モノリスを君に(邪教誕生)
全ての食事がそもそも神事、儀礼的な性質を孕んだものだとも言えるが、見た目がまず神々しいメニューそれがこのとうふ一丁そばである。
そういう訳で今年も始まった箱根そばチェーンと宇宙の深淵を繋ぐこの季節メニュー、改めて思うに、その御神体が巨大であるがためまずは豆腐のみをしばらく食べ続ける必要がある(豆腐の横から蕎麦本体を引き摺り出すのは意外と難しい)。
そのため、提供時にあらかじめ醤油を豆腐に掛けることを提案されるが、それでは何となくこの見た目の神性を汚しているように思える。
これはあくまで豆腐と冷たい蕎麦の宇宙レベルでの合体であり、冷奴と蕎麦のワンプレート料理ではないはずだが…
いやしかし、チョ・マテヨ。
むしろ積極的にこの神体との対決に、新たなアイテムを導入してみてはどうか。
前半豆腐しか食べてない状態の打開のためにはもっと色々な可能性があるはずですやーん!
そして目出たく迎えた豆腐一丁トッピングチャレンジ。その第一回お客様は、温玉…
えーと、見た感じは御神体と同じ白色ベースで、メリハリゼロハリバートン!
何となく托卵された一反木綿の巣(何じゃそれは!)の風情。
そして豆腐と温玉のマリアージュは…
残念ながら一つも生まれておりませんわ笑
そしてようやく訪れた後半戦。ほぼ原型をとどめない状態にクラッシュされた豆腐と、明らかに本日入れ過ぎな揚げ玉を軸に温玉の残骸が良き絡みっぷり。ここまで思い切ればなかなかなのだけど、本来の目的である前半の味変、豆腐とのタイマン勝負が出来る新たなキャストは何なのか…
次回はコロッケ、と宇宙の彼方から御宣託が只今着信しましたでござる。
これはこれで
箱の公式Twitterでは「もうすぐ白いヤツが…」なんてチラツかしマーケティングやり始めたこの頃。
先行して販売されていた夏のおすすめメニューの一つ。
「揚げなす煮浸しのキーマカレーそば」
メニュー名からはなかなかリアル絵が浮かばないが、要するに揚げなすとキーマカレーが水面に浮かんでいるのよ。まあ、ただそれだけの事で。
酔っぱらった帰り道の注文故、何でこのメニューにしたのか全く記憶にないが、これが結構アタリだった!
まず、適切に調理されたナスが非常に美味しい。冷んやりして程良く柔らかく、味も具合良く染みている。
そして、冷たいキーマカレーのソース。
近年見かけるようになった、低温でも固まり難い油脂を使用したもの。
はっきり言ってレトルトっぽいのだけど、なんか蕎麦に合ってるんだよね。辛味はほぼ無いけど挽肉、トマトのコックリした旨味。
これらを他の具材とぶっかけツユと軽く合わせて行ってみれば、あら、美味しいじゃないの!
とうふ一丁も待ち遠しいけど、このクールなお方もなかなか良いんじゃないかしら?
香り?匂い?
前回、リーダーマダムの不在で雰囲気に緩みが見られた当店だが、久しぶりの朝そば訪問ではまたセンターに陣取り差配を再開していた。
朝ピークが一段落した頃の訪問だったため、年配ギャルソンの賄いにご相伴形式になったのは珍しいが、やはりここの朝そばはお得。今日は気のせいか蕎麦量もやや多め…
食べ始めて間もなく、どこかから「おばあちゃん」の匂いが断続的にフッ、フッと漂ってくるような気がし始めた。
丼の中からか…最初に疑ったのは大根おろしだが、よく嗅いでみると違うようだ。
そば、かき揚げ、ワカメ、ぶっかけツユ…どれも違うような。
あるいは自分の加齢臭?まあそれは今日の今だけでは無いだろう。
周囲の客も、体臭が届きそうな位置には居ない。
あれ、また匂う。気にしなければ良いのかもしれないが一度おばあちゃんなんて思ってしまったばかりに…
後考えられるのは、壁?
(どうやって確認?)
どなたか正解教えてシルブプレ。
毎度お馴染みモノリ〜ス!
待ってましたこの季節のこのモノリス蕎麦。外出頻度はコロナ続きで減る一方だが、どんなに暑くてもこの時期には来ちゃう也。
昨年の写真と見比べても殆ど変化はないんだけど、今日は揚げ玉の量が大盛りだったわ。
そしてやっぱり食べでがあるし身体も冷えるし。入り口全開冷房オフの店内には丁度いいか。いや、冷房はつけて欲しいな基本的に。
それより今回、以前からいた仕事出来る感じの年配女性が不在。いつもセンターでバシバシ注文捌いていたんだけど。そのせいか、3人ほどのカウンター内おじさんスタッフ達は、なんかいつまでも大声でベラベラ喋りながら楽しそうにしてるんだよね。
ちょっとね…
今年のモノリス
最近Twitterのチェックなんかもやり始めたので、非常に世の中にとっては重要ではないが吾輩にとっては必要な情報がたまに入手出来ることがある。
ちなみに、今年の箱根そば「豆腐一丁そば」8/31までの提供のようである。
吾輩は発売早々にチェックしたのでもう余裕?だが、まだの方は急がれた方が良い。
というか例年よりやってる期間が長い気もするが、逆にワンシーズン2回以上食べたい気にならないのも不思議だ。去年はたまたま2店舗で食べ比べてみたが全く印象が同じだったのでメモすら残さなかったほど。
という訳で今年のモノリス観測報告だが、毎回まず豆腐を1/3ほどやっつけて、少し蕎麦をすすり、また豆腐を消化して最後に豆腐を解きほぐし呉汁状にして蕎麦と一緒に戴く。既に吾輩にとって表千家の作法の如く定着したモノリス道である。
今年情報を付け加えるとすれば、前日自宅で嫁さんが出してきた「豆乳ツユそうめん」がこの味わいと非常に良く似ていた。つまりこの組み合わせ、豆腐のエクストリームな大きさからつい邪道視をしてしまうが、食材の相性としてはもともと悪くない組み合わせだと思うのである。
但し、狭苦しいパーティションの中でズルズルと崩れた豆腐を啜り上げる一時は、今年の少し苦い思い出としてメモリーされたのであった。
真夏の白いモノリス
今年もやっとこの季節がやって来た。箱根そばの豆腐一丁そば。年寄りの時間は恐ろしく早く過ぎるが、このメニュー登板だけは何故かえらく待たされる。勿体ぶっているのか、豆腐神の降臨を待つ民はこれだけのため箱そばに一年間養分を送り続けているというのに!
そして朝っぱらから登場したデーン!
豆腐の玉手箱や〜!
いや、なんか例年以上に豆腐そのまんまや!
昨年のフォトグラフかくに〜ん!
揚げ玉のレイアウトが変わっとる(豆腐上→脇下)。
それで、かつ節なども豆腐脇に配置されるため、丼面に見える蕎麦の面積がほとんどあらしません!
改めて確認すればぶっかけツユは気持ち濃い口。そばだけに絡むとややショッパ。このメニューにはもりツユチューンの転用になってるのかも知れないが、考えてみればここでもりザル系を食べたことないのでワカラン。
例によって前半は豆腐、そばセパレートで食い進むが、やはり豆腐淡白、そばショッパ、という味の分離が気になる(今更)。
よって後半は適宜混ぜ込みながら、見た目最悪だがあの前半あっての後半の怒涛のハーモニーじや!アクエリア〜ス♪!
しかし、満腹になりますな。
と言いながら吾輩は夏の空高く、巨大な骨を投げ上げたのだった。
クーポンの魔力
こちらのお店はしょっちゅう前を通っている訳だが、吾輩の蕎麦喰時間、欧米ではバックウィートタイムと呼ばれる(呼ばれない)時間帯に微妙に合わないのと、頑張って合わせてもかなり混み混みなことからごくたまにしか利用出来ていない。
なので、随分前に配布された割引チケットがまるまる残っている。その期限が今月15日までであると、ご親切にも危機感をあおるポスターが店頭に掲示された!
マスコットキャラクターの箱馬鹿君(←勝手に命名)の弛緩し切った笑顔が企ての意図を絶妙に覆い隠している。そう、まさに吾輩のような割引マニア、お買い得のためならどんだけ金を積んでも構わないという倒錯した価値観ピーポーを店に誘い込むための罠、誘蛾灯なのだ!
入り口ドアに貼られたポスターの箱馬鹿君に軽くパンチ喰らわせつつモーニング入店。やっぱり混んでいる!なんだかカウンターの、通行に非常に邪魔な位置で仕方なく食べている御仁も。
注文は朝そば冷やしに、チケットの大盛で。
そしてここの混雑タイムのオペレーションは本当に早い。
以前は朝にもそばの茹で上げ工程が度々実施されていたが、もう今は見込み茹でストックをジャンジャン消化する方式のようだ。だか、回転が良いせいか蕎麦の状態はそれ程悪くない。
むしろ今回の課題は、先日のしぶそばに続きチャレンジした冷やしの大盛り。ここのボリュームは先日のよりやや多目のようで、食べ応え的にはよろしい。
しかし、どうも全体のバランスが悪いというか…仮説だが大盛りにした方が水切り不足の影響を受けるので、ぶっかけツユが薄まる事が多いのではないかと。
ストレートに言えば味がボヤけていて、合わせられた大根おろしの甘味が加わりさらにモヤっとした味わいに。
実は、ここもそうだが茹で太郎でも折角もらった割引チケットを使い倒した記憶はあまりない。
多分もっと適切な使い方があるはずだが、割チケ上級ライセンスへの道のりは遠い!
とうふバイオレンス
豆腐一丁そば470円。このメニューのルーツは京急系えきめんやらしいが、毎年夏季のごく一時期だけ箱根そばチェーンでも販売される。ここの豆腐一丁の丼面破壊力は凄い。ここの店舗は以前かけ系メニューだと、温い上にかけツユが妙に薄かったり、あまり良い印象がなかったが、本日は久し振りに注文茹で上げで提供してくれた。その蕎麦が台無し(笑)もとい、完全に豆腐に圧倒されている!何せ蕎麦を啜っている時間よりも、豆腐を突いている時間の方が長いし…
それでも、絹ごし豆腐にまみれて現れる蕎麦とぶっかけツユのバランスは見事で、鰹節と生姜とネギも非常に良い仕事をしている。そこで問題なのは、遠慮がちについて来るいつものワサビなのだけど、後半の豆腐グチャカオスタイムに参戦させると、場違いながらも「これは蕎麦である」という主張を感じさせ頼もしい。やはり素晴らしいメニューだと思うが、毎回これは無理かな…
店名 |
Hakone Soba
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类型 | 荞麦面、乌冬面、油炸食品 |
03-3534-3835 |
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预约可/不可 |
无法预订 |
地址 |
東京都江東区豊洲5-5-1-202 豊洲シエルタワー 1F |
交通方式 |
距离东京地铁有乐町线丰洲站6号出口步行0分钟距离新交通百合海鸥丰洲站步行1分钟 距離丰洲 108 米 |
营业时间 |
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预算 |
~¥999 ~¥999 |
预算(评价总数) |
~¥999~¥999
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付款方式 |
无使用卡 可使用电子货币 (Suica等交通系电子货币) 无使用二維码支付 |
服务费收费 |
なし |
座位数 |
31 Seats ( 吧台座位、餐桌座位) |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 |
此时建议 |
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网站 | |
餐厅公关 |
讲究“现煮”“现炸”的引以为豪的荞麦面!根据季节变化的“替代荞麦面”
为您提供使用劲道的生面,讲究“现煮”“现炸”的简单又美味的荞麦面和乌冬面。盖饭和套餐也很丰富。不仅是站席,也准备了可以安静用餐的桌席,女性客人也可以轻松使用。应对季节的“替代荞麦面”也是一大卖点。 |
今年もこの季節がやって参りました。
本日はお馴染みゴッド姐※ではなく爺Bの作品。
ね、ネギケチってんな〜!
ワサビの要不要を聞いてくる。
生姜が載ってますけどと言う事だが、冷やし蕎麦にワサビが無けりゃ、金輪際あり得ねえ欠落ワールドプロレスリングに馬場(追記:猪木だったな)欠場、スターリンからミチロウ脱退、知事が最悪な静岡から富士山逃亡てなもんでえコンコンチキ。
そんでもってわざわざ聞かれたわりにはワサビもケチケチサイズ〜!
そんな豊洲の箱根うどん。嫌いじゃ無いぜ。
給水機が故障しているのか、ぬるま湯のような水が出てくる。こんなところに季節を感じるがこりや春の季語だね。
そして味わい〜!
毎年いつもとおんなじ!笑
ただ今回醤油を多めに掛けたせいか、味にメリハリ。
通常のぶっかけや温かけに醤油オン!は禁じ手と思っていたが、ここの甘目のツユになら結構アリかも知れないわ。
連日の暑さとその反作用としての冷房の効かせ過ぎで体調悪、胃腸不調なためかちっとボリューム持て余し気味でも勢いで完食。
午後出社のため12時前の路上に出れば、日差しが強烈過ぎて溶けたわ、ワタシ。
※某路麺ブログでの呼称に準じました。ってそんなの知らんか汗