店名 |
Unten Yougashi Ten Yotsuya Ten
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类型 | 西式甜点、咖啡店 |
03-6380-5947 |
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预约可/不可 |
无法预订 |
地址 |
東京都新宿区若葉1-16-7 |
交通方式 |
距離四谷 365 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 可使用电子货币 可使用二維码支付 |
座位数 |
10 Seats ( テーブル10席(2人掛け×5)) |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
− |
停车场 |
不可能 |
此时建议 |
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网站 | |
开店日 |
2023.12.22 |
大型連休も後半になりました。
大型連休と言っても、近い将来、毎日が大型連休の日々が待っているかと思うと、こういう感覚が貴重なものにも思えて来ます。
もっとも、食べログを見ていると、まだ若いのに毎日が大型連休のような人もいますけどねw
日本の経済力低下の象徴などと言われないようにありたいものです。
さて、この日は四ツ谷まで出てみました。
ランチは、難攻略店と思われたとんかつ百名店「車力門 ちゃわんぶ」をすんなりとクリア出来ました。
これはバイオリズムが良いかもと思ったのもつかの間、翌日の朝食用パンを調達しようと思って訪れた「パンテス 新宿店」で店の前に掲示されていた「当分の間休業」の貼り紙を見ることになります。
タレントショップは、9割方上手くいかないとは分かっていたつもりだったのですが(同店は、松本人志のそっくりさんタレント松本一人のお店)、いざそんな場面に遭遇するとがっかりしますね。
このエリアは他に気の利いた未訪ベーカリー(チェーン店以外)が見当たらなかったので、パンは地元で調達することにし、先にコーヒータイムを過ごす場所を探索することにします。
その結果、ターゲットになったのが、四ツ谷と言っても信濃町寄りの場所にあるこちらのお店になりました。
当店を運営しているのは、株式会社note。
2016年(平成28年)9月に設立された会社で、本社は、沖縄県宜野湾市に置いています。
本業は、人材育成プログラムの企画・運営で、海外企業向けの体験型人材育成研修商品の開発などに力を入れているベンチャー企業ですが、代表の仲間暁子さんは、沖縄出身で10年間営業職として会社勤めをした経験を経て起業しました。
当店のような飲食店経営については、2021年(令和3年)12月に1号店をオープンしました。☞豊見城本店
その後、2022年(令和4年)4月に宜野湾市にBAKE SHOP店という2号店を出店、昨年=2023年(令和5年)12月に当店をオープンして現在は3店舗体制になっています。
3店舗に共通するコンセプトは、"「うれしい」がめぐるお菓子”というもの。これだけでは禅問答のようで何のことか分かりませんが、市場に出せない規格外の素材なども積極的に用いて、商品開発を行っています。
また、厳格なフードマイレージではありませんが、素材はなるべく身近なところから取り寄せて(卵は沖縄県南城市のみやぎ農園の平飼い鶏の卵、小麦粉は福岡県産のシロガネ小麦を100%使用した洋菓子用高級国内産薄力粉「プラティーヌ」、バターは宮崎県都城市の高千穂牧場の生乳100%で作った高千穂バター、砂糖は沖縄県産のきび砂糖など)環境への負荷を軽減できるようにと考えており、食品ロスの削減にも努めています。
また、農家との直接取引を志向しており、HPでは「お取引きいただける農家さんを随時募集」と発信しています。
一言で言うと、いわゆるSDGs仕様のお店と言ってもいいのではないでしょうか。
当店の場所は、迎賓館とJRの線路を挟んである学習院初等科のすぐそばという閑静な場所です。
初めて訪れた場所ですが、よくこの場所のこのテナントが空いていたなという感じですね。
この日は、11時45分頃の訪店になりました。
前面道路からは数段階段を下りた低いところにある店舗ですが、ガラス窓に”Cake Coffee Cookie Gift”という文字が書かれています。これだけだとSDGsの匂いはあまり感じないですね。
店内は入ったところに注文カウンター兼レジがあり、イートインの場合もそこで注文して料金先払いするシステムです。
レジ横には、スイーツとドリンクのメニューが掲示されており、そこから商品を選びます。
スタッフから、当店で使用する生クリームは乳製品では無くて、大豆を使用していますとの説明がありました。
お値段は割と高めですが、この立地と商品へのこだわりなら仕方ないかなと思わせてくれますね。
注文は、スイーツメニューから"PLANT BASED”の表記が付されている若葉パイキャラメル@500円を、ドリンクメニューからブレンドコーヒー@500円を選びました。セット割引きは無いので〆て1,000円になります。
プラントベースというのは、野菜や果物を中心にナッツや豆類などから出来た植物性の食事を選択するスタイルのことで、誰でも気軽に取り入れやすい「植物由来のものを多く摂るよう心掛ける」というカジュアルかつポジティブな発想です。
クリームが乳製品で無く大豆というのもまさにこのプラントベース由来なんですね。
支払いを済ませると席で待つように言われますので、奥にあるイートインコーナーに進みます。
イートインコーナーは2人用テーブルが5卓10席配置されていますが、先客が2組4名おり、私は開いている席に着席しました。
意外に待たされて、8分ほどで注文の品が提供されました。
若葉パイキャラメルは、サクッとした若葉の形のパイ生地に大豆由来のクリームとキャラメルクリームがたっぷりサンドされています。
小川軒のレーズンウィッチを大きくしたような感じですが、プラントベースでもしっかりしたコクのある美味しいお菓子に仕上がっています。
プラントベースでもグルテンフリーというわけでは無いので、味はそれほど犠牲になっておらず、美味しくいただけました。
ブレンドコーヒーは特別なこだわりは感じませんでしたが、オリジナルブレンドのミャンマーコーヒーを頼むとまた違った味わいを感じたかもしれませんね。
お値段がかなり高い点を除けば、ゆったりした雰囲気の中でSDGsを体感できる場所としてなかなか貴重な存在ではないでしょうか。
環境ビジネスに前のめりした経営は疑ってかかれということを言う人もいますが、目下の地球環境を考えると、少しでも可能性のあるビジネスは大切にすべきではないか、もはや贅沢は言ってられない時代になっていると思います。
そんな意味からも頑張ってもらいたいお店ですね。