店名 |
Sano Miso
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类型 | 其他 |
03-3685-6111 |
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预约可/不可 |
无法预订 |
地址 |
東京都江東区亀戸1-35-8 |
交通方式 |
JR総武線「亀戸」駅下車 徒歩3分 距離龟户 275 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 (JCB、AMEX) 可使用电子货币 可使用二維码支付 (PayPay) |
座位数 |
14 Seats |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 |
此时建议 |
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服务 |
提供外带服务 |
网站 |
今日は東京では久々の一人ランチ。こういう時は普段とはちょっと趣向を変えたところに行くことが多い。
考えた結果訪れたのは “佐野みそ 亀戸本店” さん。亀戸駅に近い味噌屋さんではあるが、イートインで味噌を使った軽い食事を取ることが出来る。年末年始で重めのものを連食したので、少し休まるものをと体が欲していたのかもしれない。
開店の10時を少し過ぎての到着。朝食も兼ねたランチなのでこの時間でもいいかなと思った次第。ところがイートインは11時始まり。さすがに50分ほども商品を見ているわけにはいかないだろう。店舗の奥の部屋がイートインのエリアとなっていて10人位座れる大きなテーブルと二人用のテーブルが3つほど見える。順番待ちの用紙に名前を記入しようとすると、既に1組の名前が書き込まれている。きっと近くの常連さんに違いない。
取り敢えず店内を見始めたが、あまりの商品の多さに驚かされる。味噌(※1)だけでも50種類くらいの樽(※2)が並んでいるというのに、味噌加工品の他、普通のスーパーでは見ないような乾物、漬物、練物、梅干、調味料、各種瓶詰・缶詰等が山ほど置いてある。日立に戻ると平日はほぼ自炊の自分にとって正に宝の山状態だ。3周くらい回って品定めをした後、樽に入った味噌の製造元や特徴を一つずつ見ていると、時間はあっという間に過ぎて11時まであと5分程になっていた。
そうだ、イートインの注文内容を決めておかなければならない。あれほど余裕だったのが嘘のように時間に急かされる。味噌汁に使う味噌を6種類の内から1種または2種選ぶ必要があるのだ。各味噌には番号が付けられているので、その番号の樽を見つけては特徴と味噌の外観を確認する。これという2種を心に決めたと同時に名前が呼ばれ、内心とは裏腹に余裕の表情でセット名と選んだ味噌を店員さんに告げ席に着く。
□セット名「に」[具・ごはんセット] (1120円)
具:肉 (魚と肉から選ぶ)
味噌:下記2種をブレンド
・長野/古式醸造 味噌玉造り “幻蔵”
・京都/白みそ “はんなり”
“幻蔵” は「酪酸菌の働きでチーズのような味と香りがする奥深い味わい,やや濃い目の中甘」、“はんなり” は「大豆に対する米こうじの割合を26割と究極まで高めた白みそで、米こうじの自然の甘さが際立ち茶懐石などでも良く使われる,あっさり味の甘口」とある。これらをブレンドすると一体どのような味わいになるのだろうと期待して待つ。
トレイに乗って運ばれて来たのは、ご飯、メインの具沢山の味噌汁、ご飯のお供のおかず味噌や漬物など。これに焼き鮭でも付けばほぼ完璧な日本の朝ご飯になるだろう。
まずは味噌汁をひと口飲んでみる。まず間違いないのは今まで経験したことのない味わいであること。麹感たっぷりの甘さの奥に確かにチーズとも言えるような風味が感じられる。滋味深く美味しい。これはなかなか良い組み合わせを選んだのではなかろうか。具材は赤パプリカ、しめじ、れんこん、ロマネスコ、かぼちゃ、大根、さつまいも、そして選んだ鶏肉と種類豊富だ。味噌が甘めでスープ的、具材には汁の味を変えてしまうものが使われていないため、具材と汁の一体感はやや欠けるものの ”味噌を味わう味噌汁” として大きな満足感が得られた。(^^)
おかず味噌は鮭味噌、大葉味噌、野菜味噌の3種。どれも温かいご飯に合う味噌だが、大葉味噌が一番気に入った。甘い白みそに含まれる大葉の香りがとても爽やかで優しく品のある味わい。何れの味噌も購入出来るようだが、要冷蔵のため次の機会に買うとしよう。
6種の味噌から1種または2種を選ぶ組み合わせは21通り。どの組み合わせが一番美味しいのか、お店側の推奨が書かれていないので分からないが、自分が選んだものは点数を付けるなら何点くらいだったのだろう。こっそりと教えてほしいところだ。^_^
全国から選び抜かれた味噌を心行くまで目で楽しみ、自分で選んだ味噌を舌で楽しむという、何とも幸せなひと時を過ごすことが出来た。店を出て歩き出すと、発酵食品を大量に取り込んだせいかいつもより体調が良い気がする。今日は気の向くままたくさん歩いてみることにしよう。(^ ^*)/
なお、イートイン待ちの際に購入した商品は以下の通り。何れも買って満足の一品だった。
□岡山美作みそ “大吟” 210g (770円)
□とん汁みそ 250g (550円)
□みそ鍋用みそ 250g (550円)
□もつ煮みそ 250g (550円)
□あけがらし (857円) [醸造家の秘味]
□発酵あんこ (540円) [砂糖不使用]
□蔵碗 神代白こし (210円) 2個
□蔵碗 神代赤(合わせみそ) (210円) 2個
□味噌せんべい (396円) [同行者へのお土産]
※1 噌
味噌の“噌” という漢字は “みそ” のためだけに作られた字で、味噌以外には使われていない。なお、口へんに曽は “異体字” の中でも “俗字” とされるもので、現在は使用されていない。
※2 樽
今まであの大きな樽一杯に味噌が入っていると思っていた。底の方はどれ位の期間あの状態なのかと疑問だったが、店員さんが樽の蓋を取って混ぜるのを見て疑問解消。深さ10cm程度の浅底の容器が樽に嵌まる構造で、一つずつ混ぜては山型に成形されてました。当然と言えば当然か… 。(*_*)