『肉・肉・肉！デリーが妄想する避暑地のビッグサイズブランチ』の巻 : Atelier DELHI

湯島の怪しいスナック街にあるアトリエデリー、デリー通販の工房にして金土はレストランとしても営業されるお店

デリーの味わいを軸としながら毎度テーマを設けデリーでは体験することが出来ない多様なインド料理を提供しております

この日は

「避暑地のブランチ」南インド・カルナタカ州の高原リゾート・コダグ（コールグ）のビッグブランチをイメージしたターリ

だそう(ほぼ引用)

11:30オープンですがスタッフさんによると1巡目のお客さんは9：30には並び始めるとか…

ナメてました、私開店ジャストです。「1:30にお待ちしております」と番号札を渡され、やる事無いんでアメ横で暇を潰しました


■避暑地のブランチ　　　　　　1980円

メニューはこの１択だけ。５席の狭い店内で皆さん同じものを食べるスタイルになります

写真では分かりにくいのですけど、圧倒的デカさ、高さがあり壮観です

コールグ名物というパンディカレーはタマリンド・バルサミコから激しい酸味と焙煎スパイスの「濃密な味わい」

もう一方のチキンレバーマサラもココナッツとトマトのベースながら軸は酸味にありました

地図を見てみればコールグのあるカルナータカ州はゴアと近い位置にありもしかしたら酸味を好む傾向にあるのかもしれません(ちょっと乱暴かな)

ただテーマは「ビッグブランチ」でありまして、パンディカレーからは豚の皮付き三枚肉の塊とバラのブロックモリッ盛り

そしてレバーマサラからはブロックのレバーに米粉をまぶし揚げたものがゴロンゴロン

グレービーよりこのボリュームある肉塊を食べる為のソースとも取れそうでカレーというより肉料理なイメージでもありそうです

スプーン・フォークにナイフが置かれているのも食べ易さを配慮してのことでしょう

これら肉だけでも200gは下らないであろう量にして鶏モモ一本のチキンカバーブが付いてきます

ハハハ…もう引いちゃってます

ですが豪快な見た目と裏腹に味わいはとても繊細、特に臭みのないレバーのフレッシュ感は素材の良さを感じさせるもの

食感の良いタケノコのポリヤルまでカトリに満タンでおかわりしたいほど出来がよく

インドデニッシュのパラタを始めふんわり香るココナッツライスと私も避暑地でブランチを楽しむ妄想の中で悠々といただきました

■フルーツラッシー　　　　　200円

濃い目のラッシーに苺・バナナ・マンゴー等のスムージーを合わせたもの

これまたお洒落なお味に仕上がっておりまして、満腹の胃袋も喜んでおりました

ズボンのボタンを１つ外し腹を撫でながら席を立つと「今までの料理の中で一番多いと思います」と笑いながら仰ってました…でしょうね

因みにココナッツライスのおかわりは可能でしたがしている人はいませんでした。