東京都千代田区　既に幻の2年待ち！口コミが書けないレベルのレア度　日本初の洋菓子店　本家村上開新堂さん : Murakami Kaishindou

本日もかっとばしてまいりましょうー。コメントじゃんじゃんどうぞ。
励みになります。

東京都千代田区半蔵門駅からほど近い、村上開進堂さんに御邪魔しました。
明治7年創業の老舗中の老舗。日本初の洋菓子店です。

英国大使館の裏で歴代の英国大使館スタッフにも愛された名店です。

実際は美智子上皇に今でも愛されている店で、宮内庁御用達と言っても良い御店です。
あまりそういう宣伝をしないのがこの店の良いところでございます。

一見さんはすべてお断りで常連客からのレターがないと受け付けない徹底ぶり。
それでも既になんと「予約2年待ち」という村上開新堂さんの御菓子。
いったいどうなってるんだというレベルでございますね。
海外でもかなり有名な御店です。いまは紹介制度すらなくなったとの話もあります。

実際は「新規（1年から2年）の方が更に新しい方を紹介する制度がなくなった」ということが現実のようです。

日本の菓子の中でもっとも手に入らないと言われる村上開新堂さん。
わたくしが知る限り、この菓子ほど手に入らない菓子はないですね。

今回は定番のクッキーの詰め合わせです。

村上開新堂は東京と京都にありますが、東京は手作りの製造キャパが限られており、
一見を一切受け付けておらず、本家ならではの厳格さを現在も保っております。

京都はフリーのようです。ちなみに京都は食べログ百名店2022に選ばれております。

昔は紹介者の名前を告げて紹介を受け、顧客名簿に名を連ねてから1年間は他人を紹介してはならないという「掟」があります。　いまあるかどうかはわかりませんが聞くところによると、すでに2年待ち近いとのことです。すでに紹介制度すら受け付けないという話もあります。

場所柄、各国の大使や公使クラスが本国みやげに買うので有名で、「おー－村上開新堂か」
てな具合のようです。

村上開新堂はフレンチレストランももっており、
こちらも完全予約制でかつ、常連様の紹介がないと一見は入れない御店です。
すべてのクッキー箱の裏に店の紹介があり、そのように書いてありました。

シーズンごとにクッキー詰め合わせの中身は変化しますが、
御品書きが知る限り3種カラーで擦られており、ざっとみても30種近いクッキーが入っております。これが9割は同じ菓子の詰め合わせなのですが、毎年ほんの少しレパートリーが替わる。
これを楽しみに頂く方も多いのではないでしょうか。

食感もほとんど8割型同じものです。舌や脳で突然新しい何かが生まれるような新鮮味はないんです。しかしながら、とても美味しい。これがこの村上開新堂さんの凄いところ。
味に慣れてしまっていると言えばそうなんですが。味は毎年同じですから。

しかも昔のゲームのチクタクバンバンのように、綺麗に隙間なく菓子が敷き詰められております。
これも芸当。なかなか出来るものではありません。

シルバーの包装紙の中には4段のバタークッキーが入っており、これが一番美味しい。
小粒なものは、チョコやら、豆やら、時期により替わります。

下界から取り残された、いや、独自の進化を遂げた御菓子で、他の追随を許さない味。　間違いなく美味しいです。
噛みしめて食べるクッキーというのも早々ないです。

またよろしくお願い申し上げます。