店名 |
Yuushoku(Yuushoku)
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类型 | 寿司 |
预约・查询 |
03-3560-7577 |
预约可/不可 |
可预订
FAX:03-3560-7578 |
地址 |
東京都港区赤坂2-2-21 永田町法曹ビル B1F |
交通方式 |
東京メトロ銀座線・南北線【溜池山王駅】徒歩1分 距離溜池山王 86 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、AMEX、Diners、JCB) 无使用电子钱 |
座位数 |
( テイクアウトのみ) |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 |
空间、设备 |
平静的空间 |
料理 |
对鱼类料理讲究,健康/美容食品菜单 |
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此时建议 |
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位置 |
神秘不为人知的餐厅 |
服务 |
提供外带服务 |
网站 | |
备注 |
【港区六本木2-2-5新赤坂ビル B1Fから移転】 |
赤坂に造詣の深い、
「黄色いたぬき」さんが
https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130802/13014882/dtlrvwlst/B358548384/
この「有職」の屋号の変遷について調べ、
特許庁の審判にまで辿り着いている。
http://shohyo.shinketsu.jp/originaltext/tm/1162485.html
さすがである。
その商標審決を読むと、
ここ有職のみならず茶巾寿司の歴史がよくわかる。
そこから抜粋すると、
”同社の取り扱う茶巾寿司は大正12年、
当時の伏見宮家に奉職していた
「有職」初代店主故小原義太郎が考案し、
後にその名称を「有職」として登録した細工寿司に関する登録商標である。
故小原義太郎は、
昭和天皇の料理番としても有名な故秋山泰造氏とも親しく、
宮内庁における各種行事においても
「有職」の茶巾寿司や粽寿司は皇室行事には欠かせない物として
永年利用されていたものである。
しかし、同社の事業を引き継いだ小原義治氏(二代目社長)が、
平成8年12月初めに突然失踪したことから、
同社は関係取引者及び社員にも詳細な事情説明のないまま倒産を余儀なくされた。
しかし、「有職」が倒産した後にあっても、
翌年の平成9年4月、東宮御所において開催された園遊会に際し、
長年定番品として供され、
非常に人気のある商品であった粽寿司「有職」を欠くことは出来ないとして、
宮内庁は「有職」の職人であった佐々木広巳氏(現株式会社福槌総料理長)に茶巾寿司の製造及び納入を依頼している。
当時、佐々木氏は、江戸前寿司の提供を業とする株式会社寿司岩に再就職していたものの、
園遊会に向け、元の「有職」の主要な職人を集め、注文どおり粽寿司を納品した。
すなわち、実質的に伝統ある「有職」の茶巾寿司の継続が望まれ、
現実に復活実現されていたことになる。
このことを契機として、伝統ある「有職」の技術を保持しようとの思いから、
平成9年6月株式会社福槌が設立されるに至ったものである。
株式会社福槌は、出資者である株式会社寿司岩のオーナー他数名以外の構成員は
全て株式会社有職の元社員で設立され構成されている。”
そしてこの審決で有職の商標を取り戻し、
現在また株式会社有職として営業している。
外堀通り、
半蔵門線と南北線が交差する、
溜池山王駅の丁度真上の首相官邸の南に面する交差点、
永田町法曹ビルという古い古い建物の地下で、
ひっそりと営業している。
明かりが灯ったお店の看板の脇の階段を降りて行く。
まるで雑居ビルの通用口のような古く狭い通路、
通路の奥右手にのれんがかかる。
開けると、
奥に人感センサーのチャイムがなり、
白い調理服の女性スタッフが出てくる。
畳一畳ほどのその受付スペースには、
商品や商品サンプルも無く、
メニューカタログを見ながら注文し、
椅子に座って待つというスタイル。
女性スタッフが
店内ののれんをくぐって奥の作業場に行き、
自宅用だという私の注文を通す。
茶巾寿司というと京樽や八竹が有名だが、
実はここ有職(ユウショク)が発祥で
京都ではなく東京の寿司であったのだ。
しばらくして、
さっきの女性スタッフが
「伏見2ヶ折」 962円
「紫香(鯵)6切折」 1,404円
をお店のロゴの紙袋にいれて渡してくれる。
代金はメニュー表から計算して
2,366円と思ったら、
2,204円であった。
包装代がお安くなっているのだろう。
持ち帰って家でいただく。
伏見が茶巾寿司のミニサイズ、
紫香が鯵の巻き寿司。
ガリはついているが醤油はついていない。
ということはそのままいただくということ。
伏見は
小海老が中に見え、他に具はないようだが、
原材料を見ると、
鯛、カニ、シイタケ、カンピョウと書かれてあり、
ご飯と一緒に細かく混ぜ合わされてるのだ。
包んである薄焼き卵もご飯もほのかに甘く上品な味。
紫香は
〆た鯵を生海苔で巻いた巻き寿司。
醤油が付いてないのでそのまま試しに食べてみると、
酢飯も鯵もしっかり酢が効いており、
確かに醤油は不要。
生海苔がパリシットリで香りもありいい感じ。
老舗の味を楽しんだ。