ニューノーマルでの一つのライフスタイル。頑張っている飲食店には申し訳ないけれど、食材買って家で作ったローストポーク、焼鳥、サーモンステーキが旨い。
調理されていない生の素材のことで投稿するのは食べログの趣旨とはちょっと違うと思いますが、緊急事態宣言下で内食が多い中、そうとばかり言ってられません。
今回も麻布十番の成城石井の大山鶏の丸鶏に続く素材系レビュー。対象は広尾にある東北新社系高級スーパー、ナショナル麻布で買った九州産の肩ロースカタマリ肉と焼鳥(生)、タスマニア産サーモンのステーキカットです。
肩ロースは最近凝っている土鍋使ったローストポークに。じゃがいも、玉ねぎ、りんごと一緒に土鍋で焼くだけという簡単な料理です。味付けは塩胡椒とタイムだけですが、これが旨い。豚肉は旨みが凝縮しているのに柔らかい。豚の肉汁吸った野菜やりんごもなかなかです。
焼鳥(生)はもも、ねぎま、レバー、砂肝、鳥皮が各二本で800円強とリーズナブル。川崎の業務スーパーで買った神戸物産系秦食品のタレで焼きましたが、そこらの持子帰り専門焼鳥チェーンのものよりずっといい。炭火で焼いた味はしないし、タレはちょっと甘めですが、ふっくらと焼きたてなのが一番です。今後伊勢廣以外の焼鳥をテイクアウトする必要はなさそう。
タスマニアのサーモンステーキもなかなか。チリはもちろんノルウェーよりも低い飼育密度でほぼ世界で一番綺麗なタスマニアの海で養殖されたサーモンはアトランとしてはベスト。刺身用にもできるサーモンなのでミディアムレアで美味しく頂きました。
コロナ禍の中で頑張っている飲食店には申し訳ないけれど、いい食材買って家で作るというライフスタイルが自分の家では定着しつつあります。
地元で作った薬膳カレーをわざわざ麻布で買うのも複雑な心境だけど美味しい。
この日はハワイではまった米国産アンガスビーフを探しに広尾の有栖川公園前にあるこちらの国際色豊かなスーパーに伺ってみました。近くに大使館が多くて外国人のお客さんも多いこちらならあるはずという目論見です。でも米国産の牛肉はあっても牛の種類は不明のもの。むしろ和牛の品揃えの方が多いのが意外です。結局牛肉をここで調達するのは断念。
代わりと言うには別ジャンルですが購入したのは、地元大田区東六郷に本社・工場があるラビ㈱の薬膳カレー、スパイスZenシリーズのチキンカレーと野菜カレー各410円です。
品川にある薬膳レストラン10ZENの料理長を務めたスリランカ出身のラビさんが2011年に設立したこの会社は以前は雑色水門通り商店街でレストランも運営していましたが、その後レストランは鶴見に移転。今ではスパイスZenのカレー買おうと思ったら鶴見でのイートイン、テイクアウトか、こちらに伺うしか在りません。地元で作ってるのにわざわざ買いに来るのも複雑な心境です。
カレー買ったついでにせっかくなので同じ会社のスパイスミックスとラルキラブランドのバスマティーライスも買って帰りました。
買ったチキンカレーはカップのまま電子レンジで温め、炊いたバスマティーライスに掛けて頂きます。辛さよりもスパイス感に寄った味ですが、尖った感じはありません。でも食べているとお腹の辺りがじんわり暖かくなって来る感じで、いかにも体に良さそう。具はチキンの塊がごろごろ。レトルト感も全くなくてそこらのレトルトカレー買うなら絶対こちらがおすすめです。
そして独特の食感で香りのいいバスマティーライスはやっぱり旨い。白飯としてカレーと合わせるのはもちろん、スープカレーの素で炒めてなんちゃってビリヤニにしても美味しく頂けました。
鶴見はあまり行く用事が無いので移転後のレストランには行ってませんが、今回パックのカレー食べたらやっぱり行きたくなりました。蒲田から京浜東北で二駅で麻布よりずっと近いし。
地元に工場があるスパイスZenのカレーをわざわざ麻布で買うのはフクザツな気分です。
2016年10月訪問
毎度毎度のナショナルマーケットのレビューです。東北新社グループのこのスーパーは外国人向けの商品が充実していることに加えて、他ではあまりお目にかかれないレア商品を揃えているのが魅力。
今回のお買い上げはスリランカ人のラビさんが経営するスパイスZenのカレーです。現在でも同社の工場は地元雑色の水門通り裏にありますが、直営レストランが水門通りから鶴見に引っ越して以降、同社のカレーはとんとご無沙汰。久しぶりに食べたくなって広尾界隈に来たついでにこちらのスーパーで購入しました。地元のものをわざわざこちらで買うのはややフクザツな気分ですが、ここと銀座三越くらいでしか売ってないからしょうがない。
同社のカレーはレトルトパウチではなくてレンジ調理可能なカップで販売されています。さらっとしていて常温のままでも美味しいということですが、せっかくなのでレンジで加熱してチキンとポークの相がけカレーにして頂きました。センターポジションには前夜の残りのやみつき醤油だれをこれも加熱してトッピング。
久しぶりに食べたカレーは相変わらずスパイスの香りが良くてベースの旨味もある本格的な味。レトルト感は全くといっていいほどありません。チキンの方は深みとコクのある中辛でポークの方はやや甘めです。この旨さで一個400円強は本当にリーズナブル。
ただ直営レストランにあった「リラックスしたい時に」、といったTPO別のスパイスミックスがこちらのスーパーでは買えないのが残念です。やっぱりレストランが雑色に戻ってきてくれるのが一番なんだけど。
2016年9月再訪
専用のピーナッツで作るバターは昔小学校の給食で食べたのとは全く別物
前回の訪問から一か月も経たないうちの再訪です。今回の目的は米国産牛のリブアイの調達。ヒースローで買ってきたアンガス牛のリブアイが美味しかったので欧米人も多いここならあると思って来てみたら、やっぱり米国産と豪州産のリブアイが置いてありました。ついでに買ったのが店内に置かれた機械で自分でピーナッツバターを作るための専用の豆。上から豆を入れてスイッチをオン、下から出てくるバターを専用の容器に入れて会計するというこの仕組みを最初見たときはカルチャーショックを受けたものです。でも今回は店内の機械は使わず豆のまま自宅に買って帰りました。
その理由は自分ちのミキサーで作った方がより新鮮で美味しいと思ったから。で、やってみた結果は大成功。ねっとりと濃厚でコクと自然な甘さがあって旨い。大昔に小学校の給食で食べたピーナッツバターとは全く別物です。たぶん砂糖や油など色んなものが入っていたんでしょうね。今回できたのはむしろ中華の花生醤に近い感じ。棒棒鶏や担々麺にも使えそうです。
2016年9月訪問
自販機までインターナショナル。初めてルートビア買ってみた。
広尾駅から徒歩数分、有栖川公園入り口にあるスーパーです。この界隈を含む麻布エリアは大使館が多いこともあって国内では最も外国人の比率が高いエリア。このスーパーも外国の方が過半が占める感じで店内に入るとまるで海外のスーパーに日本人が迷い混んだよう。その場でピーナッツからピーナッツバターを自分で作る機械はここで初めて見ました。
品揃えが面白いので年に数回は伺っています。いつも買うのはアメリカ産のチルドのスペアリブ。あばら骨が7~8本くらい一繋がりになったもので、バーベキューソースやチャーシューソースで丸ごと焼いて食べると旨い。後はエスニック系調味料も豊富でカクテルシュリンプ用のチリ系ソースはここで仕入れます。
でも今回は店内には入らず店外に置かれた自販機の利用。東京フロインドリーブで買ったプレッツェルをせっかくだから有栖川公園で食べようと思って飲み物を買いに伺いました。
自販機は2台あって左側のものには日本で普通に売っているものが入っていますが、右側が面白い。スプライトとドクターペッパーは日本語が書いてありますがそれ以外は輸入品のよう。Hawaiian Sunブランドのトロピカル系のジュースや紅茶、話には聞くルートビアなど、見たことない缶が並んでいます。
すぐに飲むのは安全のため左側の自販機で普通の缶コーヒーを、持ち帰り用として怖いもの飲みたさでルートビアを右側の自販機で購入しました。
家で初めて飲んでみたルートビアはバニラとカラメルとあと色んな香料が混ざって入っているようです。かなり甘めで飲んだ後も舌に残る味。最近読んだトムクランシーの小説で登場人物がガソリンスタンド併設のミニマートでルートビール買うシーンがあったけれど、この味は硬派の小説とはちょっとイメージ違うなあ。
そう言えば自販機で売っていた他の缶も色々混ぜたものが多かった気がします。シンプルをもって良しとする日本との文化の違いをこんなところでも感じました。
なお、評価はこれまで買ったものの総合です。決してルートビア単体のものではありません。念のため。
店名 |
NATIONAL AZABU SUPERMARKET(NATIONAL AZABU SUPERMARKET)
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类型 | 便利店/超市 |
03-3442-3181 |
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预约可/不可 |
无法预订 |
地址 |
東京都港区南麻布4-5-2 |
交通方式 |
東京メトロ日比谷線広尾駅1番出口 距離广尾 189 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
~¥999
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付款方式 |
可使用卡 可使用电子货币 可使用二維码支付 |
个人包厢 |
不可能 |
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包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
可能的 |
此时建议 |
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网站 | |
备注 |
【港区南麻布4-5-2より移転】 |
広尾駅から徒歩数分、有栖川公園入り口にある東北新社系の高級スーパーです。大使館が多いこの界隈だけにお客さんの過半は外国の方。品揃えも多分に意識したものになっています。
今回は子豚のスペアリブの叉焼を家で作ろうと思って素材のポークバックリブを買いに伺いました。あばら骨が7~8本くらい一繋がりになったもので、こちらで米国産のチルドのものを何度か買ったことがあります。
ところが今回伺うとその米国産が見当たりません。代わりに見つけたのはフランス産の冷凍品。コロナで帰国した方々が多いのか、冬でバーベキューしないからか、チルドを仕入れるほど需要ないのかもしれません。
仕方がないのでその冷凍品を購入。骨の重さがあるとはいえ、500gで923円は意外とリーズナブルです。
家に帰ってパックリブを自然解凍。李錦記の叉焼醤に丸一昼夜漬けてからオーブンで焼いてみました。
食べてみると、その昔今は無き横浜中華街の叉焼専門店 有昌の子豚のあばらの叉焼にはさすが及びませんが、なかなか旨い。
肉には甘じょっぱい叉焼醤がよく染み込んでいるし、こんがり焼けて香ばしい。冷凍による肉質の劣化もほぼ感じられません。そして何より骨が細いので食べるところが多いのがありがたい。
マリネする時間と焼く時間を延ばした方がもっと美味しくなる気がしますが、久しぶりの割には美味しく出来たと思います。