池袋では「ピカ一」の寿司屋さんだと思います。 : Marugin Sushi

池袋２丁目の池袋郵便局の近く天天飯店と同じビルの
２階に地味にある寿司屋さんです。雑居ビルなので色々な
業態の飲食店が入ってます。

マイフォロワー「Ｓさん」のレビューを見てから何時かは
行って見たいと思っていた寿司屋さんです。還暦祝いに
２人で少し奮発です♪

以下は食べた物＆飲んだ物

刺身類（全種類２人前ずつ）

・お通し（鮪を生姜で煮た物）
・鰯刺身
・新さんま刺身
・勘八塩焼き
・江戸前真蛸
・真蛸の頭と吸盤のポン酢和え
・帆立貝肝の佃煮
・山芋と大根の御新香

寿司（２貫ずつ）

・煮蛤
・〆鯖
・小肌
・いくら
・鮭の昆布〆
・芽葱

巻物（２本ずつ）

・穴子胡瓜
・干瓢

その他

・蜆の味噌汁×２

酒類

・麒麟クラシックラガー中瓶×２
・田酒（青森県）×２
・鳳凰美田（栃木県）×２

寿司屋さんは色々なタイプがあります。回転寿司の￥１０８
均一から同じ回転寿司でも中級の店、チェーンの海鮮系店
住宅街にある昔ながらの街の寿司屋さん・・そして、もう
１ランク上げた店が、こちら丸銀鮨さんです。

この地で３０年、同じ池袋の別の地で１８年を生粋な寿司店
として営んでいて５０年にならんとしています。池袋では
蒔田寿司の店主と交流があるそうです。

こちらでは店主にお任せも出来ますが、基本的に刺身類と
鮨なので、酒類を含めて価格記載はないですが店主を信頼
して食べたい素材を自分なりに注文するのが、ベストだと
思います。予算は食べる物にも、よりますが￥１３０００
位を用意すればＯＫです（１人当たり）。

使用している素材は全て一流なので、価値観に寄りますが
高くはないです・・真っ当な価格なんです。

この日はキリンクラシックラガーでスタートして、突出し
は鮪を生姜で炊いた物で無難なスタートです。

続いて刺身を２品、鰯と新さんまですが、ありふれた素材
ではありますが厳選された物なので素晴らしいです。特に
新さんまは不良が続く中で型の良い物を用意してください
ました。

刺身２品の後は、焼き物をお願いして「かんぱち塩焼き」
にしました。シンプルに塩のみの味付けは焼魚の旨いのは
本当に美味しいと思った次第です。

次は江戸前真蛸を番茶で煮た伝統的な物で、こちらも蛸の
旨さを再認識します。刺身３品を頼んだ訳ですが共通した
付け合せは「青海苔」で、これは口直しには最適です。

サービスで頂いた同じ蛸の頭と吸盤のポン酢和えも無難に
日本酒とあって美味しかったです。かんぱち塩焼きからは
酒類を青森県の「田酒」に変えまして、良い感じに気分に
なって来ました。

２人とも酒飲みなので、日本酒２品目は栃木の鳳凰美田を
頂きました。帆立肝の佃煮と、山芋＆大根の御新香を任せ
で頂ましたが、帆立肝佃煮は苦味が心地良い程に旨いです。

鳳凰美田を少し残して寿司に入る事にしました。最初は
つまみ的に食べられる「穴子胡瓜巻」をお願いです・・・
この独特の甘さが日本酒と相性が良いんですね♪

握りに入りまして、煮蛤→しめ鯖→小肌→いくら醤油漬け
→サーモン昆布〆と頂ましたが、すべて江戸前仕事がして
あって完全に生の魚はないです。甘煮、酢〆＆煮切り醤油
醤油漬け、昆布〆の手法です・・満足、満足！！

蜆の味噌汁を頂いて、〆には必ず頼む山葵を強めに効かせた
干瓢巻を頂きました。私的に寿司屋さんに来たら干瓢巻は
外せないです。

こちらのシステムは、これでストップを告げるとサービスで
芽葱の握りが出る事・・その後にフルーツで終了でしたが
この日は皮まで美味しい、マスカットでした。

これで会計は１人あたりが￥１１４００です。今回は中トロ
等の鮪を頼まなかったので、高級魚を注文して１人当たりが
￥１４０００位だと思えば間違いないです・・（酒込）。

付け場は戴大将と２番手の２人が担当していて、ホールは
女性が２人です。付け場の２人は大変に感じがよくて店の
居心地は最高です。池袋には良い寿司屋さんがありますが
予算が許せば、こんな素晴らしい・・・接客も含めて旨い
店はないです！！　年に２～３回はどうですか？