官方消息
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店名 |
Le sputnik(Le sputnik)
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类型 | 法式料理 |
预约・查询 |
03-6434-7080 |
预约可/不可 |
可预订
※お任せコースでのご用意となります。 |
地址 |
東京都港区六本木7-9-9 リッモーネ六本木1階 |
交通方式 |
从大江户线六本木站7号出口步行1分钟从日比谷线六本木站4a出口步行3分钟从千代田线乃木坂站3号出口步行4分钟 距離六本木 227 米 |
营业时间 |
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预算 |
¥20,000~¥29,999 ¥10,000~¥14,999 |
预算(评价总数) |
¥30,000~¥39,999¥15,000~¥19,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 无使用电子钱 |
服务费收费 |
サービス料10% |
座位数 |
16 Seats |
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个人包厢 |
可能的 可容纳2人、可容纳6人 2人包房最多可入住3人,4人包房可协商使用,6人包房还可供5人使用。 |
包场 |
可能的 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 |
空间、设备 |
时尚的空间,平静的空间 |
酒水 |
有葡萄酒,对葡萄酒讲究 |
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此时建议 |
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位置 |
神秘不为人知的餐厅 |
服务 |
可提供庆祝・惊喜的服务,有品酒师 |
关于儿童 |
顾客必须年满 12 岁才能进入商店。 (*不包括私人出租) |
服装规定 |
请注意,我们要求您不要穿过于休闲的衣服。 |
网站 | |
开店日 |
2015.7.20 |
ミシュラン☆
六本木ミッドランドの真向かい、その路地裏に店を構えるフレンチの名店です。
今回はランチフルコースを週末に予約。
予約自体は食べログからサクッと入れましたが、週末に行きたい方は1ヶ月前後待つ事になるケースがほとんどでしょう。
シェフの高橋氏は都内レストランで修業し、2004年に渡仏。三ツ星レストラン『ルドワイヤ』をはじめ、ビストロ、パティスリー、ブーランジェリー等、各分野を専門的に掘り下げて研鑽を重ね、2007年に帰国。シェフを務めた『ル・ジュー・ドゥ・ラシエット(現レクテ)』では5年連続ミシュラン一ツ星を獲得。その後独立し、2015年7月に当店をオープン、変わらず一ツ星を獲り続ける華々しい経歴。
見た目の通り非常に腰の低い優しい方で、たまにホールに出てきてお皿を替えたりしてくれる。
店内はウッド調にグレーの壁面(打ちっぱなしではない)で、割とカジュアル目な雰囲気。
変に意気込んで向かうとちょっと肩透かしかもしれません。どちらかと言うと真面目なビストロに近い感じ。
そこそこ大きな声でお喋りしていても特にお咎めは無さそうなので割と運が絡むと思うと気合を入れたデート等では若干使いづらいかも。
ランチは税込7,150円とお手頃価格で、今回はこちらで。
その日は夜に沢山飲もうと思っていたので、飲み物は炭酸水オンリーに留めました。
コースの内容が書かれた紙などは無く、聞いた内容を覚えている範囲で記載しているので曖昧ですすみません。
お会計 約18,000円/2人
税込7,150円のランチフルコース
◆氷見の寒鰤
みかん、クリームチーズ、黒大根
山葵シャーベット
-初っ端からワールド全開の自由自在な組み合わせ。
脂の乗った寒鰤をみかんや山葵シャーベット、黒大根でさっぱりさせつつ、クリームチーズでコクを加えるという起伏の激しそうな組み合わせながら、なんか良い感じに纏まっている。
◆新玉葱とベーコンのシフォンケーキ
燻製クリーム
-中に玉葱やベーコンが入っている訳では無く、玉葱の甘味やベーコンの塩気をしっかりとシフォンケーキに織り混ぜたもの。そのままでじゅうぶん美味いですが、燻製クリームと合わせるとまた違った雰囲気に。
◆自家製カンパーニュ
-アッツアツで香り高いパン。北海道バターを添えて。
連れ曰く、ここのパンが一番好きかもとの太鼓判。
◆真鱈の白子 カリフラワー
-良い、この組合せはいつどこで見かけても好きです。
結果としてこの日唯一と言って良いほど、比較的直球の味覚でした。
フレンチに行くとほぼ確でカリフラワーに出会いますが、その度に「カリフラワーって実はすげえやつだったんだなあ」と勝手に親心になってしまう。
◆万願寺唐辛子、茄子、アオリイカ
ハーブオイル、グリーンカレーソース
-この日一番インパクトのあるビジュアルです。薔薇よりも。
極太な万願寺唐辛子を丸々一本と、大きな一切れの茄子に、アオリイカをちょろりんと乗せ、グリーンカレーソースとハーブオイルで。
この中にアオリイカがいても食感でしか存在を確認する事が出来ないのにわざわざ乗せる辺りに高橋シェフの変態っぷりを思い知る。
あくまでもベースはグリーンカレーとその具材なので、味は分かりやすく美味しいです。
◆ジビエのパイ包み焼き ピクルス
-猪や鹿などの色々なジビエとピスタチオを合わせた逸品。とてもクラシックな一皿。
添えられたピクルスも美味い。
◆薔薇ビーツとフォアグラ
-ジビエのパイ包み焼きは私へ、そして連れには当店スペシャリテのこちらが出されました。
よく見るやつですが、実物も圧倒的に美しい。一歩間違えれば持って帰って棚の上とかに飾ってしまいそうです。
これはとにかく視覚的に楽しむ一皿。
◆山口県萩産 甘鯛の松笠焼き
九条ネギのソテー、エシャロット
柚子胡椒、紫蘇の花
魚醤
-ブラックホールに突入しようとしているナウシカの王蟲みたいな一皿。
ふっくら肉厚な身質と鱗のサクサク感、上に添えられた野菜と魚醤がキリッと引き締め、魚料理としてはかなり美味しい部類です。
◆蝦夷鹿
-この日のメインは蝦夷鹿。私は蝦夷鹿が大好きでよく頂きますが、当店のそれはめちゃくちゃに美味い。
個人的蝦夷鹿ランキングでも1番なんじゃないかと感じる鹿自身の実力の高さと絶妙な火入れで、これはディナーのメインで出されても大満足でしょう。
添えられた芋はとても糖度が高く甘い。
8時間かけてじっくりと新鮮な葡萄の水分を抜き取ったものも、レーズンとは全く異なる驚きの美味さ。
◆とちおとめ、春菊、蕗の薹
-高橋ワールド極まれり。ちょっと春菊や蕗の薹を足すぐらいじゃないですよ。がっつり使われていて、捉え方によってはほぼサラダ。
子供にゃ絶対食わせられないですが、甘いものが得意ではない私には嬉しい一皿。
ああ〜、天才なんだなこの人は。
◆食後の珈琲と小菓子
-珈琲はさっぱりとしながらもコクのあるもの。
自家製のプチどら焼きの生地がふわふわでかなり美味しかった。
◇炭酸水
高橋シェフの豊かな発想力を存分に活かして料理に落とし込んだ見事なラインナップでした。
こういうのって攻めすぎてなんだかよく分からない感じになるお店も多い中、全てちゃんと美味しかった。
店名の通り、最後は1つの"旅"を終えたかのような満足感に包まれました。
炭酸水のみにしたというのもありますが、この立地でこれだけ手の込んだ料理を様々頂いて1人1万円いかないのも本当に凄い事です。
この人の無限の引き出しを堪能しようと思ったらもっともっと伺わねばならない。
そしてその価値のあるお店だと思いました。