私の新年がやってきた。
2023年も松の内を過ぎ、
ようやく私に新年がやってきた。
16歳の頃から所属している団体の新年会で、こちらへ。
何と3年振り。
参加時は必ず着物と決めている。
特に女性の着物着用率は9割を越えるのではといった中、その素晴らしいお召し物を拝見するだけで気分が華やぐ。
色々迷った末、紅梅色の紋付きの袷を引っ張り出し(ちりめんの紅型と最後まで決めかねたけどやっぱりここは紋のついたもの優先)、襟をつけ、髪結いの仕上げに蒔絵の簪を据え、袋帯を二重太鼓にしめると気持ちまで引き締まる。
信濃町駅で母またの名を師と合流して会場へ。
鏡開きからの乾杯の後、会食始め。
はじめに金の塗りの箱に少しずつ。先ずは目で愉しい。
おせち料理を食べなかった私にやっと正月が来た感じ。何を食べても美味しい、味付けが上品。
次に梅の花を模した大根の下に鮮度の良い鮪・烏賊のお造りがちょこんと。
蓋付きの器の中、蟹の餡の掛かった茶碗蒸しはクリームチーズ風味の技の妙。
吸い物椀はにゅうめん・三つ葉・練り物と鶏肉。
ちりめん山椒たっぷりのご飯で〆、デザートは抹茶の小さなケーキ。
飲み物は日本酒・白ワインを一杯ずつ。何しろ私がいちばん下っ端なので、色々気も使う。
パーテーション越しとはいえ、先輩方と久しぶりにゆっくりお話しが出来た。
食事の内容的には少々物足りないくらいだけど、このくらいで十分。今年の目標を明確にし、気を引き締めた。
そして来年の着物はどれにしようかな・・・と、今から考え中。
※尚、写真の紅茶はポットサービス、時間調整でラウンジでいただいたもの。
店名 |
Meiji Kinenkan
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类型 | 结婚礼堂 |
预约・查询 |
03-3403-1171 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
東京都港区元赤坂2-2-23 |
交通方式 |
JR信濃町駅徒歩3~4分 距離信浓町 237 米 |
营业时间 | |
预算 |
¥10,000~¥14,999 |
预算(评价总数) |
¥10,000~¥14,999¥10,000~¥14,999
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付款方式 |
可使用卡 (JCB、AMEX、Diners) 可使用电子货币 (Suica等交通系电子货币) |
服务费收费 |
なし |
个人包厢 |
可能的 可容纳20~30人、可容纳30人以上 |
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包场 |
可能的 可容纳50人以上 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
可能的 |
空间、设备 |
平静的空间,有露天雅座,无障碍空间 |
酒水 |
有日本清酒,有烧酒 |
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此时建议 |
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位置 |
风景优美,家庭式餐厅 |
服务 |
可提供两个半小时以上的聚会,可提供庆祝・惊喜的服务 |
服装规定 |
なし |
网站 |
怒涛の年末年始を乗り切り、松の内を過ぎて2024年もまた、ようやく私に新年がやってきた。
16歳の頃から所属している団体の新年会で、本年もこちらへ。
参加時は必ず着物と決めている。
特に女性の着物着用率は9割を越えるのではといった中、その素晴らしいお召し物を拝見するだけで気分が華やぐ。
今年は群青色の付け下げにした、色無地と迷った末、髪結いの仕上げに真っ白な胡蝶蘭をあしらってもらったからだ。白と青はきっと映えると思った。帯は金糸の袋帯、二重太鼓にしめるとずっしり重い。
目的の建物に着き、母またの名を師とロビーで合流して、カフェで打ち合わせの後、会場入り。
鏡開きからの乾杯の後、総勢300人超の会食始め。
はじめに金の塗りの箱に少しずつ。先ずは目で愉しいし、なんとも豪華。
おせち料理を食べなかった私にやっと正月が来た感じ。何を食べても美味しい、味付けが上品。
今年のお重の中身の一番は牛ステーキ。塩で仕上げてあるだけで十分な肉の脂の味の甘さ。
次はお造り、鯛、鮪、烏賊の内容。今年の盛り付けはごく普通。でも白ワインでいただくと丁度よかった。
餡の掛かった茶碗蒸しはクリームチーズ風味。これは昨年も印象が良くよく覚えている。
吸い物椀はにゅうめん・三つ葉・茸に白身魚。
蟹たっぷりの生姜ご飯で〆、デザートはフルーツとゼリー。コーヒーで。
飲み物は日本酒・白ワイン・赤ワインを一杯ずつ。相変わらず私がいちばん下っ端なので、色々気も使うが、昨年はパーテーション越しだったのが今年はもうすっかりなくなり、卓上の華やかな会話が楽しくて仕方なかった。
食事の内容的には少々物足りないくらいだけど、このくらいで十分。今年の目標を明確にし、気を引き締めた。
会場を彩る皆さんのお着物も華やか。私はと言えば帯の仕上がりは褒めてもらったものの、「そんな(あまりいい物ではない)のしかなかったの?今度帰ってきた時にもっといいのを持っていきなさい」と。いつだか母の帯の値段が付いているの見たことがあった・・・額面は軽自動車くらいだったのを覚えている。はい、喜んで。来年の為にそうします。
帰り道、母と一緒にタクシーの車窓から皇居外苑周辺をぐるりとする途中、目に入ったのは帰還途中の数台の消防車。
元旦から天災に見舞われた日本、都心でも一体何が?と思っていた。
それが目白の田中邸からのものだとわかったのは、帰りの電車の中。北陸の出の宰相は、彼岸の向こう側から何か思う所でもあったのだろうか。