遠くに見つめるアウトサイダーと刑事のふたりが、「ミスティック・リバー」のショーン・ペンとケヴィン・ベーコンのふたりの姿と重なる、その瞬間までは ……
Fine