美味しい、楽しい、小さな名店です。 : Sabaku no tsuki

ずっと気になっていた、池袋にあるこちらのお店、同僚との飲み会で、2週間前に予約しておうかがいしました。師走の週末の池袋駅は大変多くの人で賑わっています。東口から15分ほど歩いた先にある雑居ビル、螺旋階段を上がった3階にお店はあります。カウンターのみ、5人か6人で満席の小さなお店です。甘粛省がご出身の店主さん曰く、お店は12年目とのことでした。

青島ビールとお通しの生野菜の和え物をいただきながら、この後のオーダーを考えます。メニュー以外にも、その日の仕込みで色々店主さんが提案してくれます。この日食べたのは以下の通り。

蕨粉春雨の和え物…味付けは黒酢と自家製辣油。日本の春雨よりもプルプル食感です。初めて食べましたが、現地ではポピュラーな食材とのこと。ピリ辛でとっても美味しいです。

豚バラ軟骨の醤油煮…甘辛醤油味で八角がよく効いてます。軟骨の歯触り、味がしっかり染みた厚揚げ、卵が最高。

トマトと卵の炒め物…ふんわり卵にトマトの甘みと酸味の優しい味。にんにくがいいアクセント。

水餃子…皮から手作り、目の前で包んでくれます。具はこの日は白菜と豚ひき肉。自家製辣油、黒酢で食べると最高です。

チンジャオロース…ピーマンではなく万願寺唐辛子。辛い青唐辛子も入ります（お好みで多くしてくれます）。ピリ辛で美味しい。

汁無し担々麺…シンプルだけどパンチのある一品。タレ
辣油、ナッツ、ニンニク、渾然一体となった旨味がガツンと来ます。

お酒は青島ビール、紹興酒、白酒の他、日本のクラフトビールや選りすぐりの日本酒も置いています。初めて飲んだ白酒（52度）は餃子と最高に合いました。

店主さんとたくさんお話ししながら、美味しいお酒と美味しいガチ中華でお腹いっぱいになりました。ごちそうさまでした。