官方消息
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店名 |
Hakubun
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类型 | 中国菜 |
预约・查询 |
03-3357-2564 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
東京都新宿区信濃町30 東西哲学書院ビル 2F |
交通方式 |
JR信濃町駅より徒歩3分 距離信浓町 211 米 |
营业时间 |
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预算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
预算(评价总数) |
¥2,000~¥2,999~¥999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 可使用电子货币 (Suica等交通系电子货币) 可使用二維码支付 (PayPay、d付款、乐天支付、au PAY) |
收据 |
可以开具符合条件的发票收据。 注册号码T7011101014039 ※有关最新注册状态,请查看国税厅发票系统合格发票开具人公告网站网站或联系商店。 |
座位数 |
90 Seats |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
可能的 可容纳50人以上 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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服务 |
可提供两个半小时以上的聚会,提供外带服务 |
关于儿童 |
接待儿童 |
運命のメトロを四谷三丁目で這い上がり、フロンティアを求めて信濃町方面へと足を延ばしてゆく。
こないだのセンスの良いおそば屋さんを越えてゆけば、そこはもう私にとって未開の大地。が、なんかなんも無さそう !
どんなに腕の良い釣り師でも水溜まりで魚を釣ることは不可能なように、私がどんなに全盛期の山本益弘氏に匹敵するようなグルメだったとしても、お店を見つけられずに料理の評価をすることは出来ない ……
と、南下していた外苑東通りの向こう岸に“中国料理”を名乗るお店が見えて、今日は日曜日だが、雰囲気的に営っていそうな感じ。一寸迷ったが、これより先に進んでもろくなことにならないという直感だけで横断歩道を渡っていった
<R5.2.19>
「はくぶん」
そこは伊藤博文に似た名前のお店だった。
“中国料理”を表明するのであれば、すべからくその中華屋は大陸中華を忌み嫌うほどに真っ当、且つ町中華の中でも品良きお店であるべきだと思うが、果たして。
ボーリング場を彷彿とさせるようなエントランスに立つと(そういえば東天紅もちょっとボーリング場みたいだけど)、東天紅よりは些か格式が落ちたとしても、それでも町中華よりはぜんぜん高級そうな面持ちのウェイター氏が、私を快く出迎えてくれた
店内は昼間酒のパーティで活気立っていたが、私が誘われた通りに向かう窓際のカウンター席は、これはウィークディであればまったく異なる表情を見せるのかも知れないが、今日は所謂“お一人様”の姿もなく、パーティションは並んでいるもののその一直線を一人使いさせていただくことに。
早速メニュウに目を通ぜば、これはある意味期待通りとも言えるが大陸中華的見た目gorgeousな画はなく、シンプルな画が並ぶ。そのキーを牛スジカレーと即座に見破った私は、麺類をあっさりと見限って、その横に並んでいるご飯ものと注文を決めた
“麻婆丼” @900
麻婆豆腐も“丼”、よりは“定食”が望ましい。
とはもうさんざん先述させていただいているが、メニュウの画が守られるとすれば、それはフラットな皿なので、ご飯が空気に触れる面積が最低限確保されていると思ったのだ。
果たしてそのとおりの皿で供された麻婆。
セットされた、その存在感がどうしようもなく昭和を主張する、すくいの部分が円に近い形の大型のスプウンがやおら「おれを使え !」と叫び、その心意気に呼応するように、ぼくはスプウンを正眼に構え、麻婆豆腐とご飯の境界線、すなわちこの料理の急所を正確に突いていく !
梅色の搾菜はまさに梅肉にまみれ、freshなカラーとともにfreshなおいしさを纏っている。スープは黒い鶏がらではなく玉子スープであったが、こちらも昭和の塩分濃度を誠実にkeepしている。そして麻婆豆腐と白いご飯が面積の大きくとられたスプウンの腹でチークを踊り、たちまち大気に撹拌された蠱惑の香に鼻腔を悩ましく刺激してこられたならば、ぼくはもう全盛期のウガンダのように !
カレーを飲み物のように扱ったウガンダのように、麻婆豆腐を飲み物のように扱って、それを一気に飲み干すのだ。
そしてまたそのように扱ってこそ、このフラットな皿が活きてくるわけで、まさにそこまで計算づくのクレバーな料理であるといえよう
“杏仁アイス” @350
「すみません、アイスください」
「アイスは杏仁かバニラか、あとは季節のさくらアイスというのがあります」
「杏仁アイスください」
優しい麻婆豆腐は大陸系の殺傷力を持つものではなかったが、それでも火照った体をCooldownさせる為、アイスクリームを注文してしまった。
そして目の前の大型水槽の中を回遊するホモサピエンスの群れを眺めつつ、ああこれ、杏仁豆腐だわ …… と沁み沁み。出て来たときにはクコの実ものっておらず、見た目が些かシンプルに過ぎるかなと思っていたが、上品なmilkyさが、そのシンプルこそがチャームポイントなのだと言わんばかりに際立っている。
目の前の外苑東通りを南下してきて、飲食店が途切れて絶望したのがついさっきのことで、今こうして倖せに包まれていることが不思議な気さえしてくる ……
「この杏仁豆腐とアイスって、同じ値段なんでしょうか ?」
手元に置かれた伝票には杏仁豆腐550円とあるが、目の前にメニュウの中のアイスは、どう見ても350円と見える。
いや、もしかしてアイスクリームの種類によって値段が違うのかな ? とも想像するのだが、350円~(から)ではなく、明らかに350円と言い切っているので、ぼくはふだんこんなときには素直に支払い、あとで自分の電子日記でボロクソに書くネタにさせてもらうのだが(笑)、素直に会計時にウェイターに問い合わせてみると、非常に丁寧に、なんども「すみません、間違えました」してくれて ……
―― ああ、どこまでも昭和の平和が広がるなぁ …… まあ、それを赦す客層の良さというのが前提としてあるんだろうけど。これが赤羽だったら、逆にお客に逆ギレして食って掛かっていくくらいじゃなきゃ、飲食の店員勤まんないからね(笑)
そのウェイター氏の丁寧さに感動し、それに報いようと財布の中に伊藤博文の千円札を半狂乱になって探してみたものの、どうしても見つからずに途方に暮れるぼく ……