【オムの細道:825】オム+チャー+カレー。 : Fujimoto Syokudou

＝＝＝＝＝＝【オムの細道】シリーズ＝＝＝＝＝＝


新小岩。

ちと早く着いてしまった。

なんとなく南口へ。
ええ感じの長いアーケード街があったので入り、
どこにでもよくあるお店が並んでいるのをボンヤリと眺めながら南へと。
そうすると段々と楽しいお店が増えてきました。
アジア系のお店も多いし、サンドウィッチ屋や鶏肉屋もあるな。

閉店マークがついていたジャンカレーは、やっぱり営業していないなあ。
貼り紙も何も無いのかあ（後で調べてみたら10月で閉店された様です・・・）。

っと、時間だ。
候補は色々とあったんだけれど、今の位置からいちばん近いこちらへ。

ん？どこだ？

あ、ここか！
おお、風情ある路地。
そしてこちらも負けていないな。
11:30訪店。


っと、開店作業中だったか。
厨房の中の奥様に「どうぞー」と言われたのでありがたくL字カウンターの手前の席へ座り、
上からお水とおしぼりが出てきたのを受け取ったタイミングで、
「オムチャカレー（670円）」をオーダー。
メニューにはチャーハン330gに玉子が3個使われていると書かれています。


安全地帯の悲しみにさよならが流れる店内は、外観同様年季が入っていて、風格を感じさせつつも年季に抗っておられるなぁ。
カウンターはスベスベだし床もベタつかない、好感。

昭和レトロがコンセプトのお店のようだな。
牛乳配達用の木箱とかホーロー看板とか、飾られています。
あら、フルベッキの群像写真もあるなあ。
小さな本棚には、まいっちんぐマチコ先生とか究極‼︎変態仮面とかあるぞ(￣▽￣)
なかなかにカオスで、ちょっと面白い。


9分で竣工。

「お味噌汁熱いのでお気をつけください」
「ウィ」
そう言ってもらえると火傷を防げる、ありがたや。

うむ、結構大きいね。
玉子に厚みありそうな巻きオムですな。
手前にはカレーの海。
奥には福神漬けが控える布陣。


ではでは。


ライスはチャーハンというより喫茶店で供されるピラフみたいなタイプだ。
具はベーコン、エリンギ、人参、長ネギ。中でも長ネギの存在が面白いね。
ベーコンの旨味も効いているし、エリンギのクリュクリュした食感もまた愉し。

玉子はハードめの火の通りながら厚みあり、玉子自体を味わえるね。

カレーはとろみ強めのコク旨味押し、辛さはそんなに感じない。
煮崩れるまで煮込まれた肉が佳き。

一気に完食。


あー、腹膨れたなあ、膨れちゃったなあ(^_^;)
ボリューム、あったなあ。
いや、今日の河井の調子が悪かった（二日酔い）のかもしれんけど。

先ずはね、このコスパの高さよね！
結構ガッツリなのよ、それでいて具もそこそこ入ってるし、味噌汁も付いてきて、
670円。
もう、ありがとうという言葉しか発せませんですだよm(_ _)m

メニューが多いし、日常使いにはピッタリなお店じゃなかろうか。
しかもボリュームが表記してあるから、腹具合によって選べるのも嬉しい配慮。


さて、


つづく。