店名 |
OLINA(OLINA)
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类型 | 法式 |
预约・查询 |
03-6277-6789 |
预约可/不可 |
仅限预订
アレルギーの対応可能です。そのため予約時にアレルギーを正確にご来店者全員分把握させて頂いております。 |
地址 |
東京都港区東麻布3-6-11 THE CITY 麻布十番 EAST 5F |
交通方式 |
都営大江戸線/南北線 麻布十番駅6番出口より徒歩3分 距離麻布十番 231 米 |
营业时间 |
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预算 |
¥20,000~¥29,999 ¥15,000~¥19,999 |
预算(评价总数) |
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 可使用电子货币 可使用二維码支付 |
收据 |
可以开具符合条件的发票收据。 注册号码T6010401178742 ※有关最新注册状态,请查看国税厅发票系统合格发票开具人公告网站网站或联系商店。 |
服务费收费 |
サービス料込み |
座位数 |
24 Seats |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
可能的 可容纳20~50人、可接受20人以下 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 近隣にコインパーキングあり |
空间、设备 |
时尚的空间,平静的空间,无障碍空间,提供免费无线网络连接,接待轮椅客人 |
酒水 |
有葡萄酒,对葡萄酒讲究 |
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料理 |
对蔬菜菜式讲究,有素食菜单,提供英文菜单 |
此时建议 |
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位置 |
风景优美,神秘不为人知的餐厅 |
服装规定 |
カジュアルシック |
网站 | |
开店日 |
2024.2.14 |
餐厅公关 |
フランス人シェフOLIVIER GARCIAによる《自由で心地よいフレンチレストラン》
麻布十番の駅からすぐ裏道に入った所にあるフレンチレストランOLINAはフランス人シェフ オリヴィエ・ガルシアと元ファッションデザイナー高遠菜都子による《自由で心地よいフレンチレストラン》です。日本の食材を自由な発想でフレンチに取り入れた洗練されたモダンフレンチを落ち着いた空間と温かい接客でお迎えします。 |
この日は、ピンクから赤のグラデが
ちょっと愛らしい東京タワー。
このお店から、唯一、東京タワーが望める窓辺の
特等席に案内していただきました。
まだオープン間もないこちらのお店。
ピレネー出身で、スペイン人とフランス人の
ご両親を持つシェフと、
ファッションデザイナーの日本人マダムは、
セーヌのほとりで出会い、お互い一目ぼれだったそう。
食前なのに、すでに「ご馳走様」です。笑
と~~~っても優しいそうなオリビエシェフは、
日本人よりも繊細な感性をお持ちのよう。
お料理は、もしかしたら、日本人シェフ?
と思えるようなディテールへのこだわりを
感じました。
マダムも、他業界にいらしたと思えない、
こなれた接客で、なによりも、笑顔がとても
素敵です。
パリで出会い、マダムの仕事の都合で、ストックホルム
にも、一緒に滞在していたとのこと。
昨年来日し、わずか半年強での開店。
ただでさえ、複雑な日本の仕入れなどをどう
覚えたのか聞くと、ひたすらネットで、とのこと。
キッチンの棚には、多数の発酵用ボトルが並び、
まだこれらがどう化けるかわからないけれど、
楽しみ、と語るシェフ。
落ち着いた内装で、ちょっとほの暗く、
居心地がいいです。
シェフやスタッフたちのユニフォームは、
もちろんマダムによるもの。
ワーカーズデザインで、レストランとしては、
とても斬新。
コースは、3種類あり、
16000円のコースをお願いしておきました。
ピレネー出身ということで、海と山の
組み合わせ、とさらに、その「ハーモニー」が
シェフの得意技。
内容です。
1,アミューズ
3種のアミューズが登場します。
・ビーツサンド
乾燥させたビーツで、中の具材も
ビーツ
・玉葱ロワイヤル
玉葱のコンポートです。
火入れが抜群で、甘味を出しています。
・ポムスフレ・マッシュルーム
2,タケイファームの大根、ヤリイカ、生ハム出汁
松戸 タケイファームの大根を3つの手法で。
・出汁漬け
・オリーブオイル漬け
・ラード漬け
これをヤリイカとミルフィーユ状に。
いりこと生ハムのビネグレットソース
イカゲソの泡、オレガノ
烏賊風味のオイルを、あとからスポイトで。
ものすごく手が込んでいますが、
そんな片鱗も感じさせないシンプルさ。
大根が、フレンチに変身です。
美しいガラス皿は、岸和田 原光弘さんの作品。
見惚れます。
3,シェフからのメッセージ
タイトル通り、この日のコースで、
最もメッセージ性を感じたお料理です。
大根と昆布の端材を使ったポタージュ。
卵黄のコンフィ
トップには、マダムがデザインした
蕪のチュイール。
端材のスープそのものは、最近どこでも
やっているので、珍しくありませんが、
端材の活用は重要。
なおかつ、それをいかにストイックに
ならずに仕上げるかが、腕の見せ所
なのですが、マダムのチュイールで、
とてもほっこりとした印象。
「真冬の温かな食卓」とタイトルを
つけたいほど、心がほどけます。
お二人の人間性が、ここに凝縮されていました。
4,蕪のタルトタタン
乾燥させた蕪の生地に、
バター、醤油、砂糖で焼き上げた蕪。
刻んでポワレした蕪、
そこに、かたばみを添えて。
とてもジューシーです。
5,自家製ブリオッシュ
きっちりキューブに仕上がった
ブリオッシュで、なんと、
出汁入り。
6,柏幻霜ポーク
柏の寺田さんが、8~10か月かけて
育てた豚です。
中心に、赤海老の練り物と
小松菜を入れて巻き、
海老のビスクと、
オゼイユのソースで。
菊芋のピュレ
発酵させた菊芋とピクルスを交互に
重ねて。
豚に海老? と左脳で考えますが、
旨味が増幅されていました。
お皿は、信楽焼で、鈴木正彦さんの作品。
7,アンコウのロッシーニ
これは素敵な発想でした。
一度ほぐしたアンコウの身を再度
紐で縛って、ハーブとバターで
焼き上げたものの上に、
フォアグラに見立てた鮟肝を。
ソースは、赤ワインとアンコウの骨と身に
山椒を。
ケールのわき芽と海藻のサラダ
とてもいいトライでしたが、
残念ながら、私のものに、紐がついたままで、
しかも、身に深く食い込んでいました。
繊細な天才でもこんなことがあるようです。
が、その後のサービス陣のフォローが
素晴らしかったです。
ミスは起こるので、どうフォローするかが
とても大事。それができるかどうかです。
8,シャンパンかき氷
さて、ここで、シェフの遊び心満載。
かき氷の機械がテーブルに運ばれてきて、
シェフが氷を削ります。
お口直しです。
9,お米のデザート
このタイトルを見たときに、
あ~~~、リオレか、とちょっとザンネン
な気分に。
日本人が苦手なデセールNo1です。
しかし、これ、見事にその想像を
消してくれました。
シェフ曰く、「日本の食の中心は米」
昨年11月まで千葉に住んでいて、
袖ヶ浦の農家さんとご縁ができ、
その米麹で作った甘酒を。
日本酒ジェル、酒粕アイス、
ポン菓子が入り、ヴェールで包まれて
います。
そこに、オルチャータソース。
米やアーモンドの飲料です。
リオレとは、別物で、楽しめました。
10、時の旅する林檎
急に、ポエムなタイトルです。
なんと、黒ニンニクと同じ手法で
作った黒リンゴをソルベに。
65度で14日かけているそう。
クランブル、ソルベ、カットリンゴ、
チャツネ、
ドライにしたりんごをシロップで
戻したもの。
「林檎の木」をイメージしたそう。
器は、信楽焼きで、奥田誠二さんの作品。
11、ミニャルディーズ
縦位置に並べられます。
・酢橘マドレーヌ
・柿のパット・ド・フリュイ
・青海苔のトリュフチョコレート
12、東方美人茶
お供は、
・会津のガス入りミネラルウォーター
・米の昆布茶
食後、テラスに案内していただきました。
夜のとばりの中、東京タワーのライティングが
一層、際立ちます。
いい季節になったら、テラスで、
ちょっとしたアペリティフも、と考えているそう。
麻布十番に、ちょっとオトナのフレンチ。
今後が楽しみです。