官方消息
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ビストロど真ん中
たまにはビストロでご飯食べようかと思いチェケラしていたこちらにお邪魔しました。西麻布と六本木のちょうど中間ぐらいにあります。雑居ビルの地下一階にあるので気をつけながら看板を探しましょう。
週末の夜9時頃で私以外に2組というところ。テーブル1席とカウンター6席ぐらいと小さなお店です。
ハートランドで乾杯。御通し的にグジェールが付いてきます。ちゃんと温かく、中にはリエットが詰められており塩気が効いてい美味しい。
パンも自動的に付いてきます。こちらは米粉を混ぜ込んだ自家製のもの。バターは北海道のものを使っているとの事。軽くて香りが良くて美味い。グジェールとこのパンで今宵の勝利を確信しました。
グランドメニューのほかにオススメメニューもあります。そう、こちらのお店はアラカルト中心。それでグジェールとパンを出すところが良いよなあ。
まずは真鰯のマリネ。所謂一般的なマリネですが味が濃い。メニュー名だけではイタリアンやスパニッシュを思い浮かべますが完全にビストロの料理です。
という事で早速ワインに移行。グラスも豊富です。マリネなのでリースリングを。香りはフルーティで味はドライ、アフターで苦味がきます。正にリースリングの典型。ああ美味しいなあ。
オムレツなんですが、中には刻んだ青唐辛子が入っています。青唐辛子のフレッシュな香りが良いですねえ。とは言え辛くはなく少しピリっとする程度。トマトソースもトマトから作った真っ当なソース。久々に美味しいオムレツ食べました。
こちらにはシャルドネを。樽の効いたものではなく、爽やかな酸のシャルドネであり夏にぴったり。
ででん、自家製のブーダンノワールです。メニューで発見して真っ先に今宵の食事に組み込もうと決めたものです。これもはっきりとした塩味と旨味で心から美味しい。臭みは無く、とは言えブーダンノワールらしい深みがあります。またマッシュドポテトが秀逸。もったりとしがちなものですが、塩気と粘り気が控えめであり、正に名脇役という存在でした。
ブーダンノワールが来たのでシラーを。スパイシーな香りが正にシラー。料理もそうだけどワインもお手本の様なワインです。
ワイン3杯目にしてペースが上がってくる私。ご飯が美味しくお酒も美味い証拠です。
次のお料理が来るまでに飲み切ってしまったのでカベルネソーヴィニヨンを。これも正にカベルネソーヴィニヨンという豊かな果実味。ほんと香りを嗅いだ瞬間から分かるワインばかりで好きな方向性です。
こちらは蓮根のソテーに刻んだソーセージを載せたもの。ソーセージの脂と蓮根が中和され程良い塩梅。何より蓮根の触感が良いですね。蓮根って美味しいんだなあ。
なんて思ってるとシラーをサービスで頂きました。何でも先程頂いたシラーが私と頼んだものと違った様で、サービスとの事。こういうの大好き。こういうサービスを頂くこと多いな、自分。そう、私はとても人当たりが良いのです。
だいぶお腹も膨れて来ましたがメインは食べずにいられない。鹿のローストです。通常メインは辿り着くまでにお腹が膨れておりそんなでもない事も多いですが、これはむちゃんこ美味しい。鹿肉なのに素晴らしくジューシーであり、もちろんジビエらしい肉肉しさもあります。あかん。お腹いっぱいなのに即食いしてもうた。
途中でシラー飲んでしまったのでピノを追加で。流石に鹿肉には役不足でした。これは頼んだ私の責任です。
以上しこたま食べ飲んで16000円強。立地と味わいを考えれば素晴らしい。普通に食べて飲む人なら1万円前後で済むでしょう。
これぞ正統派というビストロでした。メニュー構成は割と他にもありそうなメニューが多いのですが、頂くと他と違ってちゃんと美味しい。これは基本的なレベルの高さを表しています。
味付けも正にビストロです。ワインを飲む前提の味付けでありしっかり目なのもグッド。素面の人には少し重いかも知れませんがそもそもビストロとはそういうものであり、その意味でも私の好みにどストライクでした。
意外と正統派のビストロはある様でなく、しかも1人で入りづらいお店も結構あるのですが、こちらは1人使いは全然問題無し、深夜までやっており、グラスワインも豊富と、その点の使い勝手も良いですね。立地的に客層の当たり外れはあるかも知れませんが柔なビストロでは無いので、しばらくすれば客層も安定してくるのではと思います。
シェフはご飯もお酒も好きなんだろうなあ。そういうのが手にとる様に分かる料理とワインのセレクトでした。これは通ってしまいそうです。まだ予約も取りやすいですがいずれ取りづらくなる事は必至。次は前もって予定して伺います。御馳走様でした。
店名 |
Ma Cuisine(Ma Cuisine)
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类型 | 法式小酒馆、法式料理、洋酒吧 |
预约・查询 |
03-6455-4426 |
预约可/不可 |
可预订
当日キャンセルはご予約の人数分×1万円をキャンセル料として頂戴いたします。 |
地址 |
東京都港区西麻布1-2-14 デュオ スカーラ西麻布WEST B1F |
交通方式 |
六本木駅1a・2出口より六本木通りを西麻布方面へ。六本木EX THEATERを過ぎ、次の右折角のビル地下1階。徒歩約7分。 距離六本木 458 米 |
营业时间 |
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预算 |
¥10,000~¥14,999 |
预算(评价总数) |
¥15,000~¥19,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、AMEX、JCB、Diners) 无使用电子钱 无使用二維码支付 |
服务费收费 |
パン・バター・アミューズ代として1,650円、サービス料10%を別途頂戴いたします。 |
座位数 |
16 Seats ( カウンター6席、テーブル6席、ハイチェアーテーブル4席) |
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个人包厢 |
可能的 可容纳2人、可容纳4人、可容纳6人 ミニマムチャージ10万円をお願いしております。ご飲食代が10万円を超えた場合は頂戴いたしません。 |
包场 |
可能的 可接受20人以下 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 近くにコンパーキングあり |
空间、设备 |
有吧台座位 |
酒水 |
有日本清酒,有烧酒,有葡萄酒 |
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此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
神秘不为人知的餐厅 |
关于儿童 |
未成年者の来店はお断りいたします。ご容赦ください。 |
服装规定 |
スマートカジュアル:ショートパンツ、サンダル、男性の袖無しの衣服(タンクトップやランニングシャツ)でのご来店はご遠慮いただいております。 |
开店日 |
2019.11.27 |
备注 |
フランス大衆料理を中心に、お酒に合うお料理をご用意しております。 |
餐厅公关 |
Executive Chef 池尻 綾介
「白金 シェ トモ」副料理長(2002) |
例年年明けは麻布十番で食事。今年はこちらに伺いました。1年半ほど前に一度伺ってから次のチャンスを狙っていました。
六本木の交差点から西麻布の交差点まで向かうちょうど中間地点らへんにあります。雑居ビルの地下一階で見つけづらいので注意しながら歩きましょう。
年明け早々でしたが店内はほぼ満席。私はカウンターに1人でしたが、隣にはパパ活っぽいおっさんと若い女の子だったり、テーブル席は友人同士で賑やかにとかそんな感じです。しかし正月早々パパ活とはおっさんも女子も気合が違う。
まずはビールを飲みながらメニューを吟味。ちなみに880円とこの辺は六本木西麻布価格です。
アラカルトでのオーダーですが自動的にアミューズが出てきます。以前も頂いた左のグジェールが美味しい。
こちらも自動的について来るパン。ぼそっとしてるのがネックですが、熱々で甘い香りが良いですね。お代わりもくれます。
まずは根セロリのサラダ。軽くビネガーとハーブで和えられていて爽やか。味付けはしっかり目なのでこれだけでもお酒が飲めます。
グラスワインは赤白5種ずつぐらいあります。自分で選ぼうかと思ったのですがカウンターのお兄さんがお任せも出来ますよと仰って頂いたのでお任せすることに。
という事でアリゴテ。ほんまにアリゴテなんかなというぐらい樽が効いててめちゃ美味い。シャルドネみたいなんだけどな。まあ美味しいから良し。
パテドカンパーニュ。内蔵が入っているのですがまさにその通りの味わい。塩気も強すぎず弱すぎずちょうど良い。なかなかここまでホルモンしてるパテドカンパーニュはありません。気合入ってる。
ここでまた白ワインを飲んだ様ですが失念。赤の方がよかったかも。
勝手にスペシャリテだと思ってる青唐辛子のオムレツ。青唐辛子がたっぷり入っているので汗が吹き出します。しかしそこが良い。トマトソースの酸味と青唐辛子の相性も良い。流石にこれはビール飲みたくなるな。
ヴィオニエ。これはオムレツに全然合ってない。これにはシャンパーニュかビールですね。単体ではちゃんと美味しかった。ちなみにワインはグラスでどれも1000円前後とお手軽です。
アンドゥイエット。豚の内臓の入ったソーセージです。これはむちゃんこ美味しいですねえ。ゴロゴロと内蔵が入って肉肉しく、香りもしっかり。ハーブがあるので臭くはありません。何気に付け合わせのマッシュポテトがチーズたっぷり。ちなみに隣の人のカスレもむちゃ美味しそうでした。
これにはシャルドネ。赤で良かったかな。
メインはエゾシカのロースト。火入れが完璧。柔らかく、繊維も無く鹿らしいクリアーな味わいなのに、仄かな血の味を感じます。ソースも真っ当。付け合わせのキノコのソテーもガーリックとバターを使ってしっかり炒めてあり美味。こういうところにシェフの実力を感じます。
ローヌのグルナッシュとシラー。これは流石に合ういますね。ようやく。
デザートを食べるつもりだったのですが流石に満腹になったのでこれにてフィニッシュ。カヌレをサービスで頂きました。
以上で18000円弱。これだけ食べてこの立地ならリーズナブルな部類でしょう。酒が安いのが良い。
前回も思いましたが本物のビストロです。全体的に味付けやボリュームや素材の使い方の思い切りがとても良い。特にシャルキュリトリーの美味しさが印象に残りました。前回のブーダンノワールと言い、今回のパテドカンパーニュ、アンドゥイエットからして、こういうのがシェフは好きだし得意なんだなというのがよく分かります。
かなり繁盛していましたが、料理のテンポもまずまず。入った時はちょうど客が重なっていたので若干遅かったのですが、その後は私の食べるスピードに合わせて頂けました。こう言うストレスが無いのって大事。
課題はグラスワインの合わせ方でしょうか。ワインが分かる人は自分で選んでも良いでしょうし、グループならボトルを頼んでしまうのも手です。料理が正統派なビストロ料理なのでボトルを選ぶのもそこまで難しくない。
フルコースのフレンチも良いけど、こういうのが私は好きだなあ。活気があって、料理の方向性もすごく分かりやすくて、お酒も安い。お肉料理が美味しいのもすごく私好み。ジビエや内臓ものを扱わせたらここのシェフは天下一品ですね。
また伺います。次はデザートまで食べたい。御馳走様でした。