官方消息
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店名 |
Tsukito Kame
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类型 | 印度咖哩 |
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预约可/不可 |
无法预订 |
地址 |
東京都江東区新大橋3-7-3 |
交通方式 |
都営新宿線森下駅 A-1出口より徒歩1分 距離森下 134 米 |
营业时间 |
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预算 |
¥1,000~¥1,999 |
预算(评价总数) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 无使用二維码支付 |
座位数 |
5 Seats |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 |
此时建议 |
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服务 |
提供外带服务 |
网站 | |
开店日 |
2021.8.28 |
备注 |
売切れ次第終了となります。 |
都営新宿線と大江戸線が交差する森下駅より徒歩数分、新大橋通りから少し引っ込んだ路地裏に行列ができている。
とにかく並ぶと聞いていたので開店30分前を見越して来てみると、もう既に10人ほどの並び。この時点で1巡目が不可と分かったので諦めてのんびり待つとしよう。
はなから待つと分かっているのと、目の前で切られてしまうのとでは月とスッポンの差がある。
後からも続々とカレー愛好家が集結。こんな路地裏に入って来るのは、ここ目当て以外に間違いない。
開店時には20人ほどの列ができ、カレーにここまで並んだのは久々かもしれない。
店先には折りたたみの椅子が2脚。それ以降の客はひたすら立って待つしかない。今の時期はいいけど、真夏は直射日光が、真冬は風の通り道になるのでキビシそうだ。
定刻を5分ほど前倒しで開店、奥様が人数確認に出てきた。ひとり客が多いので捌きやすそう。
20分ほど待って1巡目が退出し、徐々に列も前進していく。けっきょく入店できたのは12時ぴったり。1時間並んだ計算になるな。。。
10年ほど前に「上亀」という名で間借りカレーとして出発、その後店主の故郷福岡へと移転。東京と福岡を何度か移転するという遊牧民のような営業スタイルを経て、ここ森下の地に戻ってきた。
言われてみればお皿が波佐見焼っぽいなと思ったわけで、福岡でも行列必至の名店として有名だったとか。
メニュー体系やオーダー方法がちょっと特殊で、初見だと面食らうかも。
深川インド定食と銘打った和風ミールスを基本に数種類のカレーが用意されているが、何故か注文できるカレーは最大で3種類まで。トレイに乗り切らないからかな?ドリンクもテイクアウトもしくは先出しのみ、という謎システム。
まずはメインのカレーを決め、追加のカレーの有無を選択。ここにおいて先ほどの謎制約が発動される。どうせなら全種類食べたいんだけど。。。
メインは本日のカレーから春ごぼうとラムのカレー、サブはチキンカレー、ドリンクはアイスチャイとした。
オーダー時に奥様と少々やり取りしたが、他の客もみんなそうなので特段煙たがられることもなく。
店内は和とインドが混在したような不思議空間。
和の小物と東南アジア雑貨屋に置いてありそうなクロスがあちこちに敷き詰められ、お手製感丸出しなのがなんだかホッとする。
配膳された和風ミールスは、新たなカレーの解釈を定義してくれたみたいなビジュアル。
本来ならカトリに入った各種カレーが定食よろしく小鉢にて用意され、ラッサムも黙っていたら味噌汁かと思っちゃう。満月みたいなパパドはせんべいみたいだし、ポリヤルもたくあんに近い。
いざ目の前にミールスが到着するまで内心どうかと思っていたが、これがもう絶品で。和風に寄せてあるのかカレーには出汁が引いてあり、料亭のつくるカレーみたいな上品ささえある。
加えて雑穀米、これが出汁カレーによく合う。パパドを砕いて振りかけると雑穀米の熱でふやけてふりかけみたいになるし、野菜のポタージュは煮物みたい。
ラッサムだけは他のインネパで出てくるものと同じくタマリンドの酸味に支配されていた。
サラダにかかったドレッシングは酸味が強く独特、ここまで出汁をきかせた和風カレーは他にないので、できればラインナップされたカレーすべての盛り合わせを食べたかった。
会計時にちらっと覗いたら優しそうなご主人が厨房に立つ。奥様とのおしどり夫婦は、決して月とスッポンなんかじゃなかった。