店名 |
Takeno(Takeno)
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类型 | 日式小酒馆、海鲜、食堂 |
预约・查询 |
03-3541-8698 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
東京都中央区築地6-21-2 |
交通方式 |
東京メトロ日比谷線 築地下車 徒歩8分 距離筑地 388 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥8,000~¥9,999¥3,000~¥3,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 可使用二維码支付 (d付款) |
座位数 |
46 Seats ( カウンター8席、テーブル38席(1階16席、2階22席)) |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
可能的 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 |
空间、设备 |
有吧台座位,提供免费无线网络连接 |
酒水 |
有日本清酒,有烧酒 |
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料理 |
对鱼类料理讲究 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
神秘不为人知的餐厅 |
关于儿童 |
接待儿童(接待学龄前儿童,接待小学生) |
服装规定 |
なし |
备注 |
予約は18:30までの入店に限る。 |
餐厅公关 |
値段がないのは、高級寿司店だけではない
築地市場の近くにある名店のひとつ、お店に入ると、メニューに値段が書かれていない。 値段が書かれていないのは、高級寿司店だけでは、ありませんでした。 普通の居酒屋などと比べると、少しお金が掛かります(というか、食べ物がおいしくてお酒がすすむというか??) |
築地は朝が早いですから、午後も2時を過ぎる頃にはほとんどの店がもう店じまいをしていきます。
そんな中でもこの店は11時から夜9時までの通し営業。
晴海通りを勝鬨橋の方に歩き、場外市場の端のすし大さん脇の狭い路地を入ったところに店があります。
すし大さんも百名店ですが、こちらも百名店。
テレビの出演も多いようです。
ランチタイムは近隣のリーマンで一杯になるようですが、午後2時ではもう他にお客さんは無し。
いいのかな?と思ったのですが、女将さんが「うちは通し営業だからどうぞ」と入れてくれました。
とはいえ、この時間になるとお客さんもいないので、板さんのお一人はテーブル席で寝ているし、もうお一人の板さんは昼ご飯を食べているし、フロア担当のオネエサンは帰り支度をしているしで、こんな時間に申し訳ありませんという感じ。
「築地に市場があった頃は、今頃まだ市場の人が飲んでいた時間なんだけどね」とご主人。
「昔からの人がたまに来ることはあるけど」、客層はずいぶん変わったようです。
この日は、後からリーマン風の二人連れが入ってきて、マグロぶつ切り定食を食べていきました。
帰り支度を始めたオネエサンが、食事ですか?飲みますか?と聞いてきたので、飲みます飲みますと答えたところ、本日の日本酒は、濃口尚彦研究所純米無濾過生と源平純米大吟醸があるとのこと。
濃口尚彦研究所から頂くことにしました。
肴は何にしようかと、壁一面に貼られた短冊を眺めると、いったいどんだけあるんだというメニューの数々。
しかも値段が書いてありません。
「迷っちゃうわよねえ」とオネエサン。
そりゃ100種類ぐらいの魚料理の札が貼ってあれば迷います。
その中からエイヤッと選んだのは、こはだ酢。
出てきたこはだは3尾分。
3枚におろして酢漬けにしてあり、身の間にガリを挟むひと手間がかかっています。
ほんのりした甘みのある酢の〆加減で、酒の旨味と相性良し。
刺身で注文したのはいわし。
これは3尾分出てきました。
入梅鰯の季節にしてはちょっと細いかなぁ、と思ったらなんのなんの。
しっかり脂がのってとろけるような甘み。
濃口尚彦研究所だけでは足りず、源平を追加してしまうくらい。
ご主人も、「鰯はちょっと細いかなと思ったけど、捌いてみたらけっこう脂がのっていた」のでと、自信ありげな様子。
いや実に甘みのあるとろける鰯でした。
酢〆に刺身と頂いたので、天ぷらか煮魚が食べたいなぁと思ったら、数々のテレビ番組でもいろんな方が食べたというかれいの煮付が目に留まりました。
子どもの頃、切り身の煮付は時々母親が作ってくれたことはあるのですが、この店のかれいの煮付は丸ごと一尾。
40センチ以上あるかなり大きなサイズで、玉子を持った雌。
「ホントはオスの方が身が多くていいんだけどね」とご主人。
いや、雌でもこの大きさなら、身はけっこうありますよ。
白身の身はふっくらして、さっぱりとした脂ののりも上々。
骨の周りもしゃぶって、できる限り食べきりました。
黒々として甘みのある濃い口の煮汁は継ぎ足しだそうです。
「家でも煮汁を取っておいて継ぎ足せばできるんだよ」とご主人は仰いますが、一般家庭はそんなに頻繁に煮魚作らないし、保存する場所もないし、やっぱり毎日たくさんの煮魚を作る店の味に勝るものはありません。
「植野食堂ってTV番組に出たら、やたらかれいの煮付の注文が増えちゃってさ」と言うご主人。
「テレビはたまに出るけど、相手の取材意図が店の考えと合わないと断ることもけっこうあるんだよ」と、単純に取材歓迎ということではないとのこと。
目利きの良さは魚だけではないようです。
そしてひと手間かけた料理と長年の積み重ね。
客層は変わってもこれからも生き続ける店なのだろうと思います。