京都発の白モツ鍋に感無量！ : Ponto chou kyou motsu nabe kamehachi

浅草のご当地アンテナショップが集まる商業施設、「まるごとにっぽん」にお店を構える亀八さん。
京都で人気のもつ鍋屋さんが東京初出店ということで、この度お邪魔させて戴きました。

来店日は休日。来店時間は17:00にて予約済み。
席に案内された後、お店のシステムやオススメの紹介を店員さんにしていただきます。鍋の調理は店員さんにお任せするスタイル。新人さんなのか、たどたどしい説明ではあるものの、丁寧さが感じられ好印象。お会計もわざわざレジまで行かずとも、テーブルで完結できるのも嬉しい。


注文したものは以下。
つき出し 〆さばの燻製
亀八ハイボール ¥600 ×2
馬刺し2点盛り ¥1,250
モツ鍋「白」2人前 ¥3,160
石臼ひき麺 ¥580

嬉しい驚きは、つき出しが美味しかったこと。
〆さばの酸味と脂身が、しっかり燻製された香ばしさを身に纏うだけで、ここまで美味しくなるのか...燻製恐るべし。この段階で、かなりお酒が進みました笑

亀八ハイボールは、角ハイの上にプレモルの泡を載せたもの。一口目はビールの泡とウイスキーとソーダが混ざり合い、独特の風味。イメージは白ホッピーに近い。泡が消えると、ほのかにビールが香るハイボールへと変貌。これがまた美味しかった。

馬刺しは赤身と霜降りの2種類。脂身が多い部位でも、馬肉なのでくどくは無いが、やはり赤身の方が美味しい。お皿には生姜しか載っていませんが、卓上にニンニクがあるのであしからず。
お目当ては、ハツ刺しでしたが、売り切れとの事だったので、次回リベンジさせていただきます。

モツ鍋は白味噌ベースの「白」を注文。
他には白味噌+唐辛子を入れた「赤」
カレーを入れた「黄」
醤油ベースの「黄金」があるみたいです。
今日の気分は、濃厚かつニンニクでガツンとモツを食べたかったため、「白」をいただきます。
具材は、キャベツ、もやし、ごぼう、豆腐、もつ。
具材にある程度火が通ったら、後入れのニラを投入し、完成。
全体のボリューム感は、2人前としては妥当若しくは若干多め。モツの量も食べ足りないと感じることもなく、2人で食べてお腹いっぱいになりました。
白濁したスープは、モツの脂が溶け出し表面が黄金色に輝いています。味噌と脂の甘味が溶け出したスープは格別。ニンニクを入れずとも美味しい。一通り具材を食べ終えたのち、ニンニクを投入。卓上の鷹の爪も一振りして味を整えれば、箸が止まらないスープが完成。これは言わずもがな相性抜群。

〆は、中華麺。石臼ひき麺という中太麺で、スープを吸い込みモチモチの歯応え。こちらも店員さんが茹で加減を厨房で見てくれます。味噌のコクを引き出すには、ブラックペッパーの方が相性が良く、ニンニク×ブラックペッパーの組み合わせが美味しい。
メニューには、このラーメンも平らげた上で、リゾットで〆てねー と書いてありましたが、お腹が限界を迎えここでストップ。

総評としては、料理のクオリティも高く、サービスも及第点。一方、価格は相応若しくはやや高めかなと感じました。
今までは、スカイツリーまで足を伸ばして、蟻月さんにお邪魔していましたが、浅草は亀八さん・押上・曳舟なら蟻月さんと使い分けも可能になるのが何より嬉しいですね！
次回は黄金の醤油でも戴いてみようかなと思います。美味しかったです、ご馳走様でした(^^)