南麻布の隠れた人気店 : Hananohana

ランチどきには行列ができることもある繁盛店。
最近リニューアルしたのだけど、何が変わったのかよくわからない。綺麗になったかな？　相変わらず厨房を取り囲むカウンター席で、男1人の客が多い。

野菜つけ麺750円、味玉80円を注文。
醤油味のつけ汁で、野菜がたっぷりなのが嬉しい。
BGM代わりにラジオの人生相談が流れていて、夫との不仲に悩む主婦がなにか話しているが、厨房で作業する音であまり聞き取れない。店内で会話はなく、皆もくもくと麺をすすっている。

麻布十番で醤油ラーメン（つけめん）というと「阿夫利」が有名だろうが、あっちとは客層も接客も何もかも違う。盛り付けもこだわっていて、オサレなカップルが何か話込んでいたり、で、つけ麺に野菜をプラスしたら値段は倍くらいかな。

タクシー運転手がここだと駐禁を取られづらいとかなんとかもあるっぽいが、気楽な店ってのが人気の秘訣なのかなあ。向かい側にあった「笑の家」はなんか雰囲気も独特で、たまにスープが苦いときもあったが、こっちは平坦な化調と醤油味って感じで安定している。
「麻布ラーメン」との違いは鶏ガラベースであっさりか、豚骨ベースでこってりかの違いかな。家族連れなんかもあっちはいること多いか。
「麻布餃子」のほうはUberEatsが忙しくて、ときどき注文を忘れられるけど、こっちだとそういうことがないのが違いかなー

まあ、麻布十番の近辺にいる人間がみな「麻布十番らしさ」を常に求めているわけではない、ってところかな。