[本郷三丁目]メニューも味わいのバリエーションも豊富な大陸中華
夫婦揃って仕事が忙しかった日の夜は、外食になることが多いです。
今日も忙しかったので、とっとと外で済ませるかという気分ですが、大変有難いことに本郷界隈には日常使い出来る&ハイクオリティな飲食店がたくさんありますから、ここしかない&飽きたなんてことにはなりません。
ワイフのリクエストで、今晩は随苑です。
最近来た気がするんだけどw美味しい春巻が食べたいんだそうで、こちらにやって来ました。
いつものお姉さんがにこやかに出迎えてくれました。
やっぱり幾度かお伺いすると顔を覚えてもらえて応対も格段に良くなります。
ではいつものように黒霧島をもらってメニューを眺めます。
こちらの料理は味わいの骨格がとてもはっきりしているので、紹興酒よりも黒麹の芋焼酎のほうが間違いなく合います。
今日はワイフのリクエストですから、メニューもワイフ主導で決めてもらいましたw
干し豆腐は外せないとして、蟹玉スープ、腸詰、木耳の和え物、もちろん春巻、口水鶏、鶏肉とピーマンのカシューナッツ炒めで仕事の疲れを癒しましょう。
最初は干し豆腐かと思ったら腸詰でしたw
こちらの腸詰は自家製で八角の甘味がほんのりあってどちらかというと柔らかめ。
こういう肉のコクが芋焼酎にはぴったりなんです。
豚肉との相性が良いんですよね、とんかつともよく合うし。
続いてワイフの大好きな木耳の和え物と私の大好物の干し豆腐が一緒に登場。
木耳はラー油のような辛味のある胡麻油とみじん切りにした長葱で和えてありますが、これがシンプルで実に美味い。
焼酎にこれだけ合っちゃうとグイグイ呑んじゃいますねw
干し豆腐も胡麻油ですが、こちらはさっぱり塩味。
干し海老が乗っているので、これを和えながらいただきます。
これも自然な旨味が増してしつこく無く美味しい。
シンプルなのに飽きのこない味ってある意味無敵だと思います。
あっという間に酒も2本めに突入です。
珍しくワイフがオーダーしたのが蟹玉スープです。
玉子の白身と黄身を分けて綴じてあり、そこに蟹の赤さが挿し色になってとてもきれいですね。
木耳も散りばめてあって彩りも味わいも抜群です。
蟹玉をスープにするのが秀逸だし、夜はまだまだ寒いですから身も心も温まります。
これはナイスチョイスだねぇw
お次は口水鶏、よだれ鷄です。
こちらのよだれ鶏は辛さ控えめで味噌の甘味とコクが強く、ナッツがたくさん散りばめてあるので食感のアクセントがまたなかなか良いですよ。
鶏肉は蒸して旨味が綴じ込めてあり、薄すぎず厚すぎずの絶妙な厚さに切りつけてあります。
後からじんわり辛い程度ですから、これも酒には大変よく合います。
ワイフの好物、春巻はオーソドックスな味わい。
胡麻油でカリッと揚げて春雨、筍、椎茸、豚肉がみっしり詰まっており、食べ応え十分です。
皮は案外厚めでカリカリ感が強調されますね。
私は餃子とか焼売のほうが断然好みですが、ワイフは以前から春巻推しですw
良いペースで酒を呑み進めていてもう半分くらいしか残っていませんw
あら、今日は疲れていたのかいつもよりさらに早いです。
これくらいにしておかないと明日に響くので(うそ)、鶏肉とピーマンのカシューナッツ炒めで締めたほうが良さそうですね。
アツアツで湯気朦朦のお皿は見るからに美味そうです。
小さく切り揃えられた鶏モモ肉にピーマン&赤ピーマン、玉葱、カシューナッツが炒め合わせてある定番料理ですが、子供の頃からの大好物で1st gradeの時に中華街で初めて食べた時の記憶は今だに鮮明です。
この少し甘くて片栗粉で綴じられた独特の粘り、油通しした鶏モモ肉の旨味とカシューナッツ以外では味わえない食感、控えめに言って最高です。
本当にヤヴァい美味さですが、子供の頃に母の誕生日に家族で行った店で食べすぎて、翌日学校を休んだことも食べる度に思い出しますw
2本めの黒霧島も空きましたので、今日の反省会もこれにて終了です。
ご近所にこのクオリティの中華料理店があるなんて、本当に有り難いことです。
明日も朝から忙しいですが、エネルギーの充填も完了しましたし、これで頑張っちゃいそうですw
ご馳走様でした!!!
[住所も本郷三丁目]この界隈で現在一番クオリティの高い大陸系中華
ご近所に金太飯店という大陸系の中華料理店がオープンしたので、ちょっと行ってみようかなと覗きに行ったところ、完全アウェイ状態で煙草の煙もくもく、予約がないと入れないと言われましたが言われる前に店を出ていましたw
ということで中華モードなので、ワイフの最近のお気に入り、随苑に向かいます。
それにしても金太飯店って・・・「大冒険」しか思い浮かばないよw
前回はイタリアからの帰国後で腹ペコ&温かいものが食べたくて伺ったのですが、今日は中華モードなのでガッツリいただきたいです。
先ずは黒霧島のボトルをもらって、水割りを呑みつつメニューを拝見。
個人的な見解ですが、煙草を吸いながら食事するなんてねぇ・・・。
周囲にいる人間も巻き込んでしまうのは如何なものかと思います。
今日は中華モードのワイフに注文を任せて、芋焼酎の水割りをいただきます。
ワイフが選んだのは、よだれ鶏に干し豆腐という大定番に中華クラゲ、店のお勧めという隠元の辛味炒めです。
辛いものが食べたいモードだったんだね。
最初に中華クラゲが来ました。
ワイフの好物の一つです。
こちらの海蜇皮は太めに切りつけられていて食べ応え十分、中華醤油とお酢の酸味と辣油の辛味のバランスが良くて、上品な味わいです。
ほんの少し胡麻油も使っているんでしょうか、香りも食欲を刺激します。
さあ煙草臭い店なんかとっと忘れて喰うぞ〜w
続いて干し豆腐とよだれ鶏が登場。
中華料理って一遍に注文するとあっという間にテーブルが一杯になるので注意が必要です。
ちょっとずつ食べたい派なので、テーブルの上が食べかけの皿で大渋滞になりますw
こちらの干し豆腐は干し海老?干しアミ?がたっぷり振りかけてあって旨味の強い酒肴です。
しっとり胡麻油に塩だけのシンプルな味わいが酒に合うんだよね。
よだれ鶏はしっかり辛い。
敷いてあるキャベセンと一緒にいただくとちょうど良いかな。
砕いたピーナッツが香ばしくて食感のアクセントにもなり、よだれ鶏ってバリエーション豊富だなと感心しながらいただきます。
中華呑みする時によだれ鶏ってマストだよね。
来る度に愛想の良くなるお姉さんが勧めてくれた隠元の辛味炒めは、唐辛子と炒め合わせて強い辛味です。
大蒜や長葱のみじん切りがたっぷり乗った苦味と辛味のバランスが楽しめる大人の炒め物ですね。
隠元って典型的な夏野菜だけど、この時季でもしっかり味が濃くて美味い。
でもかなり辛いので、唐辛子を慎重に避けながら食べますw
一通りいただきましたが、黒霧島がまだたっぷり残っているので追加の酒肴をお願いします。
水餃子に鶏唐揚げの唐辛子炒め行ってみましょう。
ここの水餃子は手作りでとても美味しいんです。
茹でたてアツアツが8つ、湯気を立ててやってきました。
餡にしっかり味がついているのでここままでも、酢醤油でいただいても美味しいです。
ああ酒が進む・・・今度はお湯割にしよう。
唐辛子炒めは唐揚げと唐辛子と大蒜の芽と人参をさっと炒め合わせたもので、スパイシーな唐揚げがいただけます。
しかもアツアツで舌が危険な食べ物ですがw美味しいから頼んじゃう。
唐揚げの衣にも下味がついていて最初から美味しいんです。
あ、酒がなくなった・・・
もう一本頼もうとしたらワイフに止められたので、締めの焼きそばでも食べよう。
奥の宴会場に美味しそうな焼きそばが大量に運ばれて行くのを見ていて食べたくなりました。
焼きそばもいくつか種類があるようですが、ここは店名通りの上海焼きそばでしょう。
中華醤油と胡麻油の香ばしさと、高温でぱらりと焼き上がったそばが抜群の相性です。
豚肉は少しだけで、キャベツ、もやし、韮、木耳、人参、ピーマンなどの野菜の甘味が感じられます。
少しオイスターソースも加えているようで、独特の風味ですね。
これは家庭の火力ではできませんから、締めに食べるのにちょうど良いかも。
ということで、本日の中華モード呑み終了。
ご近所に美味しい中華呑みできる店があるのは大変助かります。
しかも禁煙だし。
食事するところで喫煙されるのは大嫌いです。
蓬溪閣は飯田橋に移転して喫煙可になったようなので、今年に入ってから一度も行っていませんw
ご馳走様でした!!
[本郷三丁目]沁みる中華 胡麻油と醤油の味わいって素晴らしいよね
無事帰国しました。
羽田空港上空からは、滑走路に飛行機の巨大な残骸が見えて何があったのかとびっくりしましたが、テロではなくて事故だと知り、またJALの乗客乗員全員が無事と聞いて安心しました。
不幸にも事故に遭われた海上保安庁の職員各位には謹んでお悔やみ申し上げます。
通関手続きも恙無く済み、羽田第二ターミナルから国内に入ると何だか帰国した気がしませんがwまあ荷物が巨大でスーツケースにそれぞれPRIORITY&HEAVYのステッカーが貼られているのが、国内旅行や出張帰りとの違いでしょうか。
5kgくらいある大理石のモルタイオが入ってますからねw
帰宅して簡単に荷を解き、パパッと片付けると例によって腹ペコです。
1月3日に営業している飲食店といえば大陸系中華しかありませんから(パニーニは食べちゃったし)、随苑に狙いを定めて来てみたら開いてましたw良かった。
イタリアでもドイツでも温かい料理というのは少ないですから(猫舌の人が多いんだよね)、久しぶりにアツアツの料理が食べたいなぁ。
ということで、わかりやすくコーンスープ、よだれ鶏に餃子に春巻に干し豆腐、木耳和えをお願いして黒霧島のソーダ割りをいただきます。
ああ、黒霧島うまーい!次回から芋焼酎をイタリアに持って行こうかなw
最初に出て来たのはよだれ鶏です。
このピリッと辛くて冷たい鶏肉は、久しぶりに食べると殊の外美味しく感じますね。
沁みる美味さっていうんでしょうか、身体が求めていた味ですw
ワイフはキャベセンに大喜びしていますが、帰国直後ですから想定内です。
続いてコーンスープ。
アツアツで火傷しそうな熱さが堪りません。
日本人って本当に贅沢だよなぁ・・・美味しいものをイタリアで堪能して来た筈なのに、やっぱり中華も寿司もカレーも蕎麦も焼鳥もおにぎりも食べたいもんね。
別にどうってことない普通のコーンスープ、蟹の身の代わりに蟹蒲鉾が入っているコーンスープがとても美味しいですw
木耳サラダと干し豆腐が同時に出て来ました。
木耳は甘酢で和えてあり、小葱と唐辛子でピリリとした味わいもあり、酒の摘みにぴったりです。
こういうちょっとした摘みがイタリアにはないんだよねw
無い物強請りなのはわかっていますが、サラミとかサルシッチャ、チーズではちょっと重いので、軽い摘みが欲しい時にちょっとあると嬉しい。
よし次回は芋焼酎持参して軽いつまみを探そうw
この店の干し豆腐は唐辛子と小海老がまぶしてあり、ちょい辛くらいの味わいでこれも酒にぴったり。
胡麻油ベースの料理はイタリアにはないので(当たり前だ)、ちょっと感動的な美味しさです。
美味しいものは世界各地にあるものですねw
ワイフが帰りのタクシーの中で食べたい食べたいと主張していた春巻が出て来ました。
辛子酢醤油をつけて揚げたてアツアツをパリパリッといただくのは至福ですね。
お腹にドーンと溜まらないのもいいことです。
ワンプレートどっかーんもとても楽しいですが、少量多品種に慣れた日本人にはこちらのほうがいろいろ食べられていいのかもしれません。
焼餃子はなかなかのサイズ感で焼き目もしっかりついており、とても美味しそうです。
これもアツアツ、肉餡もみっしり詰まっていて食べ応えがあります。
そうか、醤油味のものを全然食べていなかったから、この美味しさが強烈に実感されるんですね。
味覚が俄かイタリア人wから日本人に戻るのは多少残念ですけど嬉しいですw
結構お腹もいい感じですけど黒霧島もまだ残っているので、食い意地の張った夫婦はまだ食べます。
セロリとカシューナッツの炒め物に締め代わりに焼きビーフン行ってみよう。
木耳をコリコリと摘みながら待つこと数分(他に客はいません)、素晴らしい香りと一緒に炒め物が登場。
ちょっと油が強いですけど、セロリとカシューナッツ、赤ピーマンとニンニクと椎茸が少々が一緒に炒め合わされて、胡麻油の香りと共にいただくと美味すぎですw
イタリアと違って塩味が控えめなのも良いです。
帰国したことを食べ物で実感するなんてねぇ・・・w
締めの焼きビーフンも、鶏&豚挽肉にもやしやピーマン、人参に大蒜がササッと高温で炒めてあり、油は使っているんですが、食べてみると軽い仕上がりです。
あっさり塩味ですが、オイスターソースを使っているようで旨味がとても強いです。
うーむ、素直に美味いぞ、これでいいのだw
ローマからフランクフルト経由で東京まで約13,000km、時差8時間ですからローマではちょうどランチタイムですね。
道理で元気良く食事ができるわけですw
早く時差ボケを解消して仕事に復帰する準備を整えないとね。
ワイフは明日からすぐ仕事に行くと言っていますw
身体に良くないような気もしたんですが、日本時間に戻すには効果的かもしれません。
取り敢えず帰宅してお風呂入って寝ます。
ご馳走様でした!!
[住所が本郷三丁目]”ジャガイモの唐揚げ”ってありそうでないよねw
先日ふと思い立ってご近所中華巡りを始めたんですけど、伺ってみるといろいろと発見もあって、ご近所だから気軽に行けるし、コスパも悪くないし、良いことづくめです。
一言で中華料理と言っても、昨今大陸からやってきている料理は実に多彩で、これまでの広東&香港料理や四川料理以外にも湖南料理、山東料理などを見かけるようになりました。
ご近所にはウイグル料理の店もありますから、もう多彩なんてもんじゃないです。
食のワールドカップや!w
ということで先日伺って美味しかったので&ボトルも残っているので随苑にやってきました。
今日も夫婦揃って遅くまで仕事していて夕飯を作り損ねましたw
おかげさまで還暦を過ぎても引く手数多の状況ですから、お役に立てるように只管頑張ります。
美味しいもの食べて体力も気力も培わないとね。
では上海料理なのになぜか黒霧島をロックでいただいて、あれやこれやと酒肴を楽しみましょう。
最初は鶏軟骨のピリ辛揚げ。
名前こそピリ辛揚げですが、唐辛子も一緒に揚げてあってしっかり辛いです。
素揚げになっている長葱がほんのり甘くてこれがまた美味しい。
これは芋焼酎にぴったりな中華料理ですw
続いてワイフのリクエストでキノコと野菜の酸辣湯。
椎茸、えのき、エリンギと豆腐、筍、細切り豚肉に小葱と辣油をかけた名前通りの酸っぱ辛いスープです。
食べるスープって感じで、身体が温まって肩の力が抜けてきます。
これで風呂入って寝れば明日の朝はすっきり起きられそうな味わいです。
こう云うのが医食同源なのかなw
お次は干し豆腐。
この店の干し豆腐には蒸し豚肉とピーマンが混ぜてあり、胡麻油の風味が強くて美味しいです。
お肉を入れてもいいんだね。
酒のアテとしてはこのほうがより美味しいかもしれません。
塩味のあっさり系ですが、タンパク質を効率的に摂取できてなかなか良いです。
そしてマストのジャガイモの唐揚げ。
前回いただいて瞠目しました。
スナック感覚の一皿ですが、揚げたてアツアツでサックサク。
これはとにかく酒のアテです絶対にご飯のおかずにはならないw
軽くて香ばしくて後引きです。
揚げもんが美味しかったので、揚げ海老の塩胡椒炒めを追加。
炒め物ですが衣をつけて揚げた海老なので揚げもんですw
フリットのような柔らかい食感に揚げてあり、それをみじん切りにした長葱、ピーマン&赤ピーマンで炒め合わせてありますから、表面がカリッとして中がふわふわな面白い揚げもん(いや炒めもん)になっています。
これも酒に合いますねぇ・・・
ボトルがなくなっちゃったので追加しようとしたら、芋焼酎が売り切れで明日まで入ってこないとのこと、それは残念です。
ワイフがお腹いっぱいとのことなので、酒の切れ目が縁の切れ目wと引き上げることにしました。
ご近所で普段遣いできる中華料理が美味しいのは大変喜ばしい。
これからもご近所中華巡りは不定期に続けようと思います。
ご馳走様でした!!
[ご近所中華巡り]コスパ抜群&メニュー豊富 団体席もある賑やかな店
いつも店の前を通ると歓声や笑い声が外まで聞こえてくるので、きっとご近所サラリマンwの憩いの場なんだろうなと、やや敬遠していた店にやって来ました。
通りに面して大きいテーブルがあって、奥には4人掛けのテーブルがいくつか設えられています。
今日はお達者クラブが10人くらいで俺たちゃまだまだいけるぞ〜と気勢を上げていますよw
では奥のテーブルに陣取ってメニューを拝見。
店内がやや暗いので、もう少し明るくしてもらえると店の雰囲気も明るくなるんじゃないかな。
厨房を見たら、あれ、どこぞで顔を見たことのある男性が中華鍋を揮っています。
どこで見かけたんだろう・・・あ、思い出した近所の八百屋だ(まさか食べログに登録があるとわ)w
きっと足りなくなった野菜類を近所で調達しているんですね。
ということで、まずは飲み物を。
あら、黒霧島のボトルが2,000円とはお安いですね。
まあ市販で1,000円くらいですから2倍ですけど3,000〜3,500円くらいが相場です。
確認したところ普通のボトルなのでwお願いすることにしました。
お姉さん氷と水お願いします!
さて、ご近所中華ではどこに行っても大抵干し豆腐とよだれ鶏はいただきます。
お、この店では口水鶏じゃなくて怪味鶏(ガイウェイヂィ)と書いてありますね楽しみ〜。
それとジャガイモの唐揚げ、春巻に焼餃子、ワイフのリクエストは烏賊とキノコの炒めです。
黒霧島を呑んで呑気に業界話していると、最初に登場したのが怪味鶏。
その場で検索したところ、怪味というのは中国料理の五味(ウーウェイ)=甜(ティエン:甘)鹹(シエン:塩辛)酸(ソワン:酸味)辣(ラァ:辛)苦(クゥ:苦味)に麻(マァ:痺辛)香(香り)鮮(旨味)の三味を加えた四川料理ならではの八味のことで、それぞれの味が絶妙に絡む”表現のしようのない複雑な味”という意味なんだそうです。
八味=怪味ですが、怪しいって云うのが楽しいなぁ。
早速いただいてみると、確かによだれ鶏のような辛さが強調される味わいではなく、甘くて酸っぱくて塩っぱくて辛いです。
つまり美味しいから、八味=怪味=美味ですなw
干し豆腐は蓬溪閣ヴァージョンと似ていますが、漬けたピーマンが良い味出していてほんのり苦味もあり、黒霧島によく合います。
ご近所中華はどちらも干し豆腐に注力しているみたいで、どこも味わいが異なるので楽しめます。
続いて烏賊好きのワイフがリクエストした一品料理登場。
湿地に木耳、筍、人参、ブロッコリーに烏賊が炒め合わせてあります。
シンプルな塩味(しおあじって読んでね)と胡麻油の香り、正統派の中華炒めですね。
人工的な味がする調味料を使っていないので、あっさりしていて味わいも深く食べ飽きません。
チェーン店とは一線を画す味です。
ワイフが烏賊炒めより喜んだのが春巻です。
辛子酢醤油に浸していただくと餡の美味さと皮の甘さが良い感じ。
添えられたキャベセンと一緒に食べて喜んでます。
こう云う小さな幸せって大切だよねw
お次は焼餃子。
まずまずのサイズで焼き色もしっかりついており、美味しそうです。
さっそくいただくと肉汁が飛び散るほどジューシーw
これは食べ方工夫しないと服を汚しちゃうから慎重に食べないとね。
小籠包方式で蓮華に取って啜りながら食べましたがこんなの初めてです。
でも美味しいからなんの文句もありません。
ジャガイモの唐揚げはお姉さんに通っているのを確認するほどなかなか出て来ませんでした。
今作ってるよー!とのことでしたが、八百屋にジャガイモ買いに行ってるのかもねw
ようやく出て来た唐揚げは、軽く小麦粉を叩いて高温で一気に揚げた感じの一皿。
少ないですが小葱やニンニクも一緒に揚げてあってスナック感覚の料理です。
サクサクパリパリでお菓子を食べてるみたいです。
これは飲む時の摘みにぴったりです。
この店に来たらマストにしようw
結構お腹も膨れて来たので、締めに何か食べようかと算段していたら、お姉さんがウチはスプ美味しいよ!と売り込んできました。
どれがお勧めか聞いたら全部とw
じゃあ無難なところでコーンスープ行ってみよう。
最近食べてないし。
程なくして出て来たコーンスープは正統派の中華味。
子供の頃から慣れ親しんだ中華街の味です。
今から50年前の中華街は現在とは違って観光名所というよりは、中国特区のような敷居の高さも残っていて、もちろん出入りは自由なんですが近所の知り合いの華僑の友達と一緒じゃないとなかなか遊びに行けませんでした。
偶に行った時におやつ代わりに出てくるのがコーンスープだったり胡麻団子だったり馬拉糕だったり拉麺だったりするわけですね。
甘いものが苦手だった少年は、コーンスープとか海老餃子とか豚饅頭が好きでしたw
路地裏に台を出して麻雀していて、不思議なゲームだなと思って見ているとルールを教えてくれたり、厨房を裏から眺めていると味見させてくれたり、楽しい思い出しかありません。
中華街は家のすぐ近くにある外国でした。
ちょっと思い出に浸りつつ完食。
ボトルはキープできないみたいですから飲み干しましたw
お姉さんは最初愛想が悪かったんですけど、だんだん良くなって来て最後にはまたくるね!と言ってくれましたよw
はい、またきます。
ご馳走様でした!!
店名 |
Zuien Shanhai Chuubou
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类型 | 中国菜 |
预约・查询 |
03-6801-8166 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
東京都文京区本郷3-32-7 東京ビル 1F |
交通方式 |
距離本乡三丁目 141 米 |
营业时间 | |
预算(评价总数) |
¥2,000~¥2,999~¥999
|
付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 无使用二維码支付 |
座位数 |
80 Seats |
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个人包厢 |
可能的 |
包场 |
可能的 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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ご近所中華の随苑です。
日頃の仕事中心の生活では大変お世話になっており、今日も今日とて夫婦揃って忙しく、また困った時の随苑頼みで足が勝手に向かいます。
通う度に愛想が良くなって来た感のあるホールの大陸おばさまたちとにこやかに挨拶を交わし、今日は入口近くの広めのテーブルに着きました。
ではいつもの黒霧島をボトルで貰って、仕事の疲れを癒します。
最近、店ごとに判で押したように同じものを食べるコンサヴァ生活だったので(漸く自覚したw)、今日はちょっと変えてみようと大根と貝柱の和え物、よだれ鶏の代わりに怪味鶏(ガイウェイヂィ)、豚肉の冷製ソース、でもやっぱり好きなものは外せないのでw干し豆腐と焼餃子、最近始めたらしい帆立貝柱とブロッコリーのオイスターソース炒めをお願いしました。
最初は怪味鶏。
怪味とは、中国料理の五味(ウーウェイ)=甜(ティエン:甘)鹹(シエン:塩辛)酸(ソワン:酸味)辣(ラァ:辛)苦(クゥ:苦味)に麻(マァ:痺辛)香(香り)鮮(旨味)の三味を加えた四川料理ならではの八味のこと。
それぞれの味が絶妙に絡む”表現のしようのない複雑な味”という意味です。
確かに複雑な味わいなんだけど、今日はちょっと甘味が強くて薄味なのが前に食べた印象と違って気になります。
続いて大根と貝柱の和え物。
これは大根の水切りが不十分でやや水っぽく、味わいを楽しむレベルにはなっていません。
あれ変だな、この店のクオリティこんなに低かったっけ?
豚肉の冷製ソースはいつものように辛味と酸味と濃厚な旨味がしっかりあって美味しかったです。
でも焼餃子は焼きが甘く、いつもの香ばしさと間接的に十分火が通った豚肉の旨味が足りません。
干し豆腐はいつもと同じなのに、帆立貝柱とブロッコリーのオイスターソース炒めは甘くて味薄めで好みの味わいではありませんでした・・・
今日はこれくらいにして出直そうと思ってお会計です。
帰り際に厨房を覗くといつものベテラン料理人ではなく、若造と店のオーナーが奮闘していました。
聞いたらベテランさんが何かあって故郷にお戻りになったらしく、当面はこの体制になりそうです。
しばらく様子を見て、ベテランさんが復帰するのを待ちたいと思います。
ご馳走様でした!