明るく巨人推しな町中華 : Nyu Dairyuu

先月訪問した小岩の顧客からついでに説明した別製品のお問い合わせをいただいて、
再度訪問させていただいた。
午前中の訪問が終わり、私は小岩駅方面に伸びる商店街のアーケードを歩きだした。
よし、ここで昼飯だ。
南小岩の商店街は都心でありながらもシャッター街になりかけていた。
ただ元気にやっている町中華がいくつか存在してた。
その中で表から猛烈なアピールをしてきたのがこの大龍さんだった。

表には写真がたくさん貼られていて、読売ジャイアンツのマスコットも出ている。
さらに大谷翔平と甲斐拓也の写真が。お！まさかこの店に来たのか？と勘違いしたが、
ただ雑誌を切り抜きして貼ったものだった。

入店するとカウンターと小上がりがある居酒屋のようなお店。
店内にもたくさん写真が貼られていた。
このことから店主はとっても人が好きなのだろうと察した。
実際に帰り際にお話したときにもともて感じの良い人だった。

さて、私がいただいたのはラーメン＋ミニ焼肉丼セット 850円。
カツ丼＋ミニラーメンセット 900円も非常に魅力的だったが、前日に某立ち食い店でカツ丼を食べたし、
何となくラーメンをメインにして、ちょっとサイドメニューを頂くかと思ったのだ。
そして選択は当たった。
ラーメンがとても旨かった。
全体的には昔ながらの中華そば。もしかしたら業務用の醤油タレを使っていると思うが
チャーシューを煮て出てきたうま味とセロリなどの野菜を煮込んで出来たスープをベースにしていると思う。
あっさりながら深い味のスープがとても旨かった。
またチャーシューが厚みがあり味がしっかりしたお肉で、量もたくさん入っていた。
久しぶりに感嘆する町中華のラーメンに出会えた。
サイドメニューの焼肉丼は、豚バラともやしニラを醤油だれで炒めたシンプルな味だが、
ちょうど良い味付けで、この醤油も恐らくチャーシューの煮汁を使っているのかもと思った。
味に深みがあった。

近くにも町中華というか食堂があって、そちらはお客さんが入っているのを確認したが
このお店は昼時なのに私だけだった。
いやぁ、惜しい。絶対に私なら再訪したい。
今度は夕方に飲みに来たい。
きっと常連さんがいてAwayになるかもしれないが、前回焼鳥屋で地元の方に迎え入れてもらったので
土地柄大丈夫かも。
顧客と良い、何か小岩に縁を感じた私だった。