帆立と牡蠣の出汁を効かせた、山菜の一皿は出色。器選びのセンスも高く、見た目・味ともに満足！
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フランス産ロゼワイン「ペイドック」2018（グラス￥1452）。桜の季節、春を連想させる美しい色調
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アミューズ「梅の枝、ユリ根と燻製鱈」。宝石箱で出てくる、まるで和菓子のような趣！
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プレッツェルの枝に、梅風味のピュレをあしらう。お花は刺身のツマに使われる「花紫蘇」
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ユリ根と燻製鱈。表面の層はホロリと崩れ、中から干し鱈の濃厚な香りが現れる
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第二アミューズ「人参とオレンジ、ローリエヨーグルト」。お洒落な器のセレクトにも注目です
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青いハーブの香り。瞬間的にとろけるジュレ、トマトの酸味とオレンジの甘み
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第一前菜「イカ、セロリ、グラニースミス、シャルトリューズ」。食べるまで、どんな味がするかさっぱり分からない「意外性」
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こんもりドーム状のものは、青りんごとシャルトリューズのカクテルエスプーマ
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中はイカとセロリのタルタル。ごく淡泊なイカの食味に、青りんごの甘酸っぱさが上手く乗っかる
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パンは自家製カンパーニュ。オリーブオイルは、オレンジの皮を浸漬したもの
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皮（クラスト）は硬め。個人的にはもう少し柔らかめが好みだが、人それぞれだろう
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中身は柔らかくしっとりとしており、天然酵母らしい酸味が感じられる
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第二前菜「ホタテと牡蠣、山菜」。個人的に最も気に入った一皿です
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「貝の出汁で、野菜を美味しく食べる」コンセプト。黒いのは竹炭と貝柱の焼き生地、貝柱の旨味が凄い
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最下部には帆立のポワレが潜む。上には牡蠣のソース。贅沢です…
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ふきのとうのフリッター。ごく軽い食感で、香りを閉じ込めて揚げてある。技術の高さを感じる
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魚料理「鰆、トリュフ、柚子」。運ばれた瞬間から開く、黒トリュフの圧倒的な香り！
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主役のサワラは、驚くほど肉厚なカットで迫力十分。焦がしバターの香り高いソースで
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青森県産 鴨のロースト。鉄分仲間として、カツオのたたきが添えられるのはユニーク
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鴨とカツオ、鉄分同士の挑戦的な組合せ。素揚げにされたケール、ソースが絡んで美味
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ノルマンディーをイメージしたリンゴ。キャラメル風味のメレンゲと、大麦クリスプが散らされる
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薄皮の中に、紅玉とカマンベールチーズのムースを仕込んだもの。甘すぎず、林檎らしい酸味が生きている
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ガラスのドームで運ばれてくる小菓子。フタを取る前に、写真を撮らせてくれる心遣い
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小さなガレットブルトンヌと黒胡麻のクッキーが1枚ずつ。胡麻の香りがすごい！
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コーヒーでシメ。最初はこじんまりと始まるが、結果的には大満腹～
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テーブルセット。あえて無機質な、金属の見せ皿からスタート
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店舗というより「部屋」と呼びたくなるような、こじんまりとした空間。でも席の配置はゆったり
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無骨な金属階段を上り、扉を開くとシェフが迎えてくれます
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メトロ麻布十番駅から徒歩3分、壁面緑化されたビルの2階。フランス料理「gri-gri」
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2020年早春のメニュー。材料が簡潔に示されており、どんな調理なのか期待を持たせる
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ドリンクメニューの一部。ビールとレモネードのカクテル「パナシェ」も美味しそう
餐厅信息
细节
| 店名 |
Gri-gri（Gri-gri）
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|---|---|
| 类型 | 法式 |
| 预约・查询 |
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| 预约可/不可 |
可预订
お苦手な食材がある場合は予約時に必ずお知らせ下さい。当日ですと変更出来かねる場合がございます。 |
| 地址 |
東京都港区元麻布3-10-2 ヴァンヴェール 2F |
| 交通方式 |
从麻布十番站徒步6分钟从六本木站徒步10分钟从麻布十番站在麻布十番商店街向六本木新城方向前进在Hills的前面，沿商店街左手边被植物覆盖的大楼2F。(在泰晤士报硬币发行旁边) 距離麻布十番 348 米 |
| 营业时间 |
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| 预算 |
￥10,000～￥14,999 ￥6,000～￥7,999 |
| 预算（评价总数） |
￥10,000～￥14,999￥6,000～￥7,999
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| 付款方式 |
可使用卡 （VISA、Master、JCB、AMEX、Diners） 可使用电子货币 |
| 服务费收费 |
サービス料10％ |
座位、设备
| 座位数 |
14 Seats （ 吧台4席） |
|---|---|
| 个人包厢 |
可能的 可容纳4人、可容纳6人 晚餐为您准备了分隔3个人的空间的半包间。8位以上可以包场。如果您想包间，请电话预约。 |
| 包场 |
可能的 |
| 禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
| 停车场 |
不可能 |
| 空间、设备 |
时尚的空间,平静的空间,有吧台座位,有沙发座位 |
菜单
| 酒水 |
有葡萄酒,对葡萄酒讲究 |
|---|
特点 - 相关信息
| 此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
|---|---|
| 位置 |
神秘不为人知的餐厅 |
| 服务 |
可提供庆祝・惊喜的服务,有品酒师 |
| 关于儿童 |
初中生以上（无儿童套餐） |
| 服装规定 |
请不要佩戴Smart Casual (请不要穿短裤、拖鞋来店。)香水等进入本店。 |
| 网站 | |
| 开店日 |
2012.11.10 |
| 备注 |
餐厅网站全天 24 小时接受所有套餐的预订。套餐（Omakase） ●8,800日元 ●14,300日元 服务费10% 品尝从前菜到甜点的约10小份（成分和数量有所不同） |
| 餐厅公关 |
拉上窗帘，或者隔开，与相邻座位保持间隔。
细腻且充满玩心的刺激五感的料理。安静的空间。gri-gri是一家提供由曾在法国罗纳的匹克 (三星) 和西班牙巴斯克的马丁贝拉萨台 (三星) 工作过的主厨伊藤宪以原创的感性编织而成的崭新的法国料理的店。请尽情享受在法式风格中加入新的独特精华的味道、香味、色彩。 |
［東京都港区］
2020/2/2（日）
麻布十番（元麻布3）のあるモダンフレンチ。
場所は… 六本木ヒルズの南東方向。
大江戸線・麻布十番駅（南3出口）を出て、鳥居坂下交差点を左折。
次の信号を右折、しばらく歩いて左手、ビル2階にある。新鮮ホルモンランボーの手前。
麻布十番駅から徒歩3分。メトロ六本木駅（a2出口）から徒歩12分。
月曜定休だが、貸切であれば営業。
シェフはフランス・スペインの三つ星レストランで修業された方。
もともと愛知県にお店があり、麻布十番に移ってきたとのこと。
愛知出身の私としては、それだけで応援したくなる要素十分(^-^)
2名で予約をして伺った。
ランチメニューは、以下の3種類。
ムニュミディ（お任せ6品￥6,050）
ムニュセゾン（お任せ10品￥9,680）
ムニュグリグリ（お任せ10品￥15,730）
このほか、ワインペアリング（￥6,655～）、ノンアルコールペアリング（￥4,840～）を
追加できる。
非常にこじんまりとした「部屋」で、客席はカウンター3席、2人掛けテーブル×2卓。
その奥に、3～7名向けの個室あり。
全席禁煙。BGMはジャズ。
椅子は、デコレーションの効いたイタリア製。
まず目に入るのは、可愛らしい林檎の置物。
今日のメニューは「プランタン」早春を感じさせる献立。
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■ロゼワイン（グラス￥1452）
早春のイメージから、桜色のワインを選んでみた。ロゼなんて1年ぶりくらいかな？
辛口で、快い酸味。食中酒としてぴったり。
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■ムニュミディ（6品￥6050）
◎梅の枝、ユリ根と燻製鱈
アミューズ。宝石箱のような器でのプレゼンテーション。
「梅の枝」は、グリッシーニ（固焼きパン）に、梅風味のピュレをあしらったもの。
まるで和菓子のような、繊細かつキュートな造形！
ほんのりとした甘酸っぱさが、目の前に迫った春の到来を思わせる。
「ユリ根と燻製鱈」は、白い碁石のような造型。
ブランダードと呼ばれるフランス南部の郷土料理は、干し鱈とじゃがいもをペースト状にしたものだが、
じゃがいもの代わりに百合根を使うアレンジ。
そのペーストを、ほぼ無味のホワイトカカオでコーティング。
一口かじると外皮がほろっと砕け、お菓子のような見た目の中から、干し鱈の濃厚な香りが現れて驚かされる。
◎人参とオレンジ、ローリエヨーグルト
第二アミューズ。人参とオレンジのジュレを、薄く桂剥きにした人参で巻いた一品。
スプーンに乗せて、一口サイズが供される。
一口含むと、爽やかで青い、ハーブの香りがすっと通り抜ける。
舌の上で、瞬間的にとろけるジュレ。トマトの酸味とオレンジの甘み。オリーブオイルのコク。
ローリエというと、肉料理や煮込み料理に投入する乾燥したハーブのイメージで、
これほど爽やかな香りを持つとは知らなかった。
器の外側は素朴な縄文様、内側ははっとするほど鮮やかなエメラルドグリーン。
器選びにも、高いセンスが感じられる。
◎イカ、セロリ、グラニースミス、シャルトリューズ
第一前菜。角切りのグラニースミス（青りんご）・いか・セロリを和えた「タルタル」に、
青りんごとシャルトリューズ（ハーブ系リキュール）のカクテルを、エスプーマ（泡）にして乗せた、手の込んだ一品。
泡の中をスプーンですくうと、思いのほかたっぷりとイカが入っている。サクサクと筋肉質な食感。
ごく淡泊なイカの食味に、青りんごの甘酸っぱさが乗っかる。
セロリの青い香りに、ヘーゼルナッツの香ばしさがアクセント。
イカやセロリは日常的な食材だが、細かい角切りにすることで新鮮な食感を生み出し、
ちょっと想像できない食材の組合せが鮮やかに決まっている。
まさにフランス料理ならではの世界観。
◎パン
自家製のカンパーニュ（大きくて、丸く焼き上げられた田舎パン）に、バターとオリーブオイルが添えられる。
オリーブオイルは、オレンジの皮を浸漬したもので、とにかく柑橘の主張がすごい！
中身は柔らかくしっとりとしており、天然酵母らしい酸味が感じられる。
外側（クラム）は硬め。個人的にはもう少し柔らかい方が、料理の邪魔をしないように思うが、
このあたりは好みの差であろう。
◎ホタテと牡蠣、山菜
第二前菜。個人的に最も気に入った一皿。
「貝の出汁で、野菜を美味しく食べましょう」というコンセプトだという。
たらの芽、ふきのとうはそれぞれ軽やかな衣で揚げられている。
特に、ふきのとうのフリッターに閉じ込められた香りが素晴らしい！ 洋風天ぷらと呼びたくなる、春風を感じる趣。
こちらのシェフはきっと、天ぷら職人としても上手くやっていけるに違いない…
黒くて薄いパリパリは、竹炭と帆立を生地に練り込み焼き上げたもので、
見た目の印象とはうらはらに、帆立が威勢よく香り立つ。
さらに牡蠣のムースが敷かれ、最下部には帆立のポワレが鎮座する。
帆立はぷっくり大振りで、ナイフで切り分けていただくボリューム感。食感はもっちりムチムチ。
野菜チームは、ブロッコリー菜に、鹿児島産のスナップえんどう。
貝の出汁が絡むのはもちろん、ほのかな酸味はレモンだろうか？
塩味強めではっきりした味わいは私好み。
◎鰆、トリュフ、柚子
黒トリュフの圧倒的な香り！ 香りに敏感でない私でも、運ばれてきた瞬間に分かる濃厚さ。
主役のサワラは、驚くほど肉厚なカットで迫力十分。
「ブールノワゼット」と呼ばれる焦がしバターのソースで、香り豊かに。
添えられる野菜はカリフローレ。カリフラワーの仲間で、バターソースがたっぷり絡んで美味。
◎青森県産 鴨
高さのある盛り付け、ボリューム感満点の鴨ロースト。
脇役として鰹のタタキが並ぶのはユニーク。このお店ならではの「鉄分同士の組合せ」だとい う。
炭火の香りをまとった上に、ピスタチオのオイルで仕上げ。
鴨の肉質はむっちりと柔らかく、火入れの技術を感じさせるもの。赤身の味が濃い。
鴨とカツオを同時に口に入れる勇気は無かったが、交互に食べて個人的には違和感がなかった。
ケールは素揚げのような調理で、濃厚なソースがよく辛味、濃い味で美味しい。
青汁のイメージしかなかったが（笑）ここまでソースが絡むと、ワインのアテに ぴったりの青菜に。
◎ノルマンディーをイメージしたリンゴ
ほんのり紅色の姫リンゴちゃんが登場。これは可愛い！
本物の林檎ではなく、薄皮の中に、紅玉とカマンベールチーズのムースを仕込んだもの。
林檎の甘酸っぱさが活かされていて、甘すぎずとても美味しい。
外周りには、キャラメル風味の大麦クリスプが散らされる。ポリポリとした食感が快い。
添えられたアイスクリームには、干し草を練り込んであるという。
お酒を飲んだせいか、その香りまでは捉えられなかったが、面白い試みだと思った。
◎コーヒーと小菓子
食後のドリンクはコーヒーを選択。同行者は紅茶。
小菓子は、小さなガレットブルトンヌと黒胡麻のクッキーが1枚ずつ。
胡麻の香りがすごい！
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最初はこじんまりと始まるが、魚料理・肉料理に入った途端、圧巻のボリュームを見せる。
最終的には大満腹に～
2人で食べて1杯ずつ飲んで、お会計￥15,730。クレジットカード利用OK。
お水代（Evian）として￥990が含まれていたが、海外では一般的だし、まあ席料みたいなものと捉えるか。
見た目の楽しさや造型はもちろんのこと、器選びにもこだわりを感じた。
野菜を美味しくいただけて、魚料理・肉料理のボリューム感にも納得。
今度、夜に利用してみても良いかなと感じた。