案外、落ち着いた雰囲気 : Soba Imai Akasaka Ten

赤坂の中心にあり、ふっと入りやすい雰囲気ではあります。
カレーセット（ざるそば）に、なす天と鶏天を単品追加。例の縦長の苦手なタッチパネル式ですが、なんとか注文。英語メニューでタッチしていた先客の海外の方も苦労されているようでした。
券番号で呼び出されるのは同じですが、松屋などのようにスクリーンはなく、お店の方の声掛けのみ。案の定、先客のおじさんは気づかず、飛ばされて私が呼ばれたので、身振りで順番だよ〜と伝えました。呼び出す方も外国の人で、英語で会話していたので、何も日本語だけで呼ばなくてもいいのになあと、人ごとながら少し可笑しかったです。

お蕎麦はセットメニューから予想していたよりも、ボリュームがありました。お茶碗サイズのカレーはそれなりですが、ややご飯の量が多かったかも。まぁ普通のカレー丼セットですね。ちなみにカレーは、ジャワカレー中辛クラスで、蕎麦用の出汁味などは含まれていませんでした。

残念だったのは「もう一品、いかがですか！」とタッチパネルが元気な声で勧めてくれる天麩羅。茄子と鶏を選びましたが、鶏天は一見、イカ天か？と思える四角さと薄さでした。中身は某チェーンのナゲット風味でしたが、これは致し方ないところかもしれません。なすは縦の四つ切りが２本くらい。どちらも、価格は抑えられていますが、量が残念でした。オプション天ぷらに関しては、「蕎麦屋の揚げ物」的な洗練さは望みませんが、最低でも、同種のファストフード的な麺類提供をしているうどんチェーンのレベル（これはこれで、味も価格もお店にとっては、かなりハードルが高い）はないと、ほぼ残念感が強くなってしまうと思います。

カウンター横に蕎麦湯のポットがあるなど、いろいろと工夫されている感じなのはよかったです。
急ぐときや、食欲はないけれど何か食べなければならないときには重宝しそうです。
ご馳走さまでした。