人参ドレッシング。【5th】
何度か前を通り過ぎ、気になっていた店というか、目には十分入っていたのにまだ行ってない店って誰でも結構あると思う。よし、今日は思い切って入ってみようかと思うと、外から見て混んでいるのがわかって断念してみたり、今まさに入ろうとしたら携帯電話が鳴り始めたり、どうにもタイミングの合わない店ってある。そんな店の中の一つ。
「葉゜す多家」 ―― 看板の、「農業生産法人経営」の文字、ショーウィンドウに並べて飾られたいくつものパスタのレプリカの中皿、大皿。そして、料金が580円、大皿でも680円の文字たちがアピールしてくる。安くて、ヘルシーでガッツリいける種類豊富なパスタ屋。そんな感じか。
「タラコクリームパスタの特盛」(680円) ―― 全体的に、かなりショッパイ。パスタに対してタラコもクリームも青菜の量も見た目は悪くない。でも、これだけショッパイのは、タラコ自体がかなりショッパイのか、クリームの塩分が強いのかのどちらかだろう。塩味が強すぎて、せっかく入っている青菜の味はほとんどわからない。熱中症対策にはいいかも知れないが血圧上昇にかなり貢献するかと思われた。それと、肝心のパスタの味自体と硬さがちょっと残念な感じだった。粉っぽさが残る味わいなのに、歯応えはややボイルオーバー気味のパスタ。いくらクリームソースベースといえ、やっぱりアルデンテでなきゃ。
「農園サラダ」(100円) ―― この料金であれば納得。フリルレタスなのかグリーンリーフなのかよくわからないが、レタスがメインのサラダ。これに、人参を使った特製ドレッシング。このドレッシングはウマい。むしろ、すべての中でこのドレッシングが一番だ。人参の甘みがよく引き出されていて、程よい酸味と相まっての絶品かと思われる。今度、この味に挑戦して作ってみようと考えている。
<ちょっと、考えてみた>
評点の良くないレビューは書いていても、読んでいても、あまり気分がいいものじゃない。それは、主観で書かなければいけない文章を客観的に伝えなければ伝わらないという事実と相まって、非常に難しい作業になる。自分自身もそのときどきの感情で書き込んでしまうこともあり、反省の余地は十分ある。しかし、あくまでも主観で書けという食べログの口コミガイドラインの持つ矛盾でもある。だから、読者は書き込まれている内容の信憑性を書き込んだレビュアーの投稿数や年齢、地域などを見比べて判断する。「評点」という数字本来の持つ客観性を文章で補足する形式がガイドラインに沿ったレビューとなるのだろうか。100件超えたけど、未だに定まらない。が、ちょっと忠実に評点解説と総評を入れてみた。
<評点解説>
料理・味:パスタのみであれば2.0であったが、サラダとドレッシングが3.5レベルかと思われ、トータルで2.5とした。サービス:券売機で1万円が使えず、両替をお願いするも、店員が1人で調理中だったため2分近く待たされて、帰ろうかと思った。おまけに、その間に1人お客が入店、気まずくて「どうぞ、お先に」と声をかけた。その他サービスは普通だが、お客を待たせてさらに気をつかわせるという意味で1.2。雰囲気:店内の雰囲気は明るいイメージを受け、清潔感もあり、カウンターのみの割りには、1席1席が広くとってあり、やや良好で3.2。CP:味に対してのCPは3.0。量に対してのCPは4.0。平均して3.5。
<総評>
善意:CP的にはありの店。次回は、農業生産法人経営ということで、野菜の多くとれるパスタを選択しようと思う。トマト系もいいかな。また、サラダ大盛が無いので、農園サラダを2つってのもありかと思う。いずれにせよ、この値段でパスタをおなか一杯食べれるのは嬉しいし、ヘルシーな食事ができる可能性が大きい店だと感じた。
悪意:パスタの味、硬さが残念な結果だったので、パスタ屋としての利用価値はかなり低い。あまり味にこだわらず、量を求めるだけといった若者向けの店といった感じか。昼時を少し外していたとはいえ、店員が1人ってのもあり得ない。店名がパスタ屋をもじっているが、少なくともパスタ食べたいと思って選べる店ではないように感じた。
善意と悪意で、ほぼ同字数で書いてみた。(どちらも、具体的に料理を食べた、個人的な主観です。)
(※写真は、後日掲載。)
店名 |
Gattsurisu Pagetthi Pasutaya(Gattsurisu Pagetthi Pasutaya)
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类型 | 义大利面、西式料理 |
03-5928-5760 |
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预约可/不可 |
无法预订 |
地址 |
東京都豊島区西池袋5-1-6 第二矢島ビル 1F |
交通方式 |
池袋駅西口から徒歩5分 距離池袋 459 米 |
营业时间 |
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预算 |
~¥999 ~¥999 |
预算(评价总数) |
~¥999~¥999
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付款方式 |
无使用卡 可使用电子货币 (Suica等交通系电子货币) 可使用二維码支付 (PayPay、d付款) |
座位数 |
15 Seats ( カウンターのみ) |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 |
空间、设备 |
有吧台座位 |
酒水 |
有葡萄酒 |
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此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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网站 | |
开店日 |
2012.6.18 |
「葉゚す多家」から「ぱすたや」へ。
いつの間にか、店名が変わっていた。
以前のレビューによると、前回訪問から、約11年。
いろいろあって、そうなった。(笑)
その前回レビュー、恥ずかしながら、そのまま残しておく。
食べログを始めて約4ヶ月程度のレビューであるが、我ながら苦悩の痕跡が感じられる。(笑)
1つのお店をどう評価するか、主観で書くのだが、評点という数字を付けた瞬間に客観で伝わってしまう。
でも、単純比較を簡単にするには、客観的であるべきなのだろう。
今のこの店は、全体的に、約11年前に比べて、価格が倍ぐらいになっている。
安くてガッツリ、という店から遠くなりつつある。
ガッツリとはイケるが、決して安くない。
そんな印象である。
「シソ香る!タラコたっぷりパスタ(大盛)」(950円)+「サラダ・スープセット」(380円) ーー 写真の通り。
自分で乾麺を茹でて、タラコパスタや明太子パスタは作るが、おそらく3分の1から4分の1ぐらいの料金で、ほぼ同じモノが作れる。
調理場内がよく見える席に座ったのだが、麺は茹で置きのモノを、注文が入ってから、フライパンで油と和えて軽く炒め、最後にタラコソースが冷たくなくなる程度に混ぜ合わせる感じだった。
こういう系統の味わいのパスタを好んでいる人間からすれば、概ね美味しく食べられる。
ただ、茹で置きのパスタの水分の蒸発分であろうか、ややパサつく印象はある。
前回は、オーバーボイル気味なのに、芯が粉っぽいなどと書いたのだが、ある意味、そんな感じの継承はある。
タラコソースのしょっぱさは無くなったか。
バランス感的には、良くなった。
「シソ香る!」となっているが、香らないタイプのシソだった。(笑)
刻み海苔の風味も弱い。
だから、ひたすらタラコを食べる感じである。
キライじゃないから、イイのだが。
農園サラダ、葉物野菜の新鮮さ、みずみずしさは感じる。
人参ドレッシング、以前のような濃厚さが少なくなった気がしたが、美味。
正式なメニュー名を失念したが、アサリのスープ、アサリ1粒は寂しい限りである。コーンはいくつか入っていたのだが。
でも、アサリのダシ感はあり、なかなか美味しいスープだとは思った。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2024.3.9)
(125件/3.33)