官方消息
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【このイタリアンは美味しい本物。そして何よりもめちゃくちゃ楽しいぞ!】
国領で大人気店の「ドンブラボー」。その平シェフが仕掛ける同じく国領にあるピザ専門店「クレージーピザ」、そして…今回神楽坂に2号店を構えた。
店内は木を使ってカッコいい空間。建築デザインは隈研吾さんの息子さんの太一さん。お父上同様、木を使ってオサレにまとめてある。
この店はアラカルト中心にするそうだが、ピッツァだけ食べてサッと帰っても良い店だとのこと。
だが、この店、食べてみるとそうはいかない。イタリア北部を中心に回って地方料理を徹底的に修行してきた柴田正幸シェフが腕を振るう。
となると、アラカルトと言えども多分あれもこれもと食べたくなって、結果たくさん食べる事になる事が今回分かってしまった。
今回はお任せでコース料理にしてもらったが、基本アラカルトで食べられる料理メニューを全て出してくれた。
泡で乾杯の後、揚げたての「ポテチ」からの「パネットーネ、鶏レバーペースト乗せ」…クリスマスに食べることで有名なフルーツの入ったパネットーネ。実は発酵がすごく進むので4月くらいまで食べられるんだそう。今回は甘さ控えめで香ばしく焼かれ、その上に鶏のレバーペーストを乗せて味わう。めちゃ美味しい。
「フルーツのサラダ」…洋梨とりんご(品種はシェフの出身地秋田で食べていた『はるか』)をビネガーで和え、ヴェネト州のアジアーゴチーズを掛けたひと皿。
なんだか、シェフの故郷と修行したイタリアが融合したひと皿。なめらかな味で優しく美味しい。
「ピザ生地に煮込みを乗せて」…こりゃ、驚いた。ブラータチーズや飯蛸のトマトソース煮込みをピザに乗せて食べる一品。
ピザと言う自分が持っていた概念が壊れて新しい食べ物にであった感じ。もちろん相当美味しい。
「コトレッタ」…いわゆるミラノ風カツレツ。仔牛の肉を叩いて薄くし柔らかくし厚めのパン粉で厚く揚げたモノ。仔牛は水分が多いので、衣がしっかりしていないと水分でビチャビチャになってしまう。中はしっとり、外側はカリッとさせるために厚めの衣にする。そして、これが衣含めて美味いのなんの。
バルサミコで和えたルッコラ、クレッソンが添えられ、さらに自家製マヨネーズ(玉子、バター、エシャロット、ケッパー、マスタード)も酸味があってアクセントになるひと皿。
これ、どのテーブルからもやんやの、喝采が出るくらいに秀逸な味。アラカルトで頼む時は外せない一品。
「チンクエ フォルマッジ(5種のチーズを使ったピッツァ」…モッツァレラチーズは使わず、もちもちした感じではなく、割とスッキリしたタイプ。これだけチーズを使ってもあっさりしていて食べやすい。
グラムパザーノ、ストラッキーノ、ゴルゴンゾーラ(ブルーチーズ)、ペコリーノトスカーナ、先ほどのアジアーゴチーズの5種を使う。
そのままでももちろん美味しいが、途中でハチミツを掛けて味変も当然美味。
さらに「牡蠣のピザ」…もうここまで来ると、可能性はなんでもありのピザが味わえる。旨味たっぷり。
そしてラストピザはみんな大好き「オーガニックマヨコーン」…ベースにマヨコーン、上に鶏肉、焼肉のタレを使ったピザ。焼肉のタレを使うとは恐れ入りました。実に面白いし、どれも美味しい。
「蕎麦粉のパスタ」…コモ湖そばのヴァルテッリーナ地域は蕎麦粉で有名。その蕎麦粉を使ったパスタとその地域でもう一つ有名な古くから伝わるヴァルテッリーナ・カゼーラと言うチーズを絡め、ポテトも使ったひと皿。さらに上にはイタリアのおばあちゃんにシェフが作り方を教えてもらったテステーダ(胡椒ではない)と緑色のセージが掛けられて美味。
イタリアで作られているモノそのものを再現した本物だと柴田シェフは熱く語る。イタリア愛が溢れる一品。美味しいし食べていて楽しい。
デザートは「ピスタチオティラミス」…めちゃくちゃピスタチオを使ったティラミス。下がカカオのスポンジ生地にエスプレッソを浸したモノ。イタリアに僕らが考えてもいない多種多様なティラミスがある事を教えてくれる一品。なんだか楽しくて仕方がない。
次々繰り出してくる料理、ひと皿ひと皿が印象に残る。そしてストーリーがある。全てが楽しいんだなぁ。こんな暗い世の中で、みんなの気持ちを明るくしてくれる店だと思う。
ひとつだけ要望。〆にドリンクがなかったことだけが残念…。エスプレッソなりカプチーノなりコーヒーを最後に飲みたかった…イタリアの世界観で。
今後、店が少し落ち着いたらお願いしまーす!
店名 |
CRAZY PIZZA SQUARE(CRAZY PIZZA SQUARE)
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类型 | 披萨、意大利料理 |
预约・查询 |
050-5600-6373 |
预约可/不可 |
可预订
如果超过预约时间15分钟仍未联系您来店,将取消预约。(万一迟到的时候,请务必事先联系。)关于当天的突然预约变更,为了兼顾料理的准备也可能会发生取消费。请在前一天之前联系我们。 |
地址 |
東京都新宿区天神町1-2 シェア天神 1F |
交通方式 |
从神乐坂站矢来町出口徒步5分钟 距離神乐坂 329 米 |
营业时间 |
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预算 |
¥10,000~¥14,999 ¥4,000~¥4,999 |
预算(评价总数) |
¥10,000~¥14,999¥3,000~¥3,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 无使用电子钱 可使用二維码支付 (PayPay) |
服务费收费 |
ディナータイムのご利用はサービス料5%を頂戴します。 |
座位数 |
19 Seats ( 吧台9席,桌子2人×5桌) |
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最大宴席可容纳人数 | 20人(坐位)、30人(站立) |
个人包厢 |
不可能 |
包场 |
可能的 可容纳20~50人 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 |
空间、设备 |
时尚的空间,平静的空间,有吧台座位,无障碍空间,可以站着喝酒,接待轮椅客人 |
酒水 |
有烧酒,有葡萄酒,对烧酒讲究,对葡萄酒讲究 |
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此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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服务 |
有品酒师,提供外带服务 |
关于儿童 |
接待儿童(接待小学生)
为用餐的孩子准备了座位。婴幼儿、学龄前儿童不接受点菜的情况下 (也包括父母分享料理的情况) ,请挤一挤。使用婴儿车的时候,因为有不能引导的座位,所以请事先联系。 |
网站 | |
开店日 |
2022.2.1 |
电话号码 |
070-2008-1910 |
备注 |
外带,Ubereats由于优先考虑店内营业的关系,满座时可能会拒绝。请您理解。 |
お店オープン直後訪問以来久々の訪問。失礼いたしました。来てない間にミシュランのビブグルマンも獲得してるし、成長著しい人気店。
僕自身は今年1月の三越伊勢丹で開催された『サロン・デュ・ショコラ』で出店していた「クレージーピザ」に立ち寄った際、柴田シェフの作った手打ちパスタを食べさせてもらった。それがもうめちゃくちゃ美味しかったのもあって、自分の頭の中でまたクレージーピザに行かねば、行かねばとリフレインが叫んでいる状態になった。
ということで、元の会社のメンバーでこの春に卒業する後輩と、既に卒業した後輩と一緒に訪問。
料理作りをバッチリ見れる厨房前特等席のカウンター席を陣取らせてもらった。コース料理の内容はシェフにお任せした。
スパークリングワインで乾杯した後、まずは柴田シェフのスペシャリテのアミューズ「ブリオッシュ+レバーパテ」…でスタート。ブリオッシュのバターの香りと濃厚の味わいが、クリームのようなソフトなレバーパテと合わさって、記憶に残る美味しさ。初っ端から飛ばしてる。
次は白ワインを合わせていただく。
前菜として「小田原の鯛のカルパッチョ」…10時間くらい白ワインやハーブ等のマリネ液に漬けて、ローズマリーや檜を炊いてたたきにしている。
合わせているのがカルチョーフィ(アーティチョーク)のピューレ、ミントオイル、アニスの酒のサンブーカ(ローマ発祥)をかけ、チーズを焼いてスナックにしたモノを上に乗せている。…食感も楽しく、食べる組み合わせ次第で味わいも色々。皿の料理を見ただけでは分からないが、説明を聞いていて、気が遠くなる作業工程。ローマの地方料理だと思うが、その土地やら土壌、文化が目に浮かぶところが柴田シェフの凄さかも。
「牛たんのカルパッチョ」…エミリア・ロマーニャ州の郷土料理フリジョーネ(玉ねぎを甘くなるまで炒め、トマトを絡めた)をベースに、牛たんをブイヨンで茹でて、イタリアンパセリをすり潰したサルサベルデ、ぺリグーソース(トリュフソース)を使う。ペリグーはフランスの地方の名前だから、あれ?と思ったらロマーニャでもトリュフが採れるそう。それをコンソメで軽めにしている工夫もある。…もちろん、たんは柔らかく、ソースは軽く美味。
「リゾット」…ゴルゴンゾーラソース、赤ワインでマリネしたビーツ、上にはラディッキオ(チコリ)。セロリと松の実も合わせてリゾットでいただく。…これがリゾット??と最初は見た目にそう思えず、ビックリ。そして甘酸っぱく炒められたラディッキオが初めて食べる味わいで2度ビックリ。これは次来ても食べたいな。
「カッスーラ」…カッスーラ自体はミラノを中心としたロンバルディア地方の料理。豚を皮付き骨付きでコンフィにして皮を剥いで提供。
もう一つはイタリアサラミで有名なコテキーノを自家製で数日間の手間暇かけて作ったモノ。こちらは本来エミリア=ロマーニャ州モデナの名物。皮とか豚足、赤身、脂身などロースなどから作り、ソースもそれらからエキスをとり、それとマスタードを加えている。春キャベツを添えて、いただく。…じっくり作られたカッスーラ、コテキーノとソースの味の奥深さにやられる。
一応、パスタは元々予約時に頼んであったので出てくるのは分かっていたが、「ピザも出ます?」と聞くと用意してあるとの返事をいただき、ホッとした。
3人で一枚をハーフ&ハーフでお願いする事に。ひとつは『マヨコーン』、もう一つはメニュー表にはない『ジャンク』で。…
『マヨコーン』…マヨネーズベースに自家製のサルシッチャソーセージ、…普通のマヨコーンと違いサルシッチャだけでなく、自家製焼肉ソースを使っているところもユニーク。なので、相当主張してくる濃厚さ。でもそれが美味い。
『ジャンク』…チェダーチーズと辛いサラミ(大判なのでヴェントリチーナかな?)、ケールと胡椒、バルサミコを使ったピザ。…これまたマヨコーンよりも濃厚な味。ガツンと来るが美味い。
「パスタ・マッケロンチーニ」…本来マルケ州のみで作られている卵黄とセモリナ粉で作る極細パスタをこの店では自家製で作っている。
白ワインをベースにカカオニブのソース、牛テールのトマト煮込み(コーダ・アッラ・ヴァッチナーラ)を味のベースにしている。ローマ・ラツィオの郷土料理。昔、肉は庶民には食べれなかったけど、テールなら…と言う事で出来た料理。これが新たにカカオと出会って美味いこと、美味いこと。
マッテロンチーニは極細ながらもしっかりした食感と抜群の味わいがあり、今回予約時にこのメニューをオーダー。そう、これが冒頭で書いた伊勢丹『サロン・デュ・ショコラ』でいただいたモノの再現。アンコールオーダー。
最後にデザートとコーヒー。
デザートは「シチリア産のピスタチオと苺を使ったティラミス」…お店オープン時から続けて出しているティラミス。旬によって中身は変わる。…今回はピスタチオとマスカルポーネのムースと小さくカットした苺、ラズベリーのピューレとビールホップのリキュール、下のスポンジにはエスプレッソとグランマルニエ、一番下には砕いたピスタチオ、チョコレートなどが潜んでいて…合わせていただく。いつも普通のマスカルポーネチーズと卵黄、砂糖、ココアパウダーのやつしか食べてないので、ティラミスの概念を超えていた。
柴田シェフの体験では、ミラノに10種くらいティラミス(マンゴーやイチゴなどなど)を用意している店もあり、そこをインスパイアした模様。それにしても『ティラミス』って言葉はイタリア語で「私を引き上げて」という意味だったり「私を元気づけて」の意味もあるようだから、後輩の新しい門出にはそれも良かったかな。
…まぁ、イタリアだし、本来は男女のことなんでしょうけど…野郎3人だからね、そんな色気のある話とは相成りませんけど。
この日の店の客の多くは若者。賑わっていて雰囲気も良い。もちろん味も新しい出会いと発見の連続で大満足。
柴田シェフ、またちょいちょい顔出しますね。