店名 |
wendhi-zufa-sutokicchin(wendhi-zufa-sutokicchin)
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类型 | 汉堡、义大利面 |
预约・查询 |
03-3478-1850 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
東京都港区六本木7-14-11 No12ニイクラビル |
交通方式 |
東京メトロ日比谷線「六本木駅」4a出口目の前。 距離六本木 75 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
~¥999~¥999
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付款方式 |
可使用卡 (JCB、AMEX、Diners) 可使用电子货币 |
座位数 |
77 Seats |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
抽烟与禁烟分区 3Fに喫煙ルーム20席完備 自2020年4月1日起,有关被动吸烟对策的法律(修订后的《健康促进法》)已生效,因此请在访问前与餐厅联系,并且可能与最新信息有所不同 |
停车场 |
不可能 |
空间、设备 |
平静的空间,座位宽敞,有吧台座位,有沙发座位 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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服务 |
提供外带服务 |
关于儿童 |
接待儿童 |
网站 | |
开店日 |
2015.3.26 |
六本木に朝、ちと用事。ウェンディーズで朝ご飯を食べることにする。
もともとファーストキッチンだったロケーション。
黒に真っ赤の店のデザインはウェンディーズっぽくはあるけれど、看板は「ウェンディーズ・ファーストキッチン」。
コラボな感じ(笑)。
日本中に沢山お店があったけど、特徴がなくて他のチェーンとの差別化に苦労していたファーストキッチン。
鳴り物入りで再上陸したのになかなかお店が増えず困ったウェンディーズ。負け組同士のシアワセな縁組…、みたいな出来事でどうなるものかと業界の人は注目してた。鳴かず飛ばずで結局どっち付かずになるんじゃないかと思っていたら、なんとウェンディーズがファーストキッチンを買っちゃった。
小が大を飲み込むMA劇は決して珍しくはないけれど、外食産業では珍しい。
商売下手でも資金調達が上手な会社が得する産業。外食だけはそういう産業になってほしくないんだよな…、と思ってずっと見守っている。
ひさしぶりに来て朝ご飯。朝食限定。しかも六本木店限定という「ROPPONGI ベーコンバーガー」を選んでたのんだ。
アイスティーを飲み物に。ハッシュブラウンをサイドにたのみ、せっかくだからチリも一緒に。ウェンディーズといえば、チリビーンズがおいしい店…、だったですもの。当然のコトと思ってたのむ。
ところがです…。
スモールサイズを選んだらお水を入れるカップに入ってやってきた。
ロゴも入らぬありものカップで、こういうところに気配りすらもできなくなってしまったんだ…、とちょっと惨めな気持ちになった。
辛いソースはつけますか?って聞いてくるのも、あぁ、ウェンディーズじゃないなと思う。だって昔はこのチリソース。カウンターの上にどっさり無造作に置かれてそこから、好きなだけ持っていくことができたんだもの。なんだかスゴく、けちくさい。
とはいえサイドの料理はしっかりしてます。
例えばハッシュブラウン。カリカリ、サクサク。
ちょっと強めに熱が入って、だからとっても香ばしい。
にも関わらず内側の芋はスベスベ、なめらか。サクサク感とホクホク感を同時に味わうことができるのがフレンチフライなんかと違ったおいしいところ。
ココのハッシュブラウンに限らず、日本の冷凍ハッシュブラウンはおいしくなった。昔はもっとベタベタしてたけど、科学技術の進歩なのでしょう。
このおいしさがウェンディーズの努力じゃなくてメーカーさんの努力というのがまたなやましい(笑)。
チリビーンズは水分量が多くてまるで「チリビーンズスープ」のようでありました。これもコストの関係なのでありましょう。
とは言え、ザクザクとしたひき肉の塊だったりホクホクとした豆の食感。なによりスパイスソースの風味、辛味がおいしくニッコリ。スモールサイズにフルポーションのソースを入れたからスパイシーさが際立つ結果もいい感じ。
さて、メインのROPPONGIベーコンバーガー。
六本木のところだけがローマ字というのがかなり恥ずかしく、そのネーミングセンスの通りにとても恥ずかしい仕上がりでした。
だって、これ。ファーストキッチンのお家芸、ベーコンエッグバーガーですもん。肉の食感も風味もまるでない安いパテに薄いベーコン。型抜きをした目玉焼きに味をごまかすために大量にほどこしたタルタルソース。別にココに来なくても食べられる。バンズがウェンディーズのざっくりとしたものだからなおさらパティのチープな感じが引き立つ始末。食べ続けるとせつなさだけがます情けなさ。
そうだ。チリビーンズをソース代わりにしてみればちょっとは味が変わるかも…、と。
試してみるもタルタルソースの味があまりに強烈で、せっかくおいしいチリビーンズまでが台無しになる。
アイスティーをお供にしつつ、これは戒め…、と思って全部をお腹に収める。
よくやった…、と自分を褒めて慰めた。
なんでこんなコトが起こるんでしょう。
考えてみればウェンディーズはハンバーガーが好きでしょうがない人たちが熱狂したお店です。そういう彼らは今やファストフードのハンバーガーには目もくれないで、レストランやカフェに気持ちを向けている。
一方、ファーストキッチンはハンバーガーはそれほど好きじゃない人たちが、おやつ感覚で小腹を満たす需要に対応して進化した。今や彼らのキラーコンテンツはハンバーガーじゃなくてフレンチフライ。
そんな2つのブランドが一緒になって何かしようと考えるコトがそもそも不自然。ウェンディーズにとって店舗数が必要だったのならばスパッとウェンディーズをすればいいのに、それじゃ怖いからファーストキッチンの名前を残す。
勝とうとしない。負けない努力をし続ければいつか勝てると信じる心の浅ましさがこんなへんてこりんを産み落としたんだと思うことにした。気が済んだ。