海鮮をもとめてテクテクテクテク : Nidaime Noguchi Sengyoten

最近は錦糸町パルコにも出店した「二代目野口鮮魚店」。あちらはフードコートなので食事需要の海鮮丼がメインだが、こちらは居酒屋利用できるので重宝している。

しかもどの駅からも少々歩くのでいつもすんなり入ることができる。特に休日は空いているのでおすすめだ。

こちらの店のメインは鮪。いろいろな産地のいろいろな部位を食べることができる。お通しにも鮪の串焼きが入っていた。なのだが、個人的に赤身があまり得意ではないので今回は注文せず。や、それ以外の海鮮もおいしいからです。

この日は銭湯帰り。サウナで身体がからっからに乾いていたのでビールに合うメニューを中心に注文。6時間ぶりの水分である。たまらんな。

ホワイトボードで書かれていた「甘えびのから揚げ」と「平目刺身」からいただく。ぷりっとした身がしっかりとした甘えび、さっぱりとした平目。食べ合わせはあまりよくなさそうだが、そんなのは関係ない。ビールがすすめばいいのである。

そして「雲丹」。ひさしぶりに雲丹を食べたかったのだ。たっぷりの雲丹をスプーンですくって食べる。見た目はそれほどよくなかったが、苦味もなくちゃんと甘くておいしい雲丹だった。

レモンサワーやらお酒やらを挟みつつ、「味噌きゅうり」「カキフライ」「カニクリームコロッケ」など食べたいものを頼み、飲みたい酒を飲むという正しいスタイルでやってこました。なんでもおいしいので食べたいものを食べればいいという安心感がある。

本来は鮪や刺身の盛り合わせなどを注文してわいわいやれればいいのかもしれないが、あいにくこちらはサウナ帰りの干からびたおじさんである。少しずつ水分を補給し、後半は首をだらんと下げて、お猪口を持つ手のほうが頭より上にくることになる。そうなると刺身の盛り合わせはちょっとやりすぎで、平目くらいがちょうどいいのだ。

いろいろな使い方ができるお店なので、海鮮に困ったらぜひ。