豊洲市場で大間のマグロを頂く : Bento mi

大間（おおま）のマグロのことはテレビのマグロ漁師の特番で知りました。父と母が毎回熱心に見ていて、私も一緒に見ています。大間のマグロは天然の本マグロ（クロマグロ）で、最高級品だそうです。

番組では一本釣りの漁師を多く追っていますが、漁法は一本釣りと延縄漁（はえなわりょう）があり、どちらもマグロに傷が付かないそうで、大間町観光協会のホームページには、「魚が弱ってしまう前に血抜き生〆作業を施すため、鮮度を保ってマグロを出荷することが可能となります。」とあります。
また、海流に恵まれているため、大間のマグロ自身が良質な魚やイカを食べているそうです。

日本の天然の生の本マグロが好きで、某百貨店の高級お魚屋さんで時々購入しますが、大間のマグロは一度も見たことがありません。大間のマグロなんて何万円もする高級寿司店や料亭のコースでしか食べれないものだと何年もずっと思っていました。
でもよく考えてみましたら、豊洲市場は日本最大級の水産物取扱量ですから、大間のマグロも出回っています。
2021年1月に豊洲市場に行きましたら、弁富すしさんのメニューの看板に青森県大間と書かれた黄色の小さな紙が貼ってありました。

お店の方に「鉄火丼だけ大間のマグロなのですか？」と聞きましたら、「本日は、マグロはすべて大間のマグロです。」とのことでした。2000円の日替わり握りや2000円の日替わり丼のマグロも大間のマグロだそうです。

3000円の握りか3300円の特上で迷いましたが、ウニが美味しそうでしたので3300円の特上にしました。
大間のマグロなんて、すごい産地ですが、他のお寿司のネタもそうそうたる産地です。

日替わりにぎり　2000円
日替わり丼　2000円
ネギトロ丼　2500円
鉄火丼　3000円
上握り　3000円
特上　3300円
極み　3800円
中トロ丼　4000円
マグロづくし　4000円
（全て税抜）

「大間のマグロなのに3000円って！」と思うくらいおトクです。

お寿司のネタは厚みがあり、初めて大間のマグロを頂きましたが、今まで頂いたことのある日本の天然の本マグロに比べてマグロの味が濃いと思いました。大間のマグロのは大変素晴らしく、大変美味しかったです。とても上品な味です。また食べたいです。

生の大間のマグロだったと確信しましたのと、お客様が私だけでしたので、食事が終わった後、お店の方に聞きましたら、生の大間のマグロとのことでした。台風等で生のマグロが出回らない時以外、極力、生のマグロを出しているそうです。

大間のマグロはいつでも豊洲市場のお寿司屋さんで出回っているわけではないそうですが、お正月以外でも出回っているそうです。出回っている時は、他のお店でも大間のマグロがで出回っているとのことです。

大間町観光協会のホームページに「マグロ漁は例年8月頃から釣れ始め、1月くらいまで。水温が低くなる秋から冬にかけてが、マグロ漁の旬だと言われています。」とあります。
8月から1月にかけて豊洲市場で出回っている可能性があります。
また、マグロについてインターネットで調べますと、日本には大間のマグロに匹敵するような産地のマグロもあるようですので、大間のマグロでなかったとしても、マグロがとても楽しみです。

豊洲市場のホームページで豊洲市場のお休みの日を確認できます。

食べログの他の豊洲市場のお店の口コミを見ていますと、自転者で来られているご近所にお住まいの方もいらっしゃいます。私も豊洲市場の近くに住んでいたら、たくさん豊洲市場に通えるのにと思います。ご近所の方はぜひたくさん通って欲しいと思います。

1枚目の写真の右側に大間と書かれた黄色い紙があります。

最近、2021年12月に、再訪しました。
平日ですと、2200円（税込）の日替わりにぎりや日替わり丼があるようです。